気象データ高度利用ポータルサイト

報道発表資料
平成 29 年３月３日
気
象
庁
「気象データ高度利用ポータルサイト」を開設しました
幅広い目的で気象データに触れて頂けるよう、
「気象データ高度利用ポータルサイト」を
開設しました。気象庁情報カタログのご利用や、XML 電文、過去の気象データ（CSV 形式）
等を取得して頂けます。
近年の IoT、人工知能（AI）、ビッグデータ等に関する技術の発展により、多様な産業界
において、データを収集・分析する基盤が整いつつあります。そこで、気象庁では、様々な
サービスの開発シーンなど幅広い目的で気象データに触れて頂けるよう、「気象データ高度
利用ポータルサイト」を開設しました（別紙１）。
ポータルサイトには、気象庁が提供するデータを解説した気象庁情報カタログや、観測地
点位置データなどの気象データと組み合わせて分析が可能なデータ、気象データの利活用事
例などを掲載しています。また、アメダス等の過去の気象データを CSV 形式で取得すること
や、XML 電文を取得することもできます。
本ポータルサイト内に XML 電文「”PULL 型”の提供」ページを開設し、XML 電文を任意の
タイミングで電文を取得することが可能となりました。また、数値予報結果等のメッシュデ
ータ（GPV データ）のサンプルも掲載しており、気象データの高度利用につなげていただけ
ます（別紙２）
。これらコンテンツは今後も随時拡充していく予定です。
本取組は、国土交通省生産性革命プロジェクト「気象ビジネス市場の創出」の一環として
進めるものです。
【気象データ高度利用ポータルサイト：http://www.data.jma.go.jp/developer/index.html】
本件に関する問合せ先：気象庁総務部企画課
03-3212-8341（内線 2228）
気象データ高度利用ポータルサイト
別紙１
※新着情報
気象庁が提供する気象データ
の内容や解説を掲載
気象庁が発表する気象情報
をXML電文形式で提供
－”PUSH型”
…更新通知をもとに電文を取得
－”PULL型”
…HP上に更新情報を掲載
気象観測・予測データを機
械判読に適したデータ形式
（CSV形式）で取得可能
数値予報等の計算結果(GPV
データ)のサンプルを提供
観測所等の位置に関する
データをCSV形式で公開
気象情報の利活用事例等を
紹介
気象ビジネス推進コンソーシアム
主要なコンテンツ
別紙２
～「XML電文”PULL型”の提供」「GPVデータのサンプルのダウンロードの提供」を開始～
XML電文
"PULL型"の提供
 気象情報が発表された際に、更新情報を気象庁ホームページに掲載（Atomフィード）
します。
 更新サイクルの異なる２つのAtomフィードがあります。
 目的に応じて更新情報を確認いただき、任意のタイミングでの取得が可能です。
 このコンテンツはCDNを利用しているた
め、更新に数分間のタイムラグが発生
する場合がありますので、ご留意願い
ます。
①利用者が任意のタイミング
で更新情報を監視
②更新情報掲載
③XML電文取得
ユーザー
Atomフィードの種類
気象庁HP
Atomフィード（高頻度・長期）のイメージ
【更新サイクル】
 高頻度フィード：直近10分の入電（毎分更新）
 長期フィード：数日間の入電（毎時更新）
定時：気象に関する情報のうち、天気概況など定時に発表されるもの
随時：気象に関する情報のうち、警報・注意報など随時発表されるもの
地震火山：地震、火山に関する情報
その他：上記３種類のいずれにも属さないもの
GPVデータのサンプルのダウンロードの提供
 気象庁が作成・提供する数値予報や観測、予報に関するデータの計算結果（GPV
データ）のサンプルを掲載します。
 全球数値予報モデルGPV（GSM全球・日本域）
 土砂災害警戒判定メッシュ情報
 GSMガイダンス（格子形式）
 土壌雨量指数
 メソ数値予報モデルGPV（MSM)
 1か月予報モデル（異常天候早期警戒情報を含
む）GPV
 MSMガイダンス（格子形式）
 局地数値予報モデルGPV（LFM)
 3か月、暖・寒候期予報モデルGPV
 週間アンサンブル数値予報モデルGPV
 JRA-55長期再解析データGPV
 毎時大気解析
 降水ナウキャスト（５分）
 高解像度降水ナウキャスト
 竜巻発生確度ナウキャスト
 雷ナウキャスト
 1kmメッシュ解析雨量・降水短時間予報GPV
 波浪モデルGPV
 波浪アンサンブルモデルGPV
 黄砂予測モデルGPV
 紫外線モデルGPV
 推計気象分布

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