認可対象候補物質リストに 4 物質を追加

ニュースコンテナー記事 No.1
■ 発行 2017.3.10
認可対象候補物質リストに 4 物質を追加
欧州化学物質庁(ECHA)は2017年1月12日、認可対象候補物質リスト(Candidate List)に第16次の
認可対象候補物質として、4物質を追加したことを発表しました。
この結果、認可対象候補物質は計173物質となり、このうち31物質はREACH規則付属書ⅩⅣに収載
され、認可対象物質となっています。
今回追加された物質は、次の通りです。
1. 4,4’-プロパン-2,2-ジイルジフェノール(ビスフェノールA)
(4,4’-isopropylidenediphenol (bisphenol A))
(CAS番号:80-05-7)
2. 4-ヘプチルフェノール、分岐および直鎖
(4-Heptylphenol, branched and linear)
(CAS番号:-)
3. ノナデカフルオロデカン酸とそのナトリウム、アンモニウム塩
Nonadecafluorodecanoic acid (PFDA)
and its sodium and ammonium salts
(CAS番号:3108-42-7,335-76-2,3830-45-3)
4. 4-tert-ペンチルフェノール
p-(1,1-dimethylpropyl)phenol
(CAS番号:80-46-6)
成形品の製造者及び輸入者は、0.1wt%を超過するSVHCが自社の成形品中に含まれ、それらの
成形品中の該当物質が年間1トンを上回る場合、認可対象候補物質リストへの収載から6ヶ月以内に
ECHAへの届出が義務付けられています。
当社では、今回収載されたビスフェノールAの測定についても実績があります。
また、ビスフェノールA以外に認可対象候補物質リストに記載されているフタル酸エステル類などの
可塑剤、HBCDDなどの難燃剤、有機スズ、多環芳香族炭化水素(PAHs)についても分析の実績があり
ます。
ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
資料
平成29年1月12日付
欧州化学物質庁ホームページ
分析技術箇所
五月女欣央
製品/材料中の金属などの分析においてISO/IEC17025の試験所認定を追加取得!
〒336 -0015 さいたま市南区大字太田窪 2051 番地 2
TEL.0120-01-2590
FAX.048-886-2817
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この度、当社での製品/材料中のアンチモン,リン,ベリリウムの分析に対して、試験所
の国際規格(ISO/IEC17025)の認定範囲への追加が承認されました。これにより、
RoHS 6 物質に加え、グリーン調達基準の管理物質でもある 3 物質のデータが国際
的にも通用することになりました。