横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 29 年3月7日 総 務 局 総 務 課 平成 29 年第1回市会定例会 追加議案提出一覧 Ⅰ 1 一 般 議 案 4件 条 例 の 一 部 改 正 2件 横浜市指定通所支援の事業等の人員、設備、運営等の基 準に関する条例の一部改正 2 契 約 の 変 更 2件 高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事請負契約 の変更 合 計 ほか1件 ほか1件 4件 平成29年3月7日発送 平成29年3月14日提出 お問合せ先 総 務 局 総 務 課 長 佐 藤 広 毅 Tel 045-671-2046 市第 159 号議案 横浜市指定通所支援の事業等の人員、設備、運営等の 基準に関する条例の一部改正 1 趣旨 「児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を一部改 正する省令(平成29年厚生労働省令第6号)」の制定に伴い、関連する条例の一部を改正し ます。 2 改正の概要 (1) 指定放課後等デイサービスの人員基準 【改正】 指定放課後等デイサービスの人員配置基準について、置くべき従業者を児童指導員、保 育士又は障害福祉サービス経験者とし、そのうちの半数以上を児童指導員又は保育士とし なければならないこととします。 ただし、平成 29 年3月 31 日現在既に開所している事業所は、平成 30 年3月 31 日ま で改正前の人員基準で事業を行うことができます。 改正前 置くべき従業者 今回改正 指導員(資格なし)又は 児童指導員※、保育士又は障害福祉サービス 保育士 経験者(2年以上) うち、半数以上を児童指導員又は保育士 ※ 児童指導員は、社会福祉士、教員免許保持者、社会福祉学等修了者、児童福祉事業経験2年 以上の者(放課後等デイサービス経験者等)などを指す (2) 指定放課後等デイサービス事業者による情報提供等の義務付け 【新設】 指定放課後等デイサービス事業者には、事業内容に関する情報提供を行うこと、また提 供するサービスに対して評価及び公表を行うことが義務付けられました。 改正前 今回改正 (規定なし) ・障害児が適切に利用できるよう、実施する事業内容の情 報提供を行うこと ・提供するサービスの自己評価を行うとともに、利用する 情報の提供等 障害児の保護者による評価を受け、サービスの改善を行う こと ・概ね1年に1回以上、実施した評価及び改善の内容を公 表すること 3 施行期日 平成 29 年4月1日 -1- 等 市第 160 号議案 横浜市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備、運営等の 基準に関する条例及び横浜市障害福祉サービス事業の設備及び 運営の基準に関する条例の一部改正 1 改正の趣旨 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行規則等の一部を改 正する省令」が平成 29 年2月9日に公布、平成 29 年4月1日に施行され、就労継続支援 A型(※)の基準が改正されます。 これに伴い、省令の改正内容を本市条例に反映するため、関係する条例の一部を改正し ます。 (※)就労継続支援A型 通常の事業所に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して 行う、雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供、その他の就労に必要 な知識及び能力の向上のために必要な訓練、その他の必要な支援を行う事業です。 <参考:就労継続支援A型事業に係る状況(今回の改正に至った背景)> 就労継続支援A型事業は、自立支援給付費のほか労働行政からの補助金を活用することで収入を 得やすい状況にあることから、営利企業の参入などで全国的に事業所が増加してきました。それに 伴い、運営法人の制度理解が不十分であるなど、本来の障害福祉サービスとしては不適切な事業所 も見られるようになりました。 今回の省令改正は、不適切な運営を行っている事業所に対する規制を明確化するためのものです。 2 改正する条例 (1) 横浜市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備、運営等の基準に関する条例(平 成 24 年 12 月横浜市条例第 64 号)(以下「指定基準条例」とします。) (2) 横浜市障害福祉サービスの事業等の設備及び運営の基準に関する条例(平成 24 年 12 月横浜市条例第 66 号)(以下「最低基準条例」とします。) ※指定基準条例は、自立支援給付費の支払対象となるサービスの質を担保するための基準であり、 最低基準条例は、施設を必要とするサービスの提供にあたって最低限守らなければならない 基準で、法律で条例の制定が定められているものですが、いずれもほぼ同じ内容です。 ※今回の省令の改正内容は、条例が「従うべき基準」と条例が「参酌すべき基準」とがありますが、 いずれも省令の規定どおり改正します。 -2- 3 改正の内容 指定基準条例及び最低基準条例における就労継続支援A型事業の運営に関する基準に、 以下の条項を追加します。 ○指定基準条例 条 項 追 加 内 容 第 179 条第3項 事業者が利用者に対してその希望を踏まえた就労の機会提供を 参酌すべ (就労) 行う旨の義務を規定 き基準 第 180 条第2項 事業者は生産活動に係る事業収入から必要経費を控除した額が 従うべき (賃金及び工賃) 賃金の総額以上となるようにしなければならない旨の規定 第 180 条第6項 事業者が利用者に支払う賃金及び工賃の額について、原則、自 (賃金及び工賃) 立支援給付から充当してはならない旨の規定 基準 従うべき 基準 第 184 条の2 事業者が定めるべき運営規程の項目として、生産活動の内容、 参酌すべ (運営規程) 利用者の労働時間、作業時間及び賃金、工賃を追加 き基準 ○最低基準条例 条 項 追 加 内 容 第 71 条の2 事業者が定めるべき運営規程の項目として、生産活動の内容、 参酌すべ (運営規程) 利用者の労働時間、作業時間及び賃金、工賃を追加 き基準 第 78 条第3項 事業者が利用者に対してその希望を踏まえた就労の機会提供を 参酌すべ (就労) 行う旨の義務を規定 き基準 第 79 条第2項 事業者は生産活動に係る事業収入から必要経費を控除した額が 従うべき (賃金及び工賃) 賃金の総額以上となるようにしなければならない旨の規定 4 条例の施行予定日 平成 29 年4月1日 -3- 基準 市第 161 号議案 高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事請負契約の変更 1 趣旨 高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事請負契約の契約金額及び完成期限を変更しま す。 2 変更の概要 (1) 契約金額 土壌汚染対策法の環境基準を超える自然由来のヒ素が混入する建設発生土の割合が、当初の 想定を大きく上回ったことに伴い、建設発生土の処理方法を変更することなどにより、契約金 額を増額します。 【変更前】 36,069,089,400 円 【変更後】 41,127,164,640 円 (5,058,075,240 円の増額) 増額内訳 事由 増額 建設発生土の処理方法の見直し ①工事間流用を考えていた建設発生土(約 12 万 m3)の運搬・処分費用の増加 約 45 億円 ②ヒ素混入に伴い、処分先を変更することによる運搬費のコスト増など 工事ヤード復旧工事の追加 約 6 億円 約 51 億円 (2) 完成期限 工事ヤードとして使用している近隣農地について、シールド掘進完了後に必要となる復旧工 事を追加するため、完成期限を延長します。 なお、シールド本線工事への影響はなく、東京 2020 オリンピック・パラリンピックまでの 全線開通を目指します。 【変更前】 平成 31 年 3月 18 日 【変更後】 平成 31 年 12 月 27 日 <高速横浜環状北西線> 東名高速道路の横浜青葉ICと第三京浜道路の港北ICを結ぶ、延長約 7.1 キロメートルの自動車専用道路 シールドトンネル区間 -4- 3 参考 (1) 契約締結 平成 27 年第2回市会定例会 市第 27 号議案 (平成 27 年5月 29 日議決) 工 事 概 要 シールド工 延 長 3,890m 内 径 11m 工 事 場 所 緑区北八朔町 218 番地の4から都筑区東方町 660 番地の1まで 契 約 金 額 36,012,600,000 円 完 成 期 限 平成 31 年3月 18 日 契約の相手方 安藤ハザマ・岩田地崎・土志田・宮本土木建設共同企業体 (2) 契約の変更 平成 27 年第3回市会定例会 市第 84 号議案 (平成 27 年9月 25 日議決) 契 約 金 額 36,012,600,000 円 → 36,069,089,400 円 変 更 理 由 公共工事設計労務単価等の改定に伴う特例措置により、旧単価に 基づく当初契約に新単価を適用 -5- 市第 162 号議案 1 高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事委託契約の変更 趣旨 高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事委託契約の履行期限を変更しま す。 2 変更の概要 工事ヤードとして使用している近隣農地について、シールド掘進完了後に必要 となる復旧工事を追加するため、履行期限を延長します。 なお、シールド本線工事への影響はなく、東京 2020 オリンピック・パラリンピ ックまでの全線開通を目指します。 【変更前】 平成 31 年 3月 31 日 【変更後】 平成 31 年 12 月 27 日 3 参考 <契約概要> 平成 26 年第2回市会定例会 市第 24 号議案 (平成 26 年6月3日議決) 委託工事概要 シールド工 一式 履 行 場 所 緑区北八朔町 218 番地の4から都筑区東方町 660 番地の1まで 契 約 金 額 45,651,600,000 円 履 行 期 限 平成 31 年3月 31 日 契約の相手方 首都高速道路株式会社 -6-
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