2月 日、「国保・医療な んでも電話相談会~滞納・差 押え110番~」が行われま した。 この相談会は、自由法曹団 東京支部・東京保険医協会・ 東京地評・東京土建・東商連・ 東京民医連・東京自治労連・ 東京医労連・都生連・東京社 保協の 団体で組織する実行 委員会が主催し、事前にサン デー毎日や朝日新聞全国版の 告知記事や、約1万枚のチラ シの全戸配布や駅頭宣伝など でお知らせを行いました。 また、相談 者には実 行委員会 加入団体 をはじめ 、全国ク レサラ被連協や 社労士などのべ 人が対 応し、当 日は、朝 時から相談 の電話がかかり始 め、全国から合計 件の相 談が寄せられました。 「昨年国保 税の差押 えを受け 、その後 毎月1万 円を分割 納付してきたが、今回市から月5万円の支払いが求められ、 払えなければ ご主人の 給与を差 押えする と言われ た―大分 県」「入退院 を繰り返 していて 国保料を 滞納して いた。そ の後、国保料 本体は完 納したが 、延滞金 や介護保 険料が未 納 と な っ て お り 、 延 滞 金 の免 除 が 出 来 な い の か ― 大 阪 」 な どの 深 刻な 相 談 が 寄せ ら れ まし た。 相 談 内訳 は 、 国 保料 ( 税 )等 の滞 納 ・差 押 え が 6件 、 国 保料 や医 療 費の 減 免 等 が3 件 、 その 他生 活 保護 や 解 雇 、医 療 ( 安楽 死など)・介護相談等が5件で、 東京 を はじ め 埼 玉 ・千 葉 ・ 神奈 川・ 大 阪・ 大 分 ・ 熊本 の 各 県か ら寄せられました。 2 月 8日 、 2 01 6 年度 中 央 社保 協 全 国代 表 者 会議が 、衆 議院第 2議員 会館で 開催 され 団 体 県社保協から 人が参加しました。 代 表者 会議 は、 岩橋 代表 委員 (全 労 連副 議長 ) が開 会の あい さつ を行 い、 日本 共産 党 倉林 明子 参 議院 議員 から 「安 倍暴 走政 治の もと で 国民 の怒 り が拡 がっ てい る。 悪法 が次 々と 出さ れ 、厳 しい 国 会情 勢だ が共 同を 広げ て頑 張ろ う」 の 激励 あい さ つを 受け 、国 民大 運動 実行 委員 会渡 辺 事務 局長 、 安保 破棄 中央 実行 委員 会東 森事 務局 長 から 連帯 の あいさつを受けました。 山口事務局長が「安倍政治ノーの声を大きくし、 社会 保障 解体 攻撃 反対 、社 会保 障拡 充 の 共 同の 取 り組みを広げよう」と基調報告を行いました。 討論 は、 人が 地域 の実 態や 社会 保障 切り 捨て への 反撃 の課 題に つい て発 言し まし た 。最 後に 、 「社 会保 障切 り捨 ての 安倍 政治 ノー の 共同 を広 げ よう 」の 代表 者会 議ア ピー ルを 採択 、 山田 代表 委 員(全日本民医連)が閉会あいさつを行いました。 代 表者 会議 終了 後に 、全 日本 民医 連 の国 会行 動 参加 者も 合流 して 、9 万筆 の介 護緊 急 署名 を、 日 本共産党国会議員団に提出しました。 1 72 16 NO.281 東京社保協ニュース 2017年3月1日号 10 33 26 10 14 13 25 葛飾社保協第 回定期総会が 2月9日に開催され、 団体 人が参加しました。 たな負担を押し付ける政策に反 対し、国の責任で、誰でも必要 な医療・介護を受けられるよう にする運動を進めようと訴えま した。 吉野事務局長が、医療・介護 と消費税増税や戦争法の廃止を 求める取り組み、日本高齢者大 会への参加など、地域の人達と の共同した活動や、いのち・く らし・雇用を守るなんでも相談 会など、さまざまな分野の人達 の協力のもとで展開してきたこ とを報告しました。 今後の方針では、「戦争法」 主催者あいさつで公文会長は、 米国トランプ大統領の傍若無人 の振る舞いに、ドイツを始め欧 米各国の首脳が批判する中で安 倍首相は批判することなく追随 47 し、社会保障を削り軍事費を増 強させ、国民生活をないがしろ にする政策を推し進めていると 政治姿勢を厳しく批判しました。 吉野 五郎) 養ホーム建設実現の介護を良く する会や、子どもの貧困問題、 保育問題、障害者問題、国保問 題、消費税増税に反対する取り 組みなど、それぞれの分野から 発言がありました。 (事務局長 2月 日、渋谷区が生活保護 受給者に対して支給していた 「夏の見舞金・年4000円)」 を2017年度から廃止しよう としていることに対して、見舞 金の継続を求めて、生活と健康 を守る会と社保協が共同で渋谷 区福祉部と交渉を行いました。 渋谷区福祉部長からは「区の 予算規模が過去最高(約926 億円)になっていて、生保関係 予算も増えているにもかかわら ず、就労支援、学習支援の強化 を重点しており、予算にも限り があり削らざるを得なかった」 と説明しました。 守る会からは、「夏の見舞金 は、暑さ対策として不可欠なクー ラー使用の電気代助成になって いる。その一方で、クーラーを なるべく使わずに暑さを我慢し ている受給者も多い。熱中症に なった人もいるし、削られたら 増々クーラーを使わなくなり、 命の危険にさらされる」と継続 を要請しました。また他の参加 者からも、「寒さは器具を使わ なくても服の重ね着で我慢もで きる。しかし、夏の暑さは過酷 でエアコンなしには過ごせない」 と要請しました。 区側からは、「予算編成の見 直しは終わっているので復活出 来ない」と改めて回答しました。 守る会と社保協は、「都内で 唯一残してきた夏の見舞金で、 始まって 年近くになり歴史も ある。それを無くさないで欲し い」「困難に寄り添う区政であっ てほしい。その事を区長に伝え てほしいと改めて要望しました。 (渋谷社保協ニュースより) 2 24 廃止、憲法9条・ 条をいかし、 国保の改善や社会保障破壊を許 さない運動を、地域から展開し ていくことを提案しました。 15 22 東京社保協の寺川事務局長が、 あいさつを兼ねて国保・介護問 題を中心に情勢報告を行い、国 民のいのちと暮らしを脅かし新 和泉尚美副会長(都議会議員) は、東京都の2017年度予算 を紹介し、保育問題などで良い 面もあるが、大型開発を引き続 き推し進めていることを批判し、 豊洲問題や国保・保育など都民 生活を守る議会活動を報告しま した。三小田准一区議は、区の 貯めこみ政策を批判し、地域の バス路線の拡充や子どもの貧困 問題など、区民の生活を守る活 動の報告を行いました。 各団体からは、高砂地域の特 60 25 NO.281 東京社保協ニュース 2017年3月1日号 自 らの実践 を紹介し 「外来 と 在宅医療 だけでは 支えら れ ない人が 増えてき ていな 3 い か?独居 、貧困、 外国人 が %を超え る大久保とい う 特殊な地 域に対応 する地 域 医療をど う作るの か?。 地 域医療教 育、研究 、実習 の あり方と は」など の問題 提起がされました。 安達智則 東京自治 問題研 究 所主任研 究員から は、小 池都政が進める「混合介護」 問 題につい ての都政 報告が されました。 この学習 会は、2 次医療 圏 ごとの地 域医療構 想調整 会 議が進行 する中で の課題 を 明らかに し、地域 での運 動 を励ます 内容とな りまし た 。最後に 、東京自 治労連 喜 入書記長 が「今日 の学習 を 力に、地 域で運動 を広げ よう」と訴え閉会しました。 (実行委員会ニュースより) 40 2月 5日、東 京社保協 ・ 東京土 建・東京 自治労連 な ど8団 体で構成 する「私 た ちが求 める医療 と介護・ 福 祉を実 現する東 京の実行 委 員会」 主催の「 地域医療 構 想で、 医療、介 護はどう な る」と 題した学 習会がけ ん せつプラザ東京で開催され、 医療関 係者、労 働組合を は じめ、 議員や住 民など幅 広 い分野 から10 0人が参 加 しました。 東京 土建の丸 山篤義常 任 中執が 主催者あ いさつ、 二 つの講 演と都政 報告を受 け 交流しました。 講演 の一つ目 は、森山 治 金沢大 学教授に よる「地 域 医療構 想で医療 はどうな る のか」 と題して 、地域医 療 構想が提 起された 背景を 、 高齢者ケ アの変遷 にふれ て 紹介し、 「地域包 括ケア シ ステムと 連携しな い、退 院 後の地域 医療の受 け皿が 作 れないバ ラバラな 計画の 進 行の先に は、医療 難民・ 介 護難民となる危険性がある」 と指摘し 、「住民 、医療 ・ 福祉関係 者、労働 組合が 横 断的に連 携した運 動の構 築 へ」と提起しました。 二つ目 は、英裕 雄新宿 ヒ ロクリニック院長によ る 「 東 京 の 在 宅 医 療に お け る 現状と課題・在 宅医療 年 の経験か ら」をテ ーマに 、 20 NO.281 東京社保協ニュース 2017年3月1日号 2017年3月1日号 東京社保協ニュース 4 NO.281
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