会津美里町立さくら・ひまわり保育所 1年間、生活や遊びを通していろいろな経験をし、一人ひとりが大きく成長しました。成長した子 ども達の集大成ともいえる「お店やさんごっこ」を先日おこないました。 ・自分の作りたい品物をイメージする力・必要なものを準備する思考力 平成29年 2月27日発行 ようやく春がそこまで近づいてきました。子ども達も進級や就学のまとめの時期に はいり、年中児さんを中心に、今まで一緒に過ごし遊んできた年長さんをお祝いする 「おわかれ会」の準備中、年長児さんは、 「文集づくり」 「満了記念製作」とそれぞれの 学年が一歩ずつ春に近づいています。 ・仲間と一緒に品物を作る協調性 ・売り手と買い手になりきってやり取りをする言語力 ・品物とお金のやり取りを認識することで、社会を認識する力を高めていく・・・など、 「お店やさ んごっこ」を通して達成感や満足感を感じながら、たくさんのことを学び楽しむことができました。 中心となって頑張った年長さんは、もうすぐ1年生。「小学校見学」も終わり期待いっぱいです。 ホットドックの ランチボックス 大好きなおかずが入 ったひまわり弁当 で1日を元気に始めましょう! 1日の最初の食事である朝ごはんはとても大切です。寒さのためか朝の目覚めが悪く「朝 小学校見学 じゃんけんゲームや 1 年生との お勉強会とても楽しい 1 日でした ごはん」を食べてこない子ども達がいるようで10時頃から、 「給食まだ、給食まだ」と言ってくる子もみられます。 朝ごはんは目覚めのスイッチ 朝ごはんは、体を目覚めさせます。朝ごはんをたべることで五感が刺激され、消化・吸収 されたいろいろな成分が体に送られて活動が活発になり、体温が上昇します。また、朝ごは んによって腸の働きが高まり、排便をしやすくなります。 元気にすごすために朝ごはんをしっかりと食べて体を 子どもの気持ち受け止めて 目覚めさせましょう。 食品は含まれる栄養素別に赤黄緑のグループに わけることができます。赤は魚や肉、豆、牛乳等の 体をつくるもとになる食品で、黄は穀類、いも類などのエ ネルギーとなる食品、緑は野菜や果物等の体の調子を整 える食品です。赤黄緑のバランスを考えてとりましょう。 子どもとの生活の中では、つい怒鳴ったり、小言ばかりになったり、どうしたら気持ちが通じ るのだろう。と思うことはありませんか? 専門家からのアドバイスは、 「大切なのは言葉かけ」 「子どもの言葉を否定しないで丸ごと受け止めてあげましょう」転んで「痛い」と言った子に「痛 くない、痛くない!」上着を着ないで散歩に出かけた子どもが、 「寒い」と言った時に、 「だから 上着を着なさいって言ったでしょう!」と、子どもと大人との間でよく見られるやり取りですね。 大人も子どもも、認めてもらえると意欲的になれます。 「寒い~」と言われたら「寒いね」と笑顔 で気持ちを受け止めて、その上で、 「今度は上着を着て出ようね」と続ける。 「認めてもらえると、 子どもは素直に『うん』と言えるようになります。 NPO法人「子育て学協会」会長山本直美さんは「人格形成の基礎ができる幼児期は言葉の影 響が大きく、大人の言葉通りの子になる」と指摘します。例えば「何をしても遅いんだから!」 と言った場合、経験が乏しく時間の概念も未熟なため「自分は遅い子だ」と思い込んでしまいま す。それより『昨日よりちょっと早くできたね』など事実と、目指す方向を示してあげるとうま く伝わります。 こうした言葉かけは夫婦間にも応用できると山本さん。「子育てでのコミュニケーションは、 赤・黄・緑がそろうと 元気がでる 朝ごはんになりますよ! すべての人間関係に当てはまる、基本中の基本なんですよ」 ~福島民友新聞2/7掲載より 一部抜粋~
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