生徒諸君へ 校長室の窓から 2017.3.1 第11号 『卒業式』 卒業式が10日(金)に行われます。春江中学校の70回目の 卒業式です。卒業式のことを卒業証書授与式とも言いますね。つ まり、卒業式のメインは右のイラストのように卒業証書を卒業生 に授与することなのです。では卒業証書とは何でしょうか。卒業 証書には次の言葉が書かれています。「中学校の課程を卒業した ことを証します」学校が定めた教育課程を全て修了したことを証 明する文書が卒業証書です。同時に中学校の卒業証書は、義務教育の全課程を修了したこ とにもなるのです。 この大切な卒業証書の授与は、本来卒業生全員に読み上げて手渡すべきものかもしれま せんが、卒業生は今年度296名です。一人当たり40秒かかるとすると、卒業証書の授 与だけで3時間以上かかる計算になります。そこで、申し訳ありませんが読み上げるのは 最初と最後だけにしています。しかし、あとの生徒については全く読まないというのもど うかと思うので、せめて氏名は呼んであげたいのです。それで、現在296名の卒業生の 氏名が読めるよう奮闘中です。ところが、これが結構大変なのです。この歳になるとなか なか記憶が定着しません。卒業証書にふりがなを打つわけにもいかず・・・・・・・。 卒業証書授与のあとにあるのが学校長式辞です。これは、学校の代表者が述べるお祝い の言葉です。あまり長い話は好きではないので、そんなに時間はかかりません。内容はす でに考えました。今までの学校生活の一部について話をします。それから、卒業生に伝え たいことを二つ話します。日頃から思っている二つです。立派な言葉やしゃれた言葉を話 すことができませんが、しっかり聞いてください。式辞の内容 は基本的には卒業生に向けてですが、同時に在校生にも伝えて いるのです。ですから、1・2年生もしっかり目と耳を働かせ て聞いてください。春江中学校全生徒にとって思い出深い卒業 式になることを願っています。
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