検査内容変更のお知らせ

臨床検査事業
Vol.17-11 C-04
発行 平成 29年 2月
検査内容変更のお知らせ
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のお引き立てをいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、下記項目につきましては自動測定装置の変更に伴い、本年 4 月より測定試
薬を同一メーカーが販売する改良試薬に変更させていただくことに致しましたので、
取り急ぎご案内申し上げます。
なお、本変更に伴い、検査内容を下記の通り変更させていただきます。
誠に勝手ではございますが、事情をご賢察の上、何卒ご了承の程お願い申し上げ
ます。
敬具
記
対象項目/変更内容
コード
検査項目名
変更箇所
新
旧
備考
08946 HBV−DNA定量
項目コード 26995
08946
自動測定装置変更に伴
《TaqManPCR法》検 査 方 法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法 う改良試薬の採用
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
[ロシュ・ダイアグノスティックス] 国際単位表記への変更
基 準 値 定量値:1.0 Log IU/mL 未満 定量値:2.1 Logコピー/mL 未満
(定量下限)
(定量下限)
増幅シグナル:検出せず
増幅シグナル:検出せず
*
2.1∼8.9 Logコピー/mL
*
2.1 Logコピー/mL 未満
*
報告上限 9.0 Log IU/mL 以上
9.0 Logコピー/mL 以上
報 告 単 位 Log IU/mL
Logコピー/mL
測定範囲 1.0∼8.9 Log IU/mL
報告下限 1.0 Log IU/mL 未満
08937 HCV−RNA定量
検 査 方 法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法 自動測定装置変更に伴
《TaqManPCR法》
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
[ロシュ・ダイアグノスティックス] う改良試薬の採用
08943 HIV−1 RNA定量 検 査 方 法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法 ロシュ/リアルタイムRT−PCR法
《TaqManPCR法》
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
*
検 体 量 EDTA−2K血漿 2.1mL
EDTA−2K血漿 3.5mL
*過日、INFORMATION Vol.17−04でご案内した内容に一部記載漏れがございました。
謹んでお詫び申し上げます。
変更期日
● 平成29年4月1日(土)受付日分より
〈本社〉〒101−8517
インフォメーション
東京都千代田区内神田1−13−4
THE KAITEKI ビル
TEL. 03−5994−2111
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HBV−DNA定量《TaqManPCR法》
自動測定装置の変更に伴い、HBV−DNA定量《TaqManPCR法》の測定試薬を同一メーカー
が販売する測定範囲が拡大された改良試薬に変更します。
なお、本変更に併せて、報告単位を国際単位『Log IU/mL』に変更します。
新旧二法の相関
(Log IU/mL)
10.0
8.0
(
y 新)
=0.973x
(旧)
+0.046
r=0.989,N=147
新
6.0
法
4.0
2.0
0.0
0.0
2.0
4.0
旧 法
6.0
8.0
10.0
(Log IU/mL)
旧法の単位をLog IU/mLに換算して表記しています。
Logコピー/mLからLog IU/mLへの換算式:Logコピー/mL−0.76=Log IU /mL
(社内検討データ)
[ご注意]国際単位への変更に伴い、下記の単位表記併用項目につきましては、平成29年
3月31日(金)をもちまして検査受託を中止致します。
[26792]HBV−DNA定量/単位併記《TaqManPCR法》
参考文献
菅原昌章, 他:医学と薬学 73, 1329−1339, 2016.
HCV−RNA定量《TaqManPCR法》
自動測定装置の変更に伴い、HCV−RNA定量《TaqManPCR法》の測定試薬を同一メーカー
が販売する改良試薬に変更します。
新旧二法の相関
(Log IU/mL)
8.0
7.0
(
y 新)
=1.020x
(旧)
−0.181
r=0.996,N=163
6.0
新
5.0
法
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
旧 法
5.0
6.0 7.0 8.0
(Log IU/mL)
(社内検討データ)
参考文献
菅原昌章, 他:医学と薬学 73, 1329−1339, 2016.
HIV−1 RNA定量《TaqManPCR法》
自動測定装置の変更に伴い、HIV−1 RNA定量《TaqManPCR法》の測定試薬を同一メーカー
が販売する改良試薬に変更します。本変更に伴い、検体量の削減が可能になりました。
新旧二法の相関
(Logコピー/mL)
7.0
6.0
(
y 新)
=0.930x
(旧)
+0.297
r=0.976,N=139
5.0
新
4.0
法
3.0
2.0
1.0
0.0
0.0
1.0
2.0
3.0
旧 法
4.0
5.0
6.0
7.0
(Logコピー/mL)
(社内検討データ)
参考文献
目崎和久, 他:医学と薬学 73, 705−709, 2016.