南方熊楠顕彰館

報道関係各位
南方熊楠顕彰館
館長濵岸宏一
南方熊楠顕彰館
南方熊楠翁生誕 150 周年記念
特別企画展の開催について
南方熊楠顕彰館では、特別企画展を下記のとおり開催しますので、報道方よろしくお願
いいたします。
記
南方熊楠翁生誕 150 周年記念
第 22 回特別企画展「南方熊楠と神秘主義」
会期：平成 29 年３月 18 日（土）～５月７日（日）
時間：10:00～17:00（最終入館 16:30）
会場：南方熊楠顕彰館
内容：熊楠は「夢のお告げ」で珍しい植物を発見し、「魂の入れ替わり」につい
て論じるなど、神秘的な現象に強い関心をもっていた。しかし、神秘主義
は同時代のイギリスや日本仏教界にも広く見られたものであった。熊楠た
ちを魅了した神秘主義とはいったいなんだったのか。
第１部神秘主義とは何か
第 2 部南方熊楠と神秘主義
第 3 部神秘主義と真言密教
その他：入場無料
●展示予定資料
◇南方熊楠自筆資料（心霊現象などの論文原稿、土宜法龍宛書簡、南方熊楠日記など）
◇南方熊楠蔵書その他関連資料
●関連イベント
「熊楠をもっと知ろう！」シリーズ第 37 回
座談会「熊楠の神秘体験を読み解く―心理学、文学研究、宗教学などの立場から―」
日時平成 29 年５月３日（水・祝） 14 時 00 分～
会場南方熊楠顕彰館１階学習室
パネリスト熊谷哲哉（近畿大学講師）
小坂淑子（臨床心理士）
唐澤太輔（龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員）
小田龍哉（同志社大学大学院）ほか
司会志村真幸（京都外国語大学非常勤講師）
※参加費無料
南方熊楠顕彰館担当岸裏
Tel 0739（26）9909／fax 0739（26）9913
南方熊楠翁生誕 150 周年記念
第 22 回特別企画展「南方熊楠と神秘主義」
ロンドン時代の熊楠は神秘主義に懐疑的であった。ところが、那智時代に幽体離脱を体験した
ことで態度を一変させ、マイヤーズ『人格とその死後存続』を取り寄せるなど、「魂」の問題に
関心を高めていく。ブラヴァツキー夫人の『ベールを脱いだイシス』を読んだり、「夢で新種の植
物を発見」したのもこのころである。
同時代の欧米では、神智学協会が結成され、降霊術が流行するなど神秘的なものへの関心が
高まっていた。日本の仏教界でも改革運動を進めるなかで、土宜法龍らが神智学に接近している。
本展覧会では、熊楠を中心に神秘主義の時代へと迫っていく。
【内　容】　第一部　神秘主義とは何か
第二部　南方熊楠と神秘主義
第三部　神秘主義と真言密教
【会　期】　平成 29 年３月 18 日（土）～５月７日（日）
【時　間】　10 時～ 17 時（最終入館 16 時 30 分）
【担　当】　奥山直司
志村真幸
橋爪博幸
唐澤太輔
小田龍哉
（高野山大学教授）
（京都外国語大学非常勤講師）
（桐生大学短期大学部専任講師）
（龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員）
（同志社大学大学院）
【会　場】　南方熊楠顕彰館　１階　学習室【観覧料】　無料　▲マイヤーズ肖像（Wikipedia より）
熊楠は那智時代にマイヤーズ『人格
とその死後存続』を読みふけった
【休館日】　３月 20 日 ( 月）、 21 日（火）、 27 日（月）、　28 日（火）、４月３日（月）、 10 日（月 )、
11 日（火）、 17 日（月）、 24 日（月）、 25 日（火）、５月１日（月）　（４月以降は変更の可能性があります）
【関連イベント】
熊楠をもっと知ろう！シリーズ第 37 回
座談会「熊楠の神秘体験を読み解く
ー心理学、文学研究、宗教学などの立場からー」
□日時　平成 29 年５月３日（水･祝）14 時～
□会場　南方熊楠顕彰館　１階　学習室
▲酒井潔『降霊魔術』
［和 150.04］南方熊楠蔵書
▲石橋臥波『夢』
［和 150.07］南方熊楠蔵書
□パネリスト
熊谷哲哉氏（近畿大学講師）
小坂淑子氏（臨床心理士）
唐澤太輔氏（龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員）
小田龍哉氏（同志社大学大学院）　ほか
司会志村真幸氏（京都外国語大学非常勤講師）
※参加無料（事前申込不要／直接会場へお越しください）

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