高齢者公共交通機関利用助成制度の存続を!

高齢者公共交通機関利用助成制度の存続を!
十万人以上 の署名 で実現 した助成制度!
広島市高齢者 公共交通機関利用助成制度 は、高齢者が積極的 に外出 し、社
会参加 できるよう支援を求める声 で、 1991年 「
高齢者運賃 の無料化をす
すめる会」が結成され、 町内会、老 人ク ラブ 、労働組合 (
約 50組合)市民
団体 で10万 6387筆 の署名を集め 1993年度年 より、年 間 8, 640
円の助成を実 現しま した。
これま でも、助成制度 の見直 しが提案されま したが、 「
住 みよ い広島を つ
くる会」など で見直 し反対 の声をあげ 、バ スカード からパ スピ― の導 入にあ
わ せ、減額されたも のの年 間 6000円を 上限 に この制度が維持され てきま
した。
ボランティア活動等に参加できない人は切り捨て?
今 回、広島市はボ ランティア活動や健康づ くり活動 に参加 した場合 にポ イ
ントを付与 し、 そ のポ イ ントに応じた助成を行うと いう見直 し案を提 示し て
◇ボランティア活動に参加の場合:4 点付与
われ ていな い場合がある」と し ています。社会とは多様な 人 々が 共 同生活を営む こと であ り、
広島市は見直 し の理由 の 一つと し て 「
買 い物 や通院など にも 利用され ており、社会参加 に使
買 い物 や通院 なども社会参加 ではないの
度を廃 止 し てそ の財源をボ ランティア活動など に充 てる ことは弱者 の切り捨 てにな ります。
います。地域ボ ランティア活動や健康づ くり の重 要性 は否定 しま せんが、 現行 の交通費助成制
◇助成額上限 :10,000 円(1 点を 100 円とする)
住みよい広島をつくる会
経済 活動や、文化活動はもちろん の こと知 人 ・友 人を はじめ多く の人 々と関わ りをも つことが
のバス・電車などの利用に対し、助成します。
助成の対象者
毎年 9 月 1 日現在、市内に住所を有する満 70 歳以上の方で、本人の
前年の所得が 1,595,000 円以下( ただし、扶養親族等がいる場合に
は、1人につき 38 万円等を加算した額以下)の方
助成額
6,000 円の範囲内
助成の内容
次のいずれかの利用の助成あるいは利用券を交付します。
1
お持ちのパスピーを利用する助成
2
JR(鉄道)回数券引換券
3
乗船回数券(似島、金輪島)
4
黄金山地区乗合タクシー回数券(カープタクシー運行分)
5
平和台線バス回数券(エンゼルキャブ運行分)
6
雲出線、宇佐線、鹿の道・峠線回数券(ささき観光運行分)
7
矢口地区、中野地区乗合タクシー回数券
8
タクシーチケット
利用助成期間
毎年9月1日から翌年の8月31日まで
(広島市のホームページより一部転載)
◇地域の健康づくり活動に参加の場合:1 点付与
広島市中区鉄砲町 4-7-202(☎082-221-2768)
730-0017
新たなポイント制度による助成案
社会参加だと思 います。私たちは、 この見直 し案 に反対 し現行制度 の存続を求めます。
高齢者の社会参加を促進するため、そのきっかけづくりとして、市内
現行制度 の存続 と充実 を求 める署名 にご協力 をお願 いします
広島市高齢者公共交通機関利用助成制度