飲酒運転理由、甘い考えが目立った (2017/03/07)

2017/03/07 (火)事故防止資料
タイツウ運輸
代表取締役
植田伸一
飲酒運転理由
甘い考えが目立った
①「捕まらないと思った」
②「近くだから、大丈夫だと思った」
③「車が必要だから」
④「酔いがさめたと思った」
⑤「飲んだ量が少ないから、大丈夫だと思った」
同乗、車両提供、酒類提供容疑の、「周辺者3罪」では、
すべてが飲酒を知りながら運転を依頼する、同乗容疑だった
(2017年3月6日午前11時30分)
2016年に福井県内で飲酒運転で摘発された違反者は前年比13人減の188人で、罰則
が強化された改正道交法施行の02年以降で初めて200人を割り込み、最少を更新したこと
が福井県警のまとめで分かった。
飲酒運転した理由では「捕まらないと思った」が違反者の半数近くを占め、「近くだから」
「酔いがさめた」「飲酒量が少ない」と合わせ、甘い考えが目立った。
188人とは別に人身事故を起こした飲酒運転違反者は28人(前年比2人増)おり、うち
2人は自転車の飲酒運転だった。
このうち危険運転致傷容疑の適用は5人(同2人増)。
死亡事故を起こしたのは7人(同5人増)だった。
飲酒運転による事故は追突8件、出合い頭の衝突5件、正面衝突3件。
188人の男女別では、男性は169人、女性19人。
違反理由で「捕まらないと思った」としたのは80人おり、42・5%を占めた。
「近くだから」が45人、「車が必要」が16人と続き、「酔いがさめた」が8人、「飲酒
量が少ない」が5人いた。
また飲酒運転違反者とは別に、同乗、車両提供、酒類提供容疑の「周辺者3罪」では7人(
同7人減)を摘発。
すべてが飲酒を知りながら運転を依頼する同乗容疑だった。
県警交通指導課は「少量のアルコールであっても運転に影響を与え、命にかかわる悲惨な交
通事故を起こす危険性が高い。飲酒運転を他人ごとと考えず、身近な問題として注意してほし
い」と話している。