ここから 5 × Ⅱ 提案募集方式について知りたい 以下のような提案は、 権限移譲又は地方に対する規制緩和に当たらない と考えられ、 対象外 ● 国・地方の税財源配分や税制改正 ● 予算事業の新設提案 ご注意 ● 国が直接執行する事業の運用改善 ● 個別の公共用物に係る管理主体の変更 ● 現行制度でも対応可能であることが明らかな事項 Point 提案の対象範囲のイメージ図 ❷地方に対する規制緩和 対象 ※本府省の事務・権限も対象 ※①法定受託事務に関するもの ②政省令等によるもの ③補助金等の要綱等によるものも対象 1 提案募集方式の概要 (義務付け・枠付けの見直し、 必置規制の見直し) 対象 補助率の引上げ、 補助金の廃止による 一般財源化 ❶地方公共団体への 事務・権限の移譲 手挙げ方式(個々の地方公共団体の発意に応じた選択的移譲)とする提案 ※提案団体のみを対象とした提案は対象外 対象 × ONE point 権限移譲又は地方に対する規制緩和に関連する提案 ①国・地方の税財源配分や税制改正 ②予算事業の新設提案 ③国が直接執行する事業の運用改善 ④個別の公共用物に係る管理主体の変更 ⑤現行制度でも対応可能であることが明らかな事項 アドバイス お気軽に問い合わせ下さい。 各地方公共団体から内閣府に派遣された調査員が丁寧に対応します。 問い合わせ先 内閣府 地方分権改革推進室 提案募集総括担当 住 所 〒100-8970 東京都千代田区霞が関 3-1-1 中央合同庁舎4号館8階 電 話 03-3581-2437 15 Ⅱ 提案募集方式について知りたい 2. 事前相談から提案までの手続 提案団体が地方分権改革に関する提案を行う前に、内閣府地方分権改革推進室 (以下 「内閣府」 という。) に事前相 談を行っていただく必要があります。 事前相談とは、地方分権改革に関する提案を行おうとする地方公共団体が、提案案件について事前に内閣府に相 談し、内閣府から各府省や団体との調整経験を踏まえた助言を受けるやり取りを重ねる中で、提案団体が支障事例 や論点を補強し、提案内容を充実させる取組であり、提案の実現可能性を高める上でも重要なプロセスです。 具体的には、現行制度により生じている地域の課題や支障事例を踏まえ、提案団体から内閣府に事前相談を行う ところから始まり、提案の提出まで、以下の流れとなります。 提案団体 内閣府地方分権改革推進室 地域の課題・支障事例の把握 提案に向け、現行制度により生じている地域の 課題や支障事例を明確化 【地域の課題や支障事例の例】 ●国が定める全国一律の基準が地域の実情と 合わない ●国との手続が煩雑で時間がかかり、地域で 機動的に対応できない ●事務・権限がないので、地域で取り組むこ とができない 事前相談の連絡 事前相談を希望する案件について、内閣府に メール送信か、電話のいずれかによって連絡 ※事前相談段階では首長の了解は不要 事前相談の受付 事前相談を受け付け、内容を確認 【事前相談における内閣府としての着眼点】 ①提案の対象に該当するか 事前相談 ②支障事例の具体性 【提案の対象】 ①地方公共団体への事務・権限の移譲 ③制度改正による効果 ②地方に対する規制緩和 ④各府省における議論の状況や、過去の提案 における取扱い 助言を踏まえた記載内容の改善 提案団体に対する助言 内閣府とのやり取りを重ねながら、事実関係や 各府省や団体との調整経験を踏まえ、提案の データ、支障事例や論点を補強し、提案段階 支障事例・論点を明確化し、説得力を高める まで内容を改善・充実 上で、必要と考えられる事実関係やデータの 方向性や、提案の記載方法の方向性について 提案団体に助言 内閣府とのやり取りを 提案の提出 重ねても、最終的に、 ●提案の対象とならな いもの ● 支 障 事 例が 具 体 化 できないものは提案 団体の判断で提案に 至らないケースも 16 提案の提出 首長の了解を得て、 提案様式に記載し、 内閣府に連絡 提案の受付 提案を受け付け、各府省に検討を要請
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