鳥海ダムで水力発電を行う発電事業者を公募します

記者発表資料
平成２９年３月１日
東北地方整備局
鳥海ダム工事事務所
「鳥海ダムで水力発電を行う発電事業者を公募します」
～再生可能エネルギーの有効活用に向けて～
鳥海ダム工事事務所では、子吉川の沿川地域を洪水から守り、また、
由利本荘市への水道用水供給等を目的とした、鳥海ダムの建設を進め
ています。
この度、鳥海ダムにおいて、再生可能エネルギー有効活用の観点か
」を
ら、鳥海ダムの放流水を活用した「ダム水力発電（従属発電※）
行う事業者を募集します。
◆鳥海ダム建設事業にかかる、発電事業者選定のための公募の概要は別添資料のとお
りです。
◆鳥海ダムにおけるダム水力発電に関する規模検討の応募要件等を記載した「参加者
の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認書の提出を求める公示」の本文は、
鳥海ダム工事事務所のホームページに掲載しています。
ＵＲＬ：http://www.thr.mlit.go.jp/chokai/
：ダムの目的となっている水道用水の供給等、利水の運用を利用して行われる発電
※「従属発電」
＜発表記者会：秋田県政記者クラブ、東北電力記者会、東北専門記者会＞
問い合わせ先
国土交通省東北地方整備局鳥海ダム工事事務所
秋田県由利本荘市桜小路 32-1 TEL：0184-23-5120（代表）
おがさわらよしじ
工務課長
小笠原由次
鳥海ダム建設事業にかかる発電事業者選定のための公募の概要
鳥海ダム建設事業において、ダムの放流水を活用した発電（ダムの目的と
なっている水道用水の供給等、利水の運用を利用して行う水力発電（いわゆ
る従属発電）
）を行う事業者を選定するため、下記のとおり発電規模検討へ
の参加希望の有無を確認する公募を行います。
本公募により特定された事業者は、
鳥海ダム建設事業にかかる特定多目的
ダム法に基づく「ダム使用権の設定予定者」の手続きを行う発電事業者とし
て選定します。
■事業箇所
鳥海ダム建設事業（秋田県由利本荘市鳥海町百宅地先）
■選定方法
発電規模検討への参加を希望した事業者について、
「発電規模検討書」の提出を要請します。
発電規模検討書を提出した事業者事業者の中から、水力発電所の設置・運営が可能な技術、実
績、資金力等の観点から評価を行い、特定多目的ダム法の手続きを行う発電事業者を 1 者選定
します。
■公募のスケジュール
平成29年 3月 1日（水）
参加意思確認書の提出を求める公示
平成29年 3月17日（金）
説明会（仙台市）
平成29年 3月22日（水）
説明会（秋田市）
平成29年 4月14日（金）
参加意思確認書の提出期限
平成 29 年 4 月 20 日（木）予定
発電規模検討書の提出要請
平成 30 年 2 月 9 日（金）予定※ 発電規模検討書の提出期限
※発電規模検討書の提出要請時に通知
■公示文書
応募要件等を記載した「参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認書の提出を
求める公示」の本文は、以下、鳥海ダム工事事務所のホームページに掲載しています。
ＵＲＬ： http://www.thr.mlit.go.jp/chokai/
鳥海ダムの概要
鳥海ダム受益地位置図
鳥海ダムの目的
子吉川沿川の洪水被害の軽減及び流水の正常な機能の維持並びに由利本荘市
への水道用水の補給を目的に鳥海ダムを計画。
鳥海ダムの諸元
施
ダ
設
ム
ダ
型式
ム
堤
名
頂
集
水
水
台形ＣＳＧ
高
長
総貯水容量
湛
鳥海ダム
面積
面積
81.0 m
365.0 m
①洪水調節
ダム地点の計画高水流量780m3/sのう
ち700m3/sを調節し、子吉川流域の洪水
の低減を図る。
凡例
②流水の正常な機能の維持
子吉川における流水の正常な機能の
維持と増進を図る。
□
基準地点（治水）
■
基準地点（利水）
○
主要地点
ダム地点
集水区域
47,000千 m3
3.1
km2
83.9 km2
洪水氾濫防止区域
③水道用水
由利本荘市に対し、新たに1日最大
29,390m3（0.34m3/s）の水道用水の取
水を可能にする。
水道用水供給区域
不特定用水補給区域
大臣管理区間
貯水池容量配分図
サーチャージ水位
鳥海ダム完成予想図
EL.419.2m
ほったいのたき
法体の滝
洪水調節容量
ダム高
Ｈ＝81.0m
21,000千m3
有効貯水容量
39,000千m3
常時満水位
ももやけがわ
EL.411.5m
利水容量 18,000千m3
流水の正常な機能の維持 17,700千m3
水道用水
300千m3
最低水位 EL.401.3m
堆砂容量
8,000千m3
基礎地盤 EL.342.0m
総貯水容量
47,000千m3
百宅川
鳥海ダム
こよしがわ
子吉川
子吉川
N

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