施工中のメガソーラー施設における資材盗難監視システムを導入商用

2017 年 2 月 27 日
報道関係者各位
プレスリリース（報道資料）
東京都千代田区九段南 4-7-15
日本電業工作株式会社
施工中のメガソーラー施設における資材盗難監視システムを導入
商用電源不要のワイヤレスを活用した防犯カメラ監視システムで窃盗団を検知
日本電業工作株式会社(本社：東京都千代田区九段南 4-7-15、代表取締役社長：瀬川純、以下 DENGYO)はこの度、メガソーラ
ー施設における、施工中の資材盗難監視と現場の進捗管理を目的として、ワイヤレスを活用したカメラ監視システムを設置しま
した。
複数地点に設置されたカメラにより、日中の施工現場を遠隔地で進捗管理できるとともに、夜間は資材の盗難を監視できるよ
うになり、資材盗難防止と犯人検挙に貢献することができました。カメラ映像は長距離無線 LAN システム「FalconWAVE®」によ
りワイヤレスで集約することができるため、配線工事不要での構築が実現しています。また、メガソーラー施設施工後はそのま
ま遠隔監視システムとして活用することが可能となります。
DENGYO では、日本防犯学校の梅本学長監修により、過去の犯罪事例を基に今後想定される犯罪を予知予測した防犯対策であ
るワイヤレスを活用した「予知防犯」を提案しています。
≪長距離無線 LAN システム FalconWAVE≫製品詳細 URL：http://www.den-gyo.com/solution/solution03.html
【製品の概要】
近年、建設中のメガソーラー施設において送電用の銅線ケーブルや資材が盗まれる被
害が多発しています。広大なメガソーラーは人目に付きにくい場所に建設されることが
多いため、防犯カメラ等の監視システムのない施設は特に狙われやすく、夜間などの防
犯対策の強化が求められています。
DENGYO の防犯カメラ監視システムは、電源・配線工事不要のため必要な場所に柔軟に
設置することができ、長距離無線 LAN システム「FalconWAVE」で複数箇所に設置したカ
メラ映像をワイヤレスで集約し、常時録画している画像の遠隔地でのリアルタイム監視
が可能となります。また、必要に応じて移動することもできます。
設置したメガソーラー施設では、施工中には仮設置で現場の進捗状況に応じて監視ポ
イントを移動し、赤外線センサなど外部システムとカメラを連動した、
「ダブルセキュリ
ティ」により監視を強化しています。
図 1．設置現場の様子
【製品の特長】
1.
電源不要の自立電源運用
FalconWAVE の業界最小の低消費電力性能により、太陽光パネルによる自立電源運用が実現しま
す。更に、低消費電力の高画質カメラ（3W）と無線機「FalconWAVE」一体型なら、面倒な配線
接続が不要です。アンテナは外付けのため、設置環境に合せて最適な構成が可能となります。
緊急時や臨時設置、今まで設置の困難だった場所や有線での構成ができない場所へのシステム
構築だけでなく、後からの追加設置も可能となります。
図 2．カメラ・無線機一体型システム
2.
高画質カメラ＋センサ連動で侵入を検知
カメラシステムは、侵入などの異常を検知する赤外線センサの接点伝送と連
動しています。
侵入検知すると同時に検知箇所をスナップショット撮影した画像をリアルタ
イムで予め登録した関係者にメール通知します。関係者は即座に状況確認す
ることができ、状況に応じた関係機関や警察へ通報するなど迅速に対処でき
るシステムです。
図 3．高画質カメラ＋センサの連動イメージ
3.
優れたカメラ性能
FalconWAVE 無線伝送にマッチした低消費電力の高画質 IP カメラで、パン・チルト・ズームリモート操作により 360°全方
位監視を実現します。
特に 112°の広角特性により監視範囲が広いことはカメラ台数の削減につながりコスト削減を実現しています。
また、最低被写体照度は白黒 0.005Lux で、夜間でも 12W の LED を設置すれば 60m 程度までの遠方が認識可能になり、
防犯対策に有効となります。
（図 5 参照）
図 5．夜間監視の状況
図 4．高画質カメラの特長
【本運用後のカメラ監視への拡張】
工事中の FalconWAVE は本運用後のメガソーラー施設の監視に拡張利用も可能です。
山岳地を活用したメガソーラーにおいては、配管工事の費用が高価となるため、FalconWAVE の 2.4GHz 帯と 4.9GHz 帯を組み合
わせての無線伝送が費用削減に効果的となります。
【今後の予定】
2017 年 3 月 7 日（火）～3 月 10 日（金）に東京ビッグサイトにて開催される「SECURITY SHOW 2017」にワイヤレスセキュリ
ティソリューションを出展いたします。
＜日本電業工作（DENGYO）について＞
1947 年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アン
テナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、革新技術創出にも積極的に取り組んでいます。
資本金：3 億 3,000 万円、売上高:96 億円、従業員数:244 名（2016 年 3 月期）
URL：http://www.den-gyo.com/
＜本件に関するお問い合わせ先＞
日本電業工作株式会社（DENGYO）担当：営業・マーケティンググループ
所在地：東京都千代田区九段南 4-7-15
TEL:03-6812-1415
e-mail：[email protected]

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