日本音楽教育学会設立 50 周年記念出版 「最新音楽教育研究ハンドブック:実践と研究の統合と展開 2020(仮)」 企画と編集に協力してくださる会員を募集します 日本音楽教育学会設立 50 周年記念出版準備委員会 2019(平成 31)年,日本音楽教育学会は設立 50 周年を迎えます。学会は音楽教育実践 と研究の一層の発展を願い,学会設立 50 周年を記念する出版物を刊行するための準備を 始めました。この出版物は,これまでの成果を踏まえつつ新しい切り口で音楽教育の「こ れから」を考えるためのハンドブック的な性格のものとし,学術性を保ちながら多くの人 にとって読みやすいものであることをめざします(裏面参照)。日本音楽教育学会設立 50 周年記念出版準備委員会は,この出版に向けてできるだけ多くの学会員の力を結集したい と考え,企画と編集に協力してくださる「編集委員」と「編集協力者」を募ります。 「編集委員」には,既に任命されている委員(編纂にあたる)と協力し,企画(目次の 決定,執筆者の選定,キーワード選定等)と編集(原稿の依頼,応募原稿の審査,編集) に携わっていただく予定です。 「編集協力者」には,編集委員と協力し,資料調査,原稿の 編集作業,索引作成など,企画および編集の一部に携わっていただく予定です。 音楽教育研究と実践に関わる多様な立場の人々にとって有意義で読みごたえのあるもの にするために,様々な立場から,多様な経験をもつ会員の力を結集したいと考えます。多 くの会員の応募をお待ちしています。 記 応募資格:応募時点で日本音楽教育学会正会員または特別会員であること 応募期間:このお知らせがお手元に届いてから,2017(平成 29)年4月 30 日まで 応募方法:下記 URL にアクセスして,必要事項を書き込んで送信してください。 「こんな 本にしたい」 「この発想を盛り込みたい」「こんな仕事をしたい」を,200 字~ 400 字程度で自由に書き込んでくださることを期待し ます。 https://goo.gl/forms/1u8vfcadoRADbzgx2 *応募者が多数の場合は本委員会にて選考を行います。 *応募情報は本委員会以外には一切非公開とし,情報の保護・管 理に留意いたします。 *選考結果は5月 31 日までに本人にメールで連絡します。 *応募情報の記載に虚偽があった場合は,決定後であっても委員,協力者への任命を取 り消す場合があります。 *編集委員,編集協力者になられた方も,本ハンドブックの公募原稿に投稿することは できます。その場合の審査体制については別途検討します。 以上 参考資料 「最新音楽教育研究ハンドブック(仮)」 現在検討中の構成 音楽教育の「これまで-今-これから」を5つの切り口から捉え,実践と研究にと って重要なことがらを選び出して解説,考察し展望する。各部をどのように構成する かは編集委員が決定するが,基本的に各部ともに最新の研究動向を見渡しつつ一定の 考察と展望をおこなうこととし,現代的課題に取り組む実践の報告と分析などもあわ せて構成する。各原稿は2ないし4ページを基本とし,原稿は依頼原稿と公募原稿と する。依頼と公募の配分は編集委員が決定する。 第6部のキーワード集は,これからの音楽教育にとって重要になると予想される語 を精選して提示し,それぞれ1ないし2ページで解説する。 ―5つの切り口とキーワード集の 6 部構成案― 【第1部】音楽教育の意義 音楽教育研究を支えるいくつかの学問的基盤から,これからの思考枠組み を提示する。 【第2部】音楽教育を開く,つなぐ 発達科学の動向を背景に,乳幼児研究と実践そして,共生社会の実現に向 けて高齢者や障害をもつ人とともに音楽すること,社会の中で音楽するこ とを見つめる。 【第3部】音楽教育でつながる,はぐくむ:音楽教育と学校 学校教育における音楽,音楽教育と学校をこれからの社会を見据えて考え る。学校に軸足を置きつつ,社会の中の学校,グローバル化の中の学校を 見つめる。 【第4部】音楽教育が育てる,音楽教育をになう:教員養成,高等教育におけ る音楽教育 高等教育における音楽が見直される現代社会において,大学における音楽 教育の役割,および学校におけるこれからの音楽教育を担う教員養成の課 題を考える。 【第5部】音楽教育の挑戦:学際的に,未来を拓く 音楽教育研究の現状と未来を見つめ,学際的な挑戦を音楽教育研究の内と 外から考える。 【第6部】音楽教育の未来を展望するキーワード集
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