「熊楠と熊野の妖怪」の開催について[南方熊楠顕彰館]

報道関係各位
南方熊楠顕彰館
館長 濵岸 宏一
南方熊楠顕彰館
特別企画展の開催について
南方熊楠顕彰館では、特別企画展を下記のとおり開催しますので、報道方よろしくお願
いいたします。
記
第 21 回特別企画展「熊楠と熊野の妖怪」
会 期:平成 28 年7月 16 日(土)~9月 11 日(日)
時 間:10:00~17:00(最終入館 16:30)
会 場:南方熊楠顕彰館
内 容:南方熊楠は、豊かな伝承の残る紀南地方の民俗に関心がふかく、生物研究
のために熊野の森に分け入るように書物の森に出かけ、街中で多くの人び
と交わって、さまざまな習俗・伝承・民間信仰に出会いました。この夏の
南方熊楠顕彰館特別企画展では、熊楠が見聞した熊野の妖怪と怪異伝承と、
熊楠がそれをどうみたかをご紹介します。
その他:入場無料
●展示予定資料
◇山の神草紙写本・下絵 ◇柳田國男宛南方熊楠書簡
◇南方熊楠蔵書 その他関係資料
◇田辺抜書
◇南方熊楠日記
●関連イベント
「熊楠をもっと知ろう!」シリーズ第 35 回
シンポジウム「熊楠と熊野の妖怪」
日時 平成 28 年8月 20 日(土) 14 時~16 時(予定)
会場 南方熊楠顕彰館 1階 学習室
講師 中島敦司(和歌山大学教授)
展示解説 広川英一郎(東京都立府中東高等学校教諭)
伊藤慎吾(國學院大學非常勤講師)
飯倉義之(國學院大學准教授)
4 人の先生方によるパネルディスカッション
※参加無料
南方熊楠顕彰館
Tel 0739(26)9909/fax 0739(26)9913
第 回特別企画展
熊楠と熊野の妖怪
21
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第 35 回
シンポジウム「熊楠と熊野の妖怪」
2016 年 8 月 20 日(土)
14 時~ 16 時(予定)
講 演 中島 敦司 氏(和歌山大学 教授)
展示解説 広川 英一郎 氏(多摩大学目黒高等学校 教員)
伊藤 慎吾 氏(國學院大學 非常勤講師)
飯倉 義之 氏(國學院大學 准教授)
パネルディスカッション
※参加費無料(事前申込不要)
第 21 回特別企画展 「熊楠と熊野の妖怪」
南方熊楠は、 豊かな伝承の残る紀南地方の民俗に関心がふかく、 生物研究のために熊野の森
に分け入るように書物の森に出かけ、 街中で多くの人びと交わって、 さまざまな習俗 ・ 伝承 ・ 民
間信仰に出会いました。 今回の特別企画展では、 熊楠が見聞した熊野の妖怪と怪異伝承と、
熊楠がそれをどうみたかをご紹介します。
【内 容】 1. 紀南の妖怪
2. 熊楠の妖怪研究
3. 自然科学する眼
【会 期】 平成 28 年7月 16 日(土)~9月 11 日(日)
【時 間】 10 時~ 17 時 (最終入館 16 時 30 分)
【担 当】 伊藤慎吾 (國學院大學非常勤講師)
飯倉義之 (國學院大學准教授)
広川英一郎 (多摩大学目黒高等学校教員)
【会 場】 南方熊楠顕彰館 1階 学習室 【観覧料】 無料 【休館日】 7月 19 日 ( 火)、25 日 (月)、26 日 (火)、
8月 1 日 (月)、8日 (月 )、9日 (火)、12 日 (金)、
15 日 (月)、 22 日 (月)、 23 日 (火)、 29 日 (月)、
9月5日 (月)
▲山の神草紙写本・下絵[関連 0160]
オコゼの姫と山の神(狼)の婚姻を描いた室町時代に成
立した物語絵巻で、一般に『をこぜ』と呼ばれています。
熊楠は田辺の知人宅で屏風に仕立て替えられた本作を見
出し大変関心を持ちました。この発見は、後に柳田國男
との濃密な学術的交流をもたらすことになります。
(南方熊楠顕彰館蔵)
【関連イベント】
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第 35 回
シンポジウム「熊楠と熊野の妖怪」
□日 時 平成 28 年8月 20 日(土)
14 時~ 16 時 ( 予定 )
□会 場 南方熊楠顕彰館 1階 学習室
□講 演 中島敦司氏(和歌山大学教授)
展示解説 広川英一郎氏(多摩大学目黒高等学校教員)
伊藤慎吾氏(國學院大學非常勤講師)
飯倉義之氏(國學院大學准教授)
4 人の先生によるパネルディスカッション
※参加無料(事前申込不要/直接会場へお越しください)
▲田辺抜書 第 58 巻[自筆 0225]
熊楠が、江戸時代の読み物『好色小柴垣』から抜書き
した、恨みを持って死んだ女の霊。
(南方熊楠顕彰館蔵)