経営比較分析表

経営比較分析表
兵庫県 養父市
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
下水道事業
小規模集合排水処理
I2
25,139
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
該当数値なし
0.54
94.40
3,680
136
3
面積(km2)
422.91
人口密度(人/km )
59.44
2
処理区域面積(km2)
0.13
処理区域内人口密度(人/km )
1,046.15
グラフ凡例
2
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成27年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【2,685.08】
80.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
79.00
78.00
77.00
76.00
75.00
74.00
73.00
72.00
当該値
H23
74.68
H24
79.56
H25
79.20
H26
79.53
H27
78.90
平均値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H23
H25
H26
H27
4,000.00
3,500.00
3,000.00
2,500.00
2,000.00
該当数値なし
1,500.00
1,000.00
500.00
0.00
当該値
当該値
当該値
H23
3,942.03
H24
3,182.63
H25
3,408.14
H26
2,985.05
H27
3,146.01
平均値
平均値
平均値
2,988.96
3,055.24
2,574.47
2,585.83
2,464.06
「単年度の収支」
H24
4,500.00
H23
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
H24
H25
H26
H27
「支払能力」
⑥汚水処理原価(円)
【30.63】
「債務残高」
⑦施設利用率(%)
⑧水洗化率(%)
【600.63】
【36.67】
【89.35】
120.00
700.00
45.00
90.00
100.00
600.00
40.00
88.00
35.00
86.00
500.00
80.00
30.00
400.00
25.00
300.00
20.00
60.00
40.00
100.00
0.00
0.00
当該値
H23
68.78
H24
96.59
H25
91.37
H26
90.46
H27
98.21
平均値
26.99
29.25
31.04
31.45
32.91
78.00
76.00
5.00
当該値
H24
196.52
H25
211.87
H26
250.46
H27
217.52
平均値
663.60
622.31
589.39
588.55
561.54
「料金水準の適切性」
80.00
10.00
H23
282.18
0.00
2. 老朽化の状況について
82.00
15.00
200.00
20.00
84.00
74.00
当該値
H23
27.20
H24
26.40
H25
25.60
H26
24.00
H27
22.40
当該値
H23
79.52
H24
84.71
H25
84.11
H26
84.51
H27
83.82
平均値
38.97
39.12
41.24
37.95
34.92
平均値
86.89
87.79
88.34
88.20
88.64
「費用の効率性」
【単年度の収支】
収益的収支比率は、施設整備時の起債借入の償還
が多額となっているため、70%台と低い数値で推移
し、慢性的な赤字経営となっている。
【債務残高】
企業債残高対事業規模比率は、地理的条件により
施設整備時の起債借入が多額となったため、類似団
体平均を上回っているが、償還が進み数値は下降し
ている。今後も大きな投資は予定しておらず、数値
は下降していく見込みである。
【料金水準の適切性】
経費回収率は、類似団体平均値及び全国平均値を
上回っており、本年度98.21%となっている。概ね
適正な料金水準であるといえる。
【費用の効率性】
汚水処理原価は、類似団体平均値及び全国平均値
を大きく下回っている状況が続いている。今後も経
費の節減等に努め数値の上昇を抑えていく。
【施設の効率性】
施設利用率は、人口減少が進行しているため、
年々下降し、類似団体平均値及び全国平均値を下
回っている状況が続いている。施設更新時には規模
の見直しを検討し効率的な施設運営を図る必要があ
る。
【使用料対象の捕捉】
水洗化率は、過去5年間類似団体平均値を下回っ
ている状況である。区域内の下水道整備は完了して
おり、大きな増加は見込めない状況である。
「施設の効率性」
平成11~17年にかけて供用開始された事業であ
り、供用開始後16年が経過したところで、比較的老
朽化は進行していない状況である。現時点では適切
な維持管理を行うことで施設の延命化に努めなが
ら、施設更新に向けて検討し、計画的な更新を実施
していく。
「使用料対象の捕捉」
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【0.17】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H23
H24
H25
H26
0.01
該当数値なし
0.00
当該値
当該値
当該値
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
H27
0.00
平均値
平均値
平均値
0.00
0.00
0.00
0.01
0.00
「施設全体の減価償却の状況」
H27
0.02
H23
H24
H25
「管渠の経年化の状況」
H26
H27
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成23年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
本事業は、平成11~17年度に供用開始し、整備率
は100%となっている。
経営状況は、類似団体平均値と比較すると概ね良
好な状況であるが、施設利用率及び水洗化率が低
く、効率的な施設運営の観点で問題がある状況であ
る。しかしながら、当該事業区域は地理的に過疎化
が一層進んでいる地域であり大きく好転させること
は困難な状況である。
今後は、平成29年4月に地方公営企業法を適用
し、企業会計方式に移行することで、事業の計画性
や透明性の確保、財政状況及び経営状況の透明化・
明確化を図り、中長期的な経営の基本計画である
「経営戦略」を平成28年度に策定し、計画的で合理
的な事業運営を図る。