2-1 いきいきの泉…

第2章
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いきいきの泉
具体的な施策について
~笑顔あふれる
いきいきのまち~
(1)子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくり
子どもたちが興味をもって学習に取り組み、思考力、判断力、表現力を育
む教育を推進するため、小中学校にタブレット端末を配置するとともに、普
通教室などにおいてもインターネットに接続できる環境の整備を進めます。
また、不登校児童・生徒の解消に向けて、一人ひとりのニーズに応じた、
きめ細やかな教育を行うとともに、学校に看護師や介助員、学習指導補助員
を配置して、特別な支援を必要とする児童・生徒に対する教育の充実に努め
ます。
4月1日に開校する村松桜中学校の通学につきましては、遠距離となる生
徒に通学バスを運行するとともに、今後も通学路の安全確保に取り組みます。
小中学校の改修につきましては、村松小学校大規模改造工事、五泉小学校
のグラウンド整備を行います。
(2)ともに学び生きがいをもてるまちづくり
生涯学習の充実では、活動の拠点施設として安心して利用いただけるよう、
村松公民館の改修工事を実施するとともに、さくらんど会館の改修工事に係
る実施設計に着手します。
生涯スポーツにつきましては、総合型地域スポーツクラブ「ヴィガ」や関
係団体と連携し、子どもから高齢者まで健康で活力に満ちた生活を送れるよ
う、市民の健康づくりや体力増進に努めます。
スポーツ施設を活用した交流人口の増加と地域活性化を図るため、引き続
き「合宿誘致促進事業」に取り組みます。
スポーツ施設の環境整備につきましては、総合会館大ホールや駐車場の改
修及び中ホール正面階段棟の改築工事に着手するほか、閉校となります山王
中学校の体育館を体育施設として活用します。
また、陸上競技場など市内4カ所の屋外体育施設に屋外型AEDを設置し
ます。
芸術文化活動の推進としましては、引き続き優れた芸術の鑑賞機会の提供
に努めます。
図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や
各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯に渡り本に親しむことができ
るよう学校等と連携し、子どもの読書活動を推進してまいります。
文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で別所地区圃場整備事業に伴う
試掘・確認調査に着手します。
(3)一人ひとりが活躍できるまちづくり
高齢者の社会参加の推進につきましては、生涯にわたって、いきいきとし
た生活を送ることができるよう、交流の場の充実に努めるとともに、地域が
主体となる高齢者の通いの場づくりを支援します。
また、今月開所した「いきいきシニアプラザむらまつ」では、介護予防の
ための趣味の活動などを実施します。
障がいのある人の自立と社会参加への支援につきましては、障がいのある
人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、障がい福祉に関す
る関係機関と連携し、支援体制のさらなる充実を図ります。