やたわか通信 2017年 3月 1日 ホームページ:http://yatawaka.com/ 発行:矢田わか子事務所 ◆矢田わか子参議院議員 代表質問を行う! 2月22日(水)に行われた資源エネルギー に関する調査会において、参考人招致された 有識者に質問を行いました。 今後も日本を取り巻く資源エネルギーにつ いて、将来にわたる国民の安心につながる 具体提言ができるよう活動をしていきます。 調査会とは? 参議院にのみ設置されていて、各会派から選任さ れた参議院議員が概ね2~3年かけてテーマごとにヒア リングや調査、まとめを行い、政府に提言するものです。 矢田議員が所属する「資源エネルギーに関する調査会」の ほかに、 「国際経済・外交に関する調査会」 「国民生活・経済 に関する調査会」などがあり、国民的テーマを中心に設置さ れています。 <質問項目> <政府参考人答弁(抜粋)> 1.レアメタルの確保に向けた課題 について 2.国における資源権益の確保 について 3.アメリカにおけるシェールガス 革命と製造業の関連について ・レアメタルの確保には、輸出規制等が起こり得ると考えられ る国と日本との関係性を把握しておくことと、新たな産業で 使用されるレアメタルの需要動向を継続的に見ていくこと が必要である。 ・今後は国内資源を地道に開発すること等により、マーケット を通さずに資源を確保していくことが必要である。 ・シェールガスを手に入れたアメリカは、ポリエチレンや自動 車部品などの樹脂を作ることができるようになった。今後の 産業の再生に大きなインパクトを与えると考えられる。 今回の調査会で、参考 人として招致された 有識者の皆様 [1] [2] [4] [3] ② [5] [4] [1]シャープ労組西日本支部国会ご来訪 [2]パナソニックグループ労連労使トップセミナー [3]JR東海ユニオン関西地方本部政治セミナー [4]セラミックス連合北九州地方本部春季研修会 [5]富士通マーケティング労組中央委員研修会 浅野さとしさん(右) をよろしくお願いします 矢田議員が掲げている政策の3本柱「働く」 「暮らす」 「育 てる」の中から、国会で審議されているホットな話題を政策 コラムとしてお届けします。 政 府は「働き方改革」に強い意欲を示し、 有識者による「働き方改革実現会議」で政策提示 のために議論を進めています。その中心的テーマ は「時間外労働の規制」と「同一労働同一賃金」 です。 政府のこの姿勢は評価できますが、一方で、上 「働き方改革実現会議」(左上)・ 限設定の基準の在り方や運用に関しては会議に 「働き方改革に関する現場との意見交換会」(右下)の様子 おいて様々な意見が出されています。 (首相官邸 Web サイトより) 我 【表】労働基準法と行政が示した、 「時間外労働」に関する3つの規制 1 労働時間について ・1日8時間・週 40 時間を超えてはならない。 つまり、時間外労働は原則禁止。 2 時間外労働・休日労働について ・労使で「36協定」を締結し労働基準監督署に 届ければ可能。 ・ただし、行政が示したガイドラインを守る努力 義務が課せられる。 ※一般の労働者の場合 15 時間/週、45 時間/月、360 時間/年 3 繁忙期対応について ・労使協議による「特別条項付協定」を結べば、 ガイドラインの限度に加え、時間外労働を上乗 せすることができる。 が国の労働法制は、労使協議・労使協定を 前提に、長時間の時間外労働を許容する法体系に なっています(左の【表】を参照)。 現在論議されている「定められた時間外労働の 上限を超えることを実質的に禁止する法的措置」 だけでなく、 「自律的な労使協議による上限ルール の運用」を有効に機能させ、働く人の安心・安全 を守るとともに、やりがい・働きがいを高めるこ とが必要です。 上記考え方に基づき、法整備に向けて、 政府が期待している連合経団連間の合意ポイント 2 時間外労働・休日労働について ・45 時間/月・360 時間/年の上限ガイドラインを法定化 し、それ以上の時間外労働時間を罰則付きで禁止 3 繁忙期対応について ・特別条項付協定について、上限時間を設定 今 回の法制化については、大きな一歩として評価する意見がある一方で、この上限では繁忙 期に対応できない、あるいは上限設定はここまで時間外労働をさせてもよいという解釈をしてし まう懸念がある、という見方も出てきています。 国会での取り組みに加え、「やりがい・働きがいある職場づくり」に向けて、 時間外労働時間の削減も含めて実効性のある施策を労使で知恵を絞ると ともに、その実現に向けて努力を重ねる必要もあると考えます。 ◆矢田議員からのメッセージ
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