平成 29 年4月以降の入札参加停止措置の主な改正点

平成 29 年4月以降の入札参加停止措置の主な改正点
① 工事成績不良
従 前
⑴ 工事成績不良(65 点未満)の評価を受けた1回目の場合は、事業推進課からの工
事成績評定に係る警告書の通知
⑵ 工事成績不良(65 点未満)の評価を受けた3回目の場合は、入札参加停止4箇月
の措置
※1回目:警告書 → 2回目:4箇月の参加制限 → 3回目:4箇月の参加停止
→ 4回目:8箇月の参加停止 → 5回目以降:12 箇月の参加停止
改正後
⑴ 工事成績不良(65 点未満)の評価を受けた1回目から、一般競争入札の入札参加
制限2週間の措置
⑵ 工事成績不良(65 点未満)の評価を受けた3回目の場合は、入札参加停止6箇月
の措置
※1回目:2週間の参加制限 → 2回目:4箇月の参加制限 → 3回目:6箇月の
参加停止 → 4回目:8箇月の参加停止 → 5回目以降:12 箇月の参加停止
※平成 29 年4月1日以降に公告又は指名通知した入札に適用します。
② 公衆損害事故及び工事関係者事故
従 前
事故速報及び事故報告の提出を怠り、事故が発覚した場合
→2箇月加算
改正後
正当な理由なく事故の報告等を遅延させた場合、事故の報告等を怠った状態で事故が発
覚した場合、虚偽の報告をした場合 等
不誠実な行為があった場合は、2箇月~6箇月加算する。
③ 措置期間が重複する場合の期間の設定
従 前
期間を重複させた状態で措置を行う。
改正後
⑴ 入札参加停止期間の重複又は入札参加制限期間の重複が発生する場合
現に行っている措置期間の満了日に、新たに措置を行う期間を追加して、満了日の延期
を行う(期間を重複させない)。
⑵ 入札参加停止期間と入札参加制限期間の重複が発生する場合
現に行っている入札参加停止期間中に、新たに入札参加制限を行う場合は、入札参加停
止期間の満了日の翌日を入札参加制限の始期として行うものとする(期間を重複させな
い)。また、現に行っている入札参加制限期間中に、新たに入札参加停止を行う場合
は、委員会の決定日の翌日から、現に行っている入札参加制限を休止すると同時に、入
札参加停止を行い、その入札参加停止の満了日の翌日から、当該休止した日から満了日
までの期間分の、再度の入札参加制限を行うものとする(期間を重複させない)。
入札参加停止期間の重複が発生した場合の例
①の始期
②の始期
3月1日
15 日
① の事案
従 前
岡崎市
改正後
31 日 (4月1日)
②の終期
(②の終期)
5月 14 日
(5月 31 日)
① 当初の参加停止
(1箇月)
② 再度の参加停止
② の事案
岡崎市
①の終期 (②の始期)
(1箇月+短期加重1箇月=2箇月)
① 当初の参加停止
(1箇月)
① 当初の参加停止
(1箇月)
本来の②の終期まで①の満了日を
延期(期間を重複させた状態で延期)
=計2.5箇月
① の満了日に②の期間を追加して延期
(期間を重複させない)
=計3箇月