貿易帳票電子保管ソリューションによる期待効果 1. 貿易業務手続の省力化による業務効率化 人手に頼っている以下の貿易業務手続きを、 システムにより省力化することで、業務負荷の軽減と業務スピード向上が期待できます。 (1) 自社作成または外部会社から入手した貿易帳票の進捗管理業務 (2)通関予定日、貨物搬出・搬入日、 フリータイム等の期限管理(及び問い合わせ)業務 (3) 貿易帳票及び送受信したメールの自動保管と、社内関連部署や仕向け先/通関業者等の外部会社への配信業務 (4)輸出入許可情報の取得と保管業務 また、業務担当者の業務負荷を軽減することにより、 より厳格なコンプライアンスチェックや緊急時対応、物流コスト適正化施策の 検討など、本来あるべき業務に専念する事ができます。 貿易帳票電子保管ソリューション 2. 税関事後調査の対応力強化 ■ 電子化された貿易帳票、 仕向け先等とのメール(本文、添付資料) を自動保存・一元管理することで、書類の登録忘れや書類の紛失な どを防止できます。 また、権限のある関係者が最新書類を確認できることで、 ミスを早期に発見、是正できます。 ■ 税関事後調査は、 本システムの紐付け管理、 タイムスタンプ管理、即時検索を活用して、 スムーズかつ確実に実施することができます。 ■ 事後調査の準備作業 (エビデンス帳票の不足・不備確認、輸出入許可情報との内容確認など) を日々業務の一環で行う (デイリ― ワーク化する) ことより、事後調査直前の準備に掛かる作業の負荷を回避できます。 3. 貿易諸掛、手続き進捗の『見える化』とグローバルSCM最適化に向けての戦略立案 ■ 蓄積された帳票データや輸出入許可情報から取引単位、 品目単位の諸掛(運賃、関税、手数料等) や貿易手続きの処理時間などを 『見える化』 し、 コストダウン、業務スピード向上のための改善施策に活用することができます。 ■ 物流コストのみならず、 グローバルSCMのルート見直しや拠点配置、 さらには製品ライフサイクルの再検討など、 経営視点での戦略 立案に活用することができます。 ※上記の期待効果は、一部オプション機能による効果を含みます。 関連ソリューションのご紹介 安全保障貿易管理ソリューション 法令リスク回避とコンプライアンスを強化するための安全保障貿易管理(顧客審査、該非判定、取引審査) のソリューション 主な機能と効果 最新懸念顧客リストに基づく顧客の自動チェックアウト、政省令改正による該非判定見直し品目の自動チェックアウトによるリスク回避 社内規則に沿った業務手順ガイドや、正確な情報登録を促すサジェスト機能による品質低下の防止と業務の属人性排除 ■ 取引のリスクに応じた審査フローの 「濃淡管理」 による更なるリスク回避 など ■ ■ ※貿易帳票電子保管ソリューションと連携することで、取引審査結果とINVOICE等の貿易帳票との紐付き管理を行うことが可能となります。 ※本カタログ中の会社名、商品名は各社の商標、 または登録商標です。 ※本文中および図中では、TMマーク、 ®マークは表記しておりません。 ※製品の仕様は、改良の為、予告なく変更する場合があります。 ※本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法並びに米国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをお取りください。 なお、 ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。 ※本カタログ中の情報は、 カタログ作成時点のものです。 商品・サービスに関するお問い合わせ・ご相談受付 【電話による受付】 受付時間 10:00∼17:30 月曜日∼金曜日 (祝日、弊社休業日を除く) 【メールによる受付】 [email protected] ※ご相談、ご依頼いただいた内容は、回答等のため、弊社のグループ会社に情報を提供し対応させていただく ことがあります。取り扱いには充分注意し、お客様の許可なく他の目的に使用することはありません。 本カタログ掲載商品・サービスの詳細情報 http://www.hitachi-solutions.co.jp/ttp/ このカタログは資源保護のため、 再生紙を使用しています。 H28S-25-00 2017.02 株式会社 日立ソリューションズ http://www.hitachi-solutions.co.jp/ 企業コンプライアンス・ ガバナンス強化 貿易帳票電子保管ソリューションの特長と概要 ソリューションのコンセプトは、 コンプライアンス・ガバナンス強化と業務効率化の両立です。 企業のグローバル化が加速し、国際情勢不安に対する規制の強化、 さらには主要貿易相手国の体制変更に伴う我が国の通商戦略見直しなど、 企業を取り巻く外部環境は、ますます多様化・複雑化しています。 コンプライアンス経営のためには、関連法令を遵守し、企業グループ全体のコンプライアンスやガバナンス強化が急務です。 しかしながら、 貿易業務は専門性が高いため、属人化が進む傾向にあり、業務担当者の負担もますます重くなっています。 社会的信頼失墜 ブランド毀損 業務効率化 貿易帳票保管 輸出入許可情報集積 貿易手続きトラッキング 変更後再登録された帳票は履歴管理(バー ジョン管理) します。 また、過去に溯って変更 前の内容を確認できます。スキャナ等で読 み込んだ書類は、 タイムスタンプを付加した 形で電子保存することが可能です。 NACCSから輸出入許可データを自動取得 し、蓄積します。通関申請の不備発覚等によ る許可後訂正等の情報をバージョン管理す ることができます。 通関申告に必要な貿易書類が揃っているか などの書類トラッキングが行えます。また、 通関日、B/L入手など、期限管理が必要な 貿易手続きに関しては、期限前日数を設定 しておく事で自動的に進捗管理が 可能です。 C A メール連携 ※1 E 顧客 サプライヤ (海外工場等) (海外工場等) 通関業者、クーリエ業者 海上/航空輸送業者 他 メール連携 D 調達部門 ガバナンス コンプライアンス 強化 強化 問題発見とその原因を掘り下げながらビジュアルに 分析することができます。 D 貿易手続き業務におけるプロセスやエビデンス (貿易帳票、輸出入許可情報) を一元的に管理し、 コンプライアンス・ガバナンス強化と業務効率化の両立をサポートします。 営業部門 業務量増加 データ分析 ※1 社外からのメールに添付されたファイル (貿易帳票) を、 自動保存することが可能です。 リスク回避 属人化 B 貿易帳票保管(帳票紐付き管理) A 基幹系システム (輸出/輸入) C 法令遵守やコンプライアンス・ガバナンス強化に向けた管理強化の取り組み と 貿易業務に関わる業務効率化や経験豊富なベテラン社員に依存しない業務遂行 を 両立できる仕組み が整っていなければ、業務を継続し、定着していくことが困難です。 貿易帳票/情報 一元管理DB 貿易手続きトラッキング (期限管理) 貿易管理部門 証 タイムスタンプ B 輸出入許可情報集積 (確認/分析) E NACCS/ CCIS※2 データ分析 会計部門 物流部門 お客様が抱えるこれらの課題解決に対して 認 経営管理部門 税関 ※1 別途、他製品との連携で実現 ※2 NACCS:Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System 日本輸出入・港湾関連情報処理システム/CCIS:社団法人 日本通関業連合会が運営する通関情報提供システム ? 貿易業務に関する、 こんなお悩みはありませんか? ! 貿易帳票電子保管ソリューションが解決します! 1. 税関事後調査への対応(貿易帳票の保管)は万全ですか? 電子帳簿保存法に準じた電子帳票の一元管理により、税関事後調査にスムーズな対応が可能です。 2. 関税申告額や諸経費の正確性、 妥当性チェックは迅速に実施できていますか? 是正できます。 貿易関連情報をタイムリーに集積し、帳簿上のミスや漏れを即時に発見、 3. 必要書類の過不足確認や保管管理業務を効率化したいと思いませんか? 貿易手続き業務を効率化できます。 貿易書類の電子保管とオーダーとの紐付き管理を自動化することで、 4. 特定の個人やベテラン社員に依存した業務体制になっていませんか? 手続きの進捗管理により、関連部署へ問い合わせすることなく誰にでも貿易手続きの管理が行えます。
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