ほけんだより - あゆみ保育園

<3月3日は耳の日です>
気をつけよう!~耳の病気~
平成29年3月1日
あゆみ保育園
園 長 江郷茂男
看護師 高瀬浩子
ほけんだより
乳児さんは、特に中耳炎になりやすいので気をつけましょう。原因が分からず泣き続ける時や、
耳を触るしぐさが多い時は中耳炎になっていることが多いです。まだお話が出来ない時期は、自
分で耳が痛いと訴えられないので、疑わしいと思われたら早目に耳鼻科を受診しましょう。
陽ざしが暖かく感じる日も増えてきて、春の訪れも近いですね。東京都のインフルエンザの
外耳炎
急性中耳炎
しん出性中耳炎
患者数は減少してきているようですが、まだ流行している地域もあり、引き続き注意が必要で
す。お家でも「手洗い・うがい」をしっかり実施し、感染予防をしていきましょう。
4月には、きりんさんは小学校に進学ですね。在園児は進級があります。みんな元気に新年
原
因
耳の入り口から鼓膜まで
の外耳道に炎症や湿しん
ができた状態。耳あかが
原因になることもある。
状
湿しんができるとかゆ
い、耳を触ると痛い、発
熱やうみが出ることも
ある。
度を迎えられるよう、最後のひと月を大切に過ごしていきましょう。
また、今年度 1 年間、様々な面でご協力を頂きありがとうございました。
<2月の感染症>
3月の身体測定
7日(火)幼児クラス
10日(金)乳児クラス
インフルエンザ A 型
乳児 2名
RS ウィルス
乳児 2名
症
かぜが原因で起こること
が多く、ウイルスや細菌
が中耳に達して炎症を起
こした状態。
中耳内に分泌液がたまっ
た状態。かぜや、急性中
耳炎の繰り返しが原因で
起こる。
激しい耳の痛みと、高熱。
一時的な難聴・閉そく感
がある。耳だれが出たり、
乳児の場合は、おう吐や
下痢が見られることも。
痛みや熱はないが、耳が
聞こえにくくなったり、
閉そく感・耳鳴りがある。
マイコプラズマ感染症 乳児 1 名
流行性耳下腺炎
幼児 1 名
胃腸炎
幼児 1 名
~子どもの花粉症~
今年も花粉症の季節がやってきました。大人と同じように子供も
治
療
ポイント
抗生物質の点耳薬や内服
薬を使うと、1週間程度
で治まる。
化膿していなければ、抗
生物質の服用で、ほぼ治
まる。
必要に応じて鼓膜を切開
し、たまった液を抜いて
ようすを見る。分泌液が
吸収されて、自然に治る
ことも多い。
外耳炎になったら、耳を
むやみに触らないよう
に。
繰り返し中耳炎を起こす
と、しん出性中耳炎にな
りやすいので、きちんと
治すように。
痛みがなく気づきにくい
ので、耳の聞こえや、様
子の変化に注意。
花粉症になります。症状としては、
「目のかゆみ、まぶたの腫れ、く
しゃみ、鼻づまり、鼻水」などです。鼻づまりによって睡眠不足に
なり、日中の集中力が低下することもあります。また、子どもの
花粉症は、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの他のアレルギー
疾患との関わりがあることもあります。子どもが花粉症になった
ら、早い段階でお医者さんに診てもらいましょう。
<~花粉症用のメガネ着用についてのお願い~>
花粉症の季節になり、アレルギーのある方にはつらい時期です。あゆみ保育園のお子様も、花粉症
の症状があるお子様が沢山います。保育園での「花粉症用メガネ」の着用は、医師の指示があった場
耳掃除の時は、綿棒で奥に耳垢
合のみとさせていただきます。メガネ着用の必要がある場合は看護師にご相談下さい。ご協力よろし
を押しこまないように注意しま
くお願い申し上げます。
しょう。