東村山市シネアド制作等業務委託仕様書 （目的） 第１ 東村山市（以下、「本市」という）では、定住人口・交流人口の増加を目指すため、東村山に ある地域資源の魅力を発信し、東村山に愛着・好感を持つ「東村山ファン」を増やす取組である シティプロモーションを推進している。 本業務では、本市がシティプロモーションの手法の一つである情報発信のための取り組みとし て、本市を広告・宣伝するための動画を制作し、映画館での本編上映前のＣＭ枠を活用して放映 すること（以下、「シネアド」という）により、２０歳代から３０歳代の若い世代をメインター ゲットに本市のブランドメッセージ「たのしむらやま」をイメージしたまちの魅力を広く市外へ 発信し、本市の認知度向上や、本市の魅力・価値に共感し、愛着・好感を持つ人の増加を図るこ とを目的とする。本業務の受託者はこれを踏まえたうえで以下の事項に定める業務事項を行うも のとする。 （業務内容） 第２ 業務の範囲は、次のとおりとする。 （１）動画の企画・構成 受託者は、本市が定める本件目的を十分理解したうえ、プロポーザルでの企画提案内容を基に本 市と協議を行い、決定した内容を基に動画を企画・構成すること。 （２）動画の制作 受託者は、本市と合意した仕様により、動画を制作すること。制作は、台本作成、演出、出演者 との調整、素材作成、取材、撮影、編集（本市が提供する映像を含む）、ナレーション、収録、Ｂ ＧＭ音源制作、選曲など、動画の完成に必要となる全ての作業とする。 （３）動画の放映 受託者は、本市と合意した仕様により、東京都内（新宿駅、池袋駅周辺）の映画館にて本編上映 前のＣＭ枠に動画を放映すること。 i なお、放映期間については、平成２９年１２月２３日から平成３０年１月３１日までの期間に上映 される作品の中から合計２作品を選び、１作品につき概ね２週間放映することを基本とする。 （４）動画の放映・配信に係る広報活動 受託者は、映画館において、本市が作成する冊子を合計２作品で１，０００部以上配布すること。 （５）成果物の納品 受託者は、動画を含む成果物を本市の指定する場所へ納品すること。 （６）その他 受託者は、業務遂行に際しては本市と必要充分に協議を行うこと。本仕様書に定めのない事項に ついても本市と受託者が協議の上対処すること。 （委託期間） 第３ 委託期間は、契約締結日から平成３０年２月２８日までとする。 （動画の内容） 第４ 動画は、３０秒以内の構成とし、２０歳代から３０歳代をメインターゲットに本市のブランド メッセージ「たのしむらやま」に込められた思いが伝わるよう、本市の魅力や空気感を発信し、 興味・関心を引き起こすものとする。内容は受託者からの提案によるが、台本作成にあたっては、 本市の確認を受けること。 また、人物及びキャラクターを素材として使用する場合は、受託者において権利関係を明らか にしたうえで出演交渉等を行うこと。 ※ ブランドメッセージ「たのしむらやま」の概要については下記ＵＲＬを参照すること。 ＜参照ＵＲＬ＞ https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/keikaku/bunya/shisei/citypromotion/tan oshimurayama/index.html ii （成果物の納品） 第５ 成果物は下表のとおりとする。 内容 動画を収録したメディア 形式 ・ＨＤＣＡＭ、ＤＶＤ等 １式 提出期限 平成３０年２月２８日まで （市と協議の上、シネアドの他、テレビ、 インターネット、デジタルサイネージ等の 各種媒体において、ハイビジョン再生が可 能な形式とすること） シネアド放映確認書 シネアド放映開始後速やか 任意様式 １部 に 実績報告書 平成３０年２月２８日まで 任意様式 １部 （事業内容、観客動員数、問題点とその解 決の方途等を記載すること） （作業計画） 第６ 受託者は、契約後速やかに作業計画書を作成し、本市へ提出して承認を得なければならない。 作業計画書には、作業内容、工程表、担当技術者、その他業務遂行上必要な事項について記載す る。 （資料の貸与及び管理） 第７ 本業務の遂行上必要な資料のうち、本市が所有し業務に活用できるものは本市が受託者へこれ を貸与する。受託者は、資料の貸与を受けたときは、そのリストを作成して本市へ提出し、当該 資料は業務完了までに返納するものとする。また、受託者は、貸与された資料の性質について認 識し、資料の破損、紛失、漏えい等事故の無いよう充分注意しなければならない。 iii （成果の帰属） 第８ 本業務により納入された成果品、情報等一切の著作権及び所有権は、すべて本市に帰属するこ ととする。受託者は、本市の許可無く成果品及び情報を公表、貸与、複写、及び使用してはなら ない。また、著作者は、成果物に係る著作者人格権を将来にわたり一切行使しないものとする。 （運営上の条件） 第９ 受託者は本業務の運営にあたり、以下の事項を遵守すること。 （１）動画、写真、絵、図、出版物等の作成、利用にあたっては、著作権、肖像権等の処理が必要の ない素材、若しくは必要な処理手続きを行った素材を利用すること。 （２）業務の全部を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることはできないものとする。また、 業務の一部を第三者に委託し、又は請け負わせようとするときは、あらかじめ書面により本市の 承諾を得ること。 （３）本業務の進捗状況報告や意見交換などを定期的に行うこと。 （秘密の保持） 第１０ 受託者は本業務遂行中に知り得た事項について、 本市の承認なしに他に漏らしてはならない。 また、本業務が終了し、又は解除された後においても同様とする。 （委託料の支払い） 第１１ 本市は、本業務の委託料を本業務完了検査後に一括して受託者へ支払う。 iv
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