独立行政法人国民生活セ ン ター 法等の一 部を 改正する法律

独立行政法人国民生活センター 法等の一部を改正する法律
独 立 行 政 法 人 国 民 生 活 セ ン タ ー 法 ( 平 成 十 四 年 法律 第 百 二 十 三 号 )の 一 部を 次 の よ う に 改 正 す る 。
(独立行政法人国民生活セ ンター法の一 部改正)
第一条
目次中「利益及び損失の処理の特例等(第四十三条)」を「財務及び会 計(第 四十三条・第 四十 三条の
二)」に改める。
第三条中「実施する」を「実施し、及び その利用を容易にする」に改める。
特定適格消費者団体( 消費者の財産的被害 の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する
第十条中第七号を第八号とし、第六号の次に次の一号を加える。
七
法律(平成二十五年法律第九十六号)第二条第十号に規定する特定適格消費者団体を いう。)が 行う
同 法 第 五 十 六 条 第 一 項 の 申 立て に 係 る 仮 差 押 命 令 の担 保 を 立て るこ と 。
財務及び会計
第四章の章名を 次のように改める。
第四章
第四十三条に見 出しとして 「(利 益及び損失の処理 の特例等 )」を 付す る。
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第四章中第四十三条の次に次の一条を加える。
(長期借入金)
セ ン ターは 、第 十 条 第 七 号 に 掲げ る 業 務 又はこ れ に 附 帯す る業 務 に 必要な 費 用 に 充て る
内閣総理大臣は、前二項の規定による認 可を しようと するときは、財務大臣に協議しなければならな
ない。
セ ン ター は 、 毎事業 年度 、 長 期 借 入 金 の償 還 計画を 立て て 、内 閣 総 理 大臣 の認 可を 受け なけ れ ば な ら
た め 、内閣 総 理 大臣 の認 可を 受け て 、 長 期借 入 金を す るこ と がで き る 。
第四十三条の二
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い。
第 四十 三 条 の 二第一 項 又は第 二 項 の 規定に よ り 内閣総理 大臣の認 可を 受けなければ ならない場合に
第四十九条に次の一号を加える。
三
お いて 、 そ の 認 可を 受け な か っ た と き 。
消費者契約 法(平成十二年法律第六十一号)の一 部を 次のように 改正する。
(消費者契約法の一部改正)
第二条
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第十七条第一項中「三年」を「六年」に改める。
消費者の財 産的被害の集団的 な回復のための民 事の裁判手続の特例に関する法律( 平成二十五年法
(消費者の財 産的 被害の集団的な回 復のた めの民事の 裁判手続の特例に 関する法律 の一 部 改正)
第三条
律第九十六号)の一部を次のように 改正する。
第 六 十 九 条 第 一 項 た だ し 書 中 「 が 特 定 認 定 の 有 効 期 間 」 を 「 ( 以 下 こ の 項 に お いて 単 に 「 残 存 期 間 」 と
いう。)が三年」に、「場合には、同項の認定の有効期間の」を「ときは」に改め 、「同一」の下に「 の
特定適格消費者団体、独立行政法人国民生活セ ンターその他の関係者は、独立行政法人国民生活セン
第七十五条の見出しを「( 特定適格消費者団体等の責務)」に改め、同条に次の一項を加える。
期間とし、残存期間が三年より長いときは残存期間から三年を 控除した期間」を加える。
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ターが行う独立行政法人国民生活センター法(平成十四年法律第百二十三号)第十条第七号に掲げる業
務 が 円 滑 か つ 効 果 的 に 実 施 され る よう 、 相 互 に 連 携 を 図 り な が ら 協 力 す る よ う に 努 め な け れ ば な ら な い 。
則
附則第六条中「(平成十四年法律第百二十三号)」を削る。
附
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こ の 法 律 は 、平 成 二 十 九 年 十 月 一 日 か ら 施 行 す る。 た だ し 、 附 則 第 五 条 の 規 定 は 、 公 布 の 日 か ら 施
(施行期日)
第一条
行する。
こ の 法律 の 施 行の 際現 に第 二 条 の 規定 に よる 改 正前 の 消 費 者 契 約 法 第 十三 条 第 一 項 の 認 定 を 受け て
(消費者契約法の一部改正に伴う経過措置)
第二条
い る 者 ( 次 条 に お いて 「 既 存 適 格 消 費 者 団 体 」 と い う 。 ) に 係る 当 該 認 定 の 有 効 期 間 に つ いて は 、 そ の 満
了の日まで の間は、第 二条の規定による改正後の消費者契約法第十七条第一項の規定にかかわらず、なお
従前の例による。
こ の法律 の施行の際現に第三 条 の規定 に よる改 正前 の消費者 の財 産的被害 の集団的 な 回復のための
(消費者 の財 産的被害の集団的 な回復のた めの民事 の裁判手続の特例に 関する法律 の一 部 改正に伴う経過
措置)
第三条
民事の裁判手続の特例に関する法律第六十五条第一項に規定する特定認定を受けて いる者に係る当該特定
認定及び既存適格 消費者団体が前条 の規定によりなお 従前の例によるこ ととされ る有効期間 の 満了の日ま
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で の間に第三条 の規定による改正後の消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例
に 関 す る 法 律 ( 以 下 こ の 条 に お いて 「 新 消 費 者 裁 判 手 続 特 例 法 」 と い う 。 ) 第 六 十 五 条 第 一 項 に 規 定 す る
特 定 認 定 を 受 け た 場 合 に お け る 当 該 特 定 認 定 の 有 効 期 間 に つ いて は 、 新 消 費 者 裁 判 手 続 特 例 法 第 六 十 九 条
第一項の規定にかかわらず、なお従前の例による。
こ の 法 律 の 施 行 前 に し た 行為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
(罰則に関する経過措置)
第四条
前 三 条 に 定 めるも の のほ か 、こ の 法律 の施 行に 関 し 必要 な 経 過措 置は 、 政令で 定 め る 。
(政令への委任)
第五条
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理
由
消費者と事業者と の間の情報の質及び量並びに交渉力 の格差に鑑み、消費者の被害の発生 又は拡大を防止
するとともにその被害を回復するため、独立行政法人国民生活センター の業務として 消費者の財産的被害の
集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律における特定適格消費者団体のする仮差押えに係
る 担 保を 立て る 業 務 を 追 加 す る 等 の措 置を 講ず る 必 要 が あ る 。こ れ が 、こ の 法 律 案を 提 出 す る 理 由で あ る 。
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