施 政 方 針

平成29年度
施
政
“笑顔があふれ
方
針
ここちよく
住み続けたくなるまち・清水町“
清 水 町
平成29年清水町議会第1回定例会の開催に当たり、新年度当初予算
案をはじめ、関係諸議案の御審議に先駆け、私の町政に対する基本的な
考え方や主要な施策の概要を申し述べ、町民の皆様並びに議員各位にな
お一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。
~はじめに~
昨今の国際情勢はとりわけ変化が激しく、英国のEU離脱をはじめ、
米国においては、前例にとらわれない行動と米国第一主義を掲げるトラ
ンプ政権が誕生し、これまで先進国の中心として世界を主導してきた両
国の変化は、わが国にとっても安全保障や経済面への影響が懸念される
ところであります。
国内に目を向けますと、昨年は熊本地震の発生や数多くの台風が上陸
し、本町とかかわりの深い北海道清水町をはじめ、全国各地に大きな被
害をもたらし、自然災害の脅威を改めて認識することとなりました。
一方で、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでは日本選
手団が史上最多のメダルを獲得し、2020年の東京大会開催に向けて
希望が広がる結果を残したほか、3年連続で日本人がノーベル賞を受賞
するなど、世界を舞台に活躍する多くの日本人の存在と功績は、私たち
に大きな自信と勇気をもたらしてくれました。
わが町清水町を見ますと、未来を担う子どもたち、特に中学生の活躍
は目覚しく、テニス、相撲、駅伝、美術、吹奏楽など継続して素晴らし
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い成績を収めていることは、大変喜ばしい限りであります。私はこうし
た活躍を誇りに思い、今後の更なる飛躍を願ってやみません。
~新年度に向けて~
私が平成19年に町政をお預かりしてから、はや10年が経とうとし
ております。この間、経済危機や大震災など、国内外の社会経済情勢の
変化はめまぐるしく、本町にあっても厳しい行財政運営を余儀なくされ
てきたところであります。
このような中、私は「主人公は町民である」との揺るぎない信念のも
と、健全財政を堅持しつつ、本町の抱える課題に真摯に向き合い、その
一つ一つを着実に解決することができ、御理解と御協力をいただいた議
会をはじめ、広く町民の皆様に感謝と敬意を表します。
今、3期目の任期も折り返し点を迎え、新年度から任期後半がスター
トいたします。社会情勢は日々刻々と変化し、将来を見通すことは難し
い面があるものの、常に初心を忘れず、町政運営に全力を挙げ、取り組
んでまいりたいと意を決しております。
新年度におきましては、3期目の基本姿勢として掲げた「めざせ暮ら
し満足度日本一のまち」を進めていく上で、各分野の町民満足度を高め
ていく取組はもちろんのこと、財政の健全性に留意しつつ、わが町の将
来を見据えた、「“For
Future”輝く確かな未来へ」に向けた
まちづくりへの投資に注力してまいります。
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特に、昨年公表されました2015年国勢調査の結果では、本町にお
いても調査始まって以来初の人口減少が確認され、今後も何等かの手立
てを講じなければ、減少の流れは加速していくことが見込まれておりま
す。
わが町の将来を託す世代のために、この流れを食い止めるべく、一昨
年策定した「まち・ひと・しごと創生
人口ビジョン・総合戦略」に基
づき、事業を展開しているところであり、引き続き、定住人口の維持に
向け、未来への投資となる「しごとづくり」、
「人の流れ」、
「結婚・出産・
子育て」、「まちづくり」の各分野において、重点的に施策を進めてまい
りたいと考えております。
また、社会基盤の整備を一層進めるため、国の社会資本整備総合交付
金を活用し、平成28年度から5ヵ年計画で取り組んでいる柿田川周辺
地区都市再生整備計画事業について、計画2年目となる平成29年度は、
道路や柿田川公園の整備を引き続き進めるほか、丸池周辺の公園化、図
書館と保健センターの複合施設の各事業に着手するとともに、
(仮称)柿
田川ビジターセンターのあり方について幅広い視点から検討してまいり
ます。
これらを踏まえ、わが町の輝く確かな未来へ向け、
「めざせ暮らし満足
度日本一のまち」を実現するために、5つの満足度を柱とする施策を引
き続き進めていくことといたします。
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~町政運営の重点分野~
第一の柱は「子育ての満足度」であります。
子育て支援に関しましては、これまでも、こども医療費自己負担の軽
減や放課後児童教室の施設整備と対象の拡大などに取り組んでまいりま
した。
子育て世代に対する近隣市町のサービス水準はもとより、全国の自治
体においても、様々な子育て支援施策の拡充を図っている中、本町にお
いても、その取組の更なる充実を図るため、中学生までを対象としてい
るこども医療費助成について、新たに対象を高校生相当年齢まで拡充す
るとともに、小学生及び中学生を含め、入院にかかる自己負担額を無料
化いたします。
また、放課後児童教室につきましては、対象を小学6年生まで拡大し
たことなどにより生じる待機児童を解消するため、その受け皿づくりを
計画的に進めていき、新年度は南小学校に既存施設とは別に新たな施設
を増設いたします。
さらに、保育所待機児童解消のため誘致を進めておりました、町内3
箇所目となる小規模保育施設が柿田地区に開所することから、安定的な
保育サービスが提供できるよう、既に稼動している2施設と合わせ、そ
の運営を支援してまいります。
第2の柱は「老後まで安心の満足度」であります。
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昨今のまちづくりにおいて、
「安全・安心」は様々な分野の根幹となる
重要な要素であると認識しております。子どもや高齢者、障がい者など、
あらゆる町民が生涯にわたって安全と安心を実感できるよう、これまで
努めてきた福祉や防災施策の充実をはじめ、人にやさしい道路づくりや
生きがいを持てる生涯学習の推進など、幅広く安全安心のまちづくりを
進めてまいります。
特に、全国的に高齢ドライバーの運転による死傷事故が多発しており、
このような悲劇を繰り返さないためにも、運転免許証の自主返納を一層
促し、免許証返納後も日常生活における移動に不便が生じないようにす
ることが必要と考えております。その一つとして、昨年4月から、高齢
者の貴重な移動手段としても活用されている町内循環バスの西回り運行
を開始し、両方向の運行としたところであります。新年度からは、運転
免許証の自主返納者に対し、これまでの返納手数料の助成に加え、タク
シー等の利用券を助成し、高齢者が安心して暮らせるまちづくりを目指
してまいります。
第3の柱は「町民サービスの満足度」であります。
行政は、町民という顧客を持つサービス業であり、親切・丁寧な対応
は当然のことながら、感謝と思いやりの心を持ちつつ、質の高い安定し
た行政サービスを提供していくことが基本と考えております。
これまでも、主人公である町民のニーズにお応えできるよう、土曜と
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日曜の休日開庁を導入し、利便性の向上を図ってきたところであります。
今後も行政サービス全般に対し、更に町民の満足度を高められるよう、
行政改革と情報公開を一層推進することにより、徹底した経費の節減と
公平・公正な行政サービスの提供に努めてまいります。
第4の柱は「自然環境・生活空間の満足度」であります。
わが町の宝「湧水・柿田川」の素晴らしい自然環境をはじめ、町内に
は、生活にゆとりと潤いを与える水辺やみどりなどの空間が数多く点在
しております。一方で、大型商業施設や沿道商業のほか、多くの医療施
設が立地するなど、生活の利便性が高く、コンパクトな町域の中に、自
然と都市機能が共存・調和した町となっております。
この恵まれた生活環境を維持・向上させ、定住人口の確保につなげて
いけるよう、都市計画道路玉川卸団地線の整備を念頭に置いた町東部地
域の土地利用構想の検討を進めるとともに、先に申し上げました、丸池
周辺を公園として整備し親水空間を創出するほか、老朽化した図書館と
保健センターを集約し複合施設として整備するための設計等に着手して
まいります。
第5の柱は「働く喜びの満足度」であります。
働く喜びを享受するためには、地域の活力を生み出し向上していく必
要があり、産業振興を重要な施策として位置付けております。
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本町では、中小規模の企業が多いことから、中小企業に対する設備投
資等への支援を進めており、本年度からは情報発信への支援も行ってい
るところであります。新年度においては、更に支援項目を拡大すること
とし人材確保についても支援を行ってまいります。
また、企業の町内進出、留置の後押しとなるよう、国及び県の地方拠
点強化税制と連携し、町内に本社機能等を移転した企業に対する固定資
産税の優遇制度を創設したところであり、企業立地促進事業の補助制度
と合わせて、雇用の受け皿となる企業誘致及び留置の取組を推進してま
いります。
さらに、昨年10月から開始した、清水町独自の地域通貨である「ゆ
うすいポイント」制度を一層PRし、協力企業を拡大することで地域商
業の活性化を図っていくほか、本年度策定した観光ビジョンに基づく施
策を推し進めながら、わが町の貴重な財産である柿田川を訪れる人が環
境保全の取組や自然、歴史、文化を学習できるとともに、柿田川の持つ
魅力を町内外に情報発信する中心的な施設として(仮称)柿田川ビジタ
ーセンターのあり方について検討してまいります。
以上申し上げました5つの柱を町政運営の重点分野としながら、引き
続き、第4次総合計画に掲げる将来都市像である「笑顔があふれ
ちよく
ここ
住み続けたくなるまち・清水町」の実現に向け、果敢に取り組
んでまいります。
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なお、新年度におけるその他の主要施策につきましては、第4次総合
計画の6つの基本目標の順にその大要を御説明申し上げます。
~人がふれあい快適で住みよいまち~
一つ目の基本目標であります「人がふれあい快適で住みよいまち」に
向けた施策に関しましては、引き続き、この分野が所管する広報広聴や
情報化の充実、公共交通の利用促進、生活環境保全対策、公園整備や緑
化、下水道整備などの事業推進に鋭意取り組んでまいります。
特に新年度は、町内循環バスの安全な運行に資するため、バス車両の
更新を支援するほか、築後25年以上が経過した町営柿田住宅について、
長寿命化計画に基づく外壁及び屋根の改修工事を行ってまいります。
下水道の整備につきましては、玉川地区や徳倉地区をはじめとする町
内未整備箇所の面整備を順次進めるとともに、当面する事業推進に必要
となる整備構想や計画を策定するほか、下水道会計を平成31年度から
企業会計に移行するための準備を進めてまいります。
~安全で安心して暮らせるまち~
二つ目の基本目標であります「安全で安心して暮らせるまち」に向け
た施策に関しましては、引き続き、この分野が所管する防災対策、道路
整備や交通安全対策、防犯対策、青少年の健全育成などの事業推進に鋭
意取り組んでまいります。
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特に新年度は、災害に対する備えを強化するため、西小学校をはじめ
指定避難所等4箇所にマンホールトイレを整備するほか、同時通報用無
線のデジタル化に向けた設計やハザードマップの更新などを行うととも
に、引き続き、丸池川の護岸整備を下流部から計画的に行ってまいりま
す。
道路整備につきましては、引き続き、西間門新谷線や伏見柿田線など
町内幹線道路のほか、生活道路や通学路の整備を進めるとともに、路面
調査の結果や橋梁長寿命化計画に基づき、道路舗装や橋梁の補修を順次
進め、安全かつ適正な道路環境の維持管理に努めてまいります。
青少年健全育成につきましては、子どもたちが地域と強く結びつきな
がら、心豊かで健やかに成長できるよう、放課後チャレンジキッズ教室
として平日の放課後に3小学校で実施している放課後子ども教室を、新
年度からは開催回数を更に増やし、子どもたちの安全安心な居場所づく
りを進めてまいります。
~元気な子どもの声が聞こえるまち~
三つ目の基本目標であります「元気な子どもの声が聞こえるまち」に
向けた施策に関しましては、先に申し上げました子育て支援施策のほか、
小中学校の教育環境の充実に向けた取組といたしまして、子どもたちの
国際的な感覚を養うため、小中学校全5校にALT(外国語指導助手)
を配置し、英語に親しみやすい環境を整えたところであります。新年度
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からは、子どもたちがその効果を実感し更に意欲的に英語を学んでいけ
るよう、小学生は4級以上、中学生は3級以上の英語検定受験費用を助
成してまいります。
また、ICT教育の推進のため、各校のパソコンの入れ替えに合わせ
てタブレット端末等のICT備品を導入していくほか、学校生活におい
て子どもたちにきめ細かな支援ができるよう、スクールソーシャルワー
カー及び外国人児童・生徒のための支援員を配置してまいります。
学校施設の整備につきましては、老朽化した小学校給食棟の改築整備
を計画的に進めており、平成28年度の南小学校に続き、平成29年度
は西小学校の改築工事と清水小学校の改築に向けた設計を行うとともに、
平成30年度に計画する清水小学校の給食棟改築工事に伴い、学校開放
等における駐車場が不足するため、旧清水幼稚園跡地を駐車場として整
備することといたします。
また、学校内トイレの洋式化を順次進めるほか、南小学校のグラウン
ド整備、各校のガラス飛散防止フィルムの計画的な張り替えなど、子ど
もたちが安心して学校生活を送ることができる環境づくりに引き続き取
り組んでまいります。
~健やかで生きがいを持てるまち~
四つ目の基本目標であります「健やかで生きがいを持てるまち」に向
けた施策に関しましては、引き続き、この分野が所管する母子及び成人
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保健や食育、介護予防・生活支援、スポーツ・生涯学習、文化振興など
の事業推進に鋭意取り組んでまいります。
特に新年度は、母子保健の取組として、聴覚障害の早期発見・早期療
育により音声言語発達への影響を最小限に抑制するため、新生児に対す
る聴覚スクリーニングの検査体制を整備するとともに、出産後の母子に
対して、心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業を開始し、産
後も安心して子育てができるよう、支援体制を整えてまいります。
また、改定期を迎える各種福祉計画の策定作業を進めるほか、介護保
険の制度改正に伴う新しい介護予防・日常生活支援総合事業を開始する
とともに、地域の中で高齢者が安心して暮らせる地域包括ケアシステム
の充実に努めてまいります。
生涯学習・スポーツ振興につきましては、先にも申し上げた取組のほ
か、外原野球場のフェンスやトイレ、狩野川ふれあい広場の管理棟など、
経年劣化が進むスポーツ施設の改修等を行い、利用しやすい施設として
整備を進めてまいります。
~自然と共生し環境にやさしいまち~
五つ目の基本目標であります「自然と共生し環境にやさしいまち」に
向けた施策に関しましては、引き続き、この分野が所管する自然環境保
全やごみの減量化・リサイクル化などの事業推進に鋭意取り組んでまい
ります。
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環境保全につきましては、国指定天然記念物である柿田川の類い稀な
自然と湧水の重要性について、町内外の人たちに、より認識を深めてい
ただくことが保全意識の高揚につながるという考えのもと、その素晴ら
しい自然を感受できる場となる柿田川公園の整備を進めてまいります。
環境衛生につきましては、ごみ処理施設を持たない本町にとって、ご
みの分別・リサイクルを徹底することにより減量化を図ることが、資源
循環型社会の実現に寄与するとともに、経費の節減にもつながることか
ら、環境保全意識の高揚に努めるとともに、更なる取組の推進を図って
まいります。
~産業の活力に満ちたにぎわいのあるまち~
六つ目の基本目標であります「産業の活力に満ちたにぎわいのあるま
ち」に向けた施策に関しましては、引き続き、この分野が所管する商工
業や農業等の産業の振興や計画的な土地利用などの事業推進に鋭意取り
組んでまいります。
特に新年度は、重点分野で申し上げた取組のほか、産業及び観光振興
の取組として、産業・観光振興のための窓口となる新たな組織の設立等
に支援することとし、産業及び観光の両面にわたる事業推進体制を充実
するとともに、柿田川公園を訪れる方がわかりやすく来園できるよう、
本町周辺の国道1号に観光案内板を設置することといたします。
また、成長産業企業の町内留置・誘致を図るため、県の内陸フロンテ
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ィア推進区域に指定された久米田地区内の工業用地造成事業において、
県企業局が施工する水路等の公共施設整備に応分の負担をしてまいりま
す。
さらに、勤労者向けの教育資金及び住宅建設資金の貸付事業を、より
利用しやすい利子補給制度へ改変してまいります。
行政改革につきましては、一層の経費節減に努めつつ、これまで以上
に効率的な行財政運営の確保と行政サービスの質の向上を図り、町民と
ともに現状に「気づき」
、そして町民とともに清水町の未来を「築く」た
め、第5次清水町行政改革大綱及び同実施計画に基づく各事業を推進し
てまいります。
特に、本年度末に完成する公共施設等総合管理計画に基づき、新年度
からは、個別の施設計画の策定を順次進めていくとともに、現在行政改
革推進委員会において進めている補助金等の見直しの検討結果を踏まえ、
見直しが必要な補助金等の改善にも取り組んでまいります。
~結びに~
以上、平成29年度の町政運営に対する基本的な考え方と主要な施策
について、その概要を御説明申し上げました。
これまで申し上げた考え方を基本に予算編成を行った結果、一般会計
の予算規模は、101億2,400万円、平成28年度当初予算 比
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2.6%、2億5,800万円の増となり、当初予算としては初 の
100億円を超える規模となりました。
また、これに特別会計の総額75億6,680万円を合計いたします
と、176億9,080万円となり、全体の予算規模は平成28年度当
初予算比1.0%の増となったところであります。
私は、常日頃から「大人世代の財産は知識と経験であり、子どもや若
者の財産は未来である」との思いから、大人の知識と経験を継承し、未
来を支え、守り、子どもたちが希望を持てる環境を創ることが、行政の
責務であると考えております。
新年度予算は、将来の望ましいまち、清水町を思い描き、わが町の将
来、輝く確かな未来への投資に注力したものであります。今後もまちづ
くりの主人公である町民の皆様の声に常に耳を傾け、社会経済情勢の変
化や新たなニーズに柔軟に対応しつつ、「暮らし満足度日本一のまち」、
「笑顔があふれ
ここちよく
住み続けたくなるまち・清水町」を目指
し、全力で取り組んでまいります。
町民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層の御支援、御
協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げ、平成29年度に臨む施政
方針とさせていただきます。
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