ンフラ施設 (以下、公共施設など) の 設や道路、橋、上・下水道などのイ ま す。この延べ床 面 積 を、 公 共 施 設 り、全国平均の約3・1倍となってい た りの延べ床 面 積は 約 公共施設などの利用需要が大きく変 な どによる 人 口 構 造の 変 化によ り、 す。さらに、人口減少や少子高齢化 ています (図1のとおり) 。 集 会・ 文 化 系 施 設が 住宅が ・0%、病院施設が ・2%、 ・0% となっ 準化を図り、適切な配置を検討して うことによ り、 財 政 負 担の軽 減・ 平 新・統廃合・除却などを計画的に行 期的な視点をもって、長寿命化・更 このよ う なことか ら、 本 市の公 共 施設などの全体の状況を把握し、長 占めている現状にあります (図2のと で建築した建物は全体の 経過し、昭和 を迎えます。特に、建築後 共 施 設の多 くは、これから その時 期 替えが必要とされており、本市の公 年以上 いく必要があります。 年以前の旧耐震基準 ・6%を 市 民 生 活に欠 くことのでき ない機 能 を 有しているインフラ 施 設は、 そ 年 満 未 0年 ~2 10 0年 0年 ~3 20 おり) 。 に推 進 する ため 「深川市公共施設等 年を間もなく迎える 廃合などによる公共施設などの最適 こ う し た 現 状 か ら、 適 切 な 維 持 管理による延命措置の実施の他、統 現状です。 年から のほ とん どが一般 的 な 耐 用 年 数 とさ 年間とし 総合管理計画」 を策定しました。 年度までの れる ています。 度から平成 本計画は、市が保有する公共施設 などを対象とし、計画期間は、本年 このため、 公 共 施 設 な どの 維 持・ 更新などを総合的に管理し、計画的 30 な運用の実現が今後の大きな課題と 10 公共施設などの現状と課題 市が保有する公共施設の総延べ床 面 積 は、 万874㎡で 市 民1人 当 策定の背景・目的 市では市民サービスの向上を図る ため、これまで多 岐にわ たる 公 共 施 整 備 を 進めてきまし た。しかし、こ の用途別に分けると、学校教育系施 ・1㎡ とな れらの公共施設などは、時間の経過 設の延べ床 面 積が最も 多 く、 全 体の ・9% を 占めてお り、 次いで 公 営 化していくことが予想されます。 ま た、 建 物は一般 的に建 築 後 年 で大規模改修、 年間使用して建て 新や改修が必要な時期を迎えていま とともに老朽化が進み、計画的な更 22 23 なっています。 ~4 画最終年度(平成 30 今 後の活 用が見 込めない場 合には 統 廃合や除却などによる最適な配置を 更新による費用予測 数値目標 検討します。 年間に必要な整備費用を試算す れは、 本 市の過 去5年 間の公 共 施 設 減少や人口構造の変化を見据え、さ 平成 年度までに公共施設などの 総延べ床面積を5%削減する他、計 市が保有する公共施設などを現状 のまま全て更新していくと仮定し、今 後 る と、 総 額 は2075 億1000 万 円 と な り、1 年 当 た りの 平 均 額 は 億9000万 円 と な りまし た。こ な どへ要し た 経 費の年 平 均 額である らに削減することを目標とします。 年度) には、人口 億5000 万 円の2・8 倍 に な り ま す。 推進にあたって 基本方針に基づき、安全・安心に 利用できる公共施設などを維持管理 た財源の中で収支の均衡を保ちつつ、 していくため、 すでに 策 定 している 本市の財政状況は、人口減少など により財源の大幅な増額は見込めな より計画的で適切な公共施設などの 公営住宅や橋など個別の長寿命化計 い 現 状で す。このこ とか ら、 限 られ 更新や改修・維持管理を行わなけれ 画を推進する他、市民のみなさんに 情 報 提 供 を 行い、 計 画 を 推 進してい きます。 深川市公共施設等総合管 理 計 画 は、 企 画 財 政 課 や 市 役所各支所で閲覧することが できます。また、市のホーム ページにも掲載しています。 12 20,000㎡ ばなりません。 基本方針 市の公共施設などに関わる現状と 課題を踏まえ、効率的かつ効果的に 維 持 管 理していくため、 次のとお り 基本方針を定めました。 ①長寿命化の推進 問合先 企画財政課財政係 (☎26・2246) 30 以 年 40 適 切 な 維 持 管 理 と 定 期 的 な 点 検、 計画的な修繕により、公共施設など の長寿命化を図り、建設から廃止ま での総費用の縮減に努めます。 老 朽 化によ り 維 持 管 理 が 困 難で、 10 25 56 50 40,000㎡ 行政系施設 3.5% 40 60,000㎡ 市では、公共施設とインフラ施設の現状と課題を踏まえて、これら施設の 今後の更新・維持管理の在り方について基本的な取り組みの方向性を定 め、適切な維持管理を図るため、昨年11月に深川市公共施設等総合管理計 画を策定しました。今月は、その概要をお知らせします。 ②総量資産の適正化 24 80,000㎡ 10 集会・文化系施設 12.0% 公営住宅 23.0% 産業系施設 9.0% 37 学校教育系 施設 24.9% スポーツ・レクリエー ション系施設 7.9% その他 4.0% 2 3 60 13 上 病院施設13.2% 図2 公共施設の建築経過年別床面積 18 37 子育て支援・保健福祉系施設 2.5% 平成28年 11月策定 40 51 31 昭和56年以前の旧 耐震基準で建築した 建物が約4分の1を 占め老朽化が進んで います。 定期的な点検や計 画的な修繕により長 寿命化を図ります。 0㎡ 図1 公共施設の用途別延べ床面積割合 公共施設の用途別 割合を見ると学校と 公営住宅で約半分を 占めています。 人口構造の変化に 合わせて最適な配置 が必要です。 深川市 公共施設等総合管理 計画
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