j - APC

k
はじめに
®
w w w.apc.com
Biometric Mouse
指紋認証マウス
Password Manager
(BioM34-JP)
APC の指紋認証マウス Password Manager(BioM34-JP、
図 1)を使えば指紋認証センサに指先で触れるだけでシス
テムにログオンすることができます。指紋認証ハードウェ
アとソフトウェアが指紋を保存・識別し、パスワードで防
御されているシステム、アプリケーション、Web サイトへ
パスワードの認証が必要なく、アクセスすることができま
す。
安全に関する警告
本装置は企業ネットワークのセキュリティーを強化するため
の機能ではありません。企業内の機密データを保護する目的で
は使用しないでください。本製品は一般事務室や一般家庭用と
して開発されたものです。したがって、極めて高度の信頼性を
要する用途(生命維持装置や手術室用機器、原子力制御システ
ム、集団輸送システム等、多大な人的・物的損害を及ぼす恐れ
のある用途)には使用しないでください。
キーボードやポインティングデバイスの長時間の使用により、
身体的な障害が生じる可能性があります。多くの活動と同様
に、コンピュータを使用する際にも、手や腕の痛み、首や腕の
痛み、首や肩のこりなどの不快感を経験することがあります。
苦痛、鈍痛、うずき、しびれ、焼けるような感覚、筋肉の硬直
などが継続するか、繰り返して生じる場合は、直ちにキーボー
ドやポインティングデバイスの使用を中止して、速やかに医師
にご相談ください。
規制情報
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI)
の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。この装置は、家
庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジ
オやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を
引き起こすことがあります。
品質限定保証規定
保証期間中に製品に欠陥が生じた場合は、弊社の判断により製
品を修理または交換いたします。この保証は、事故、過失、誤
用によって破損を受けた製品、改造や修正が施された製品には
適用されません。保証は購入後10日間以内に適切に登録され
た製品に対し、製品を新規購入されたお客様ご本人にのみ適用
されます。
弊社はいかなる場合においても、本製品の使用から生じる、直
接的、間接的、特別、偶発的、必然的な損害に関して、そのよ
うな損害の可能性についての通告があった場合でも、弊社の保
証規定する以外は一切の責任を負わないものとします。特に、
利益や収益の損失、装置使用不能による損害、ソフトウエアの
損失、データの損失、第三者からの損害請求、その他の費用に
関しては、一切責任は負わないものとします。
なお、以下の点につきましてもご確認の上、予めご了承くださ
い。
本シートの内容の一部または全部を無断転載することは禁止
されています。
本シートの内容に関しては予告なしに変更することがありま
す。
本シートは内容について万全を期して作成いたしましたが、万
一ご不審な点や誤り、記述もれ等、お気づきの点がございまし
たら弊社までご連絡ください。
本製品の運用を利用とする損失、逸失利益等の請求につきまし
ては、いかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。
システムによっては、現在の Windows のユーザ名が
表示されます。
(Windows 98/ME ではユーザ名を入
力する必要があります。)Windows のユーザ名がな
い方はこの過程でユーザ名を作成してください。
パスワード欄に Windows のパスワードを入れます。
これはWindowsにログオンする時に用いるパスワー
ドと同じものです。
「次へ」をクリックして続行する
か、「キャンセル」ボタンを押して終了します。
指の選択画面 ( 図 5) が表示されます。ハイライトで選
択して製作する指を選びます。注意:全ての場面で同
じ指を使ってかまいません。緑のチェックマークがつ
くとその指が既に製作されたことを示しています。
B. 新しいハードウェア発見ウィザードのスクリーン
が表示されます。
「次へ」をクリックして適切なド
ライバの検索を選び、
「次へ」をクリックします。
C. CD-ROMドライブのチェックボックスだけを選び
「次へ」をクリックします。
D. ドライバがみつかれば「次へ」をクリックしインス
トールします。インストールが完了するとハード
ウェアウィザードがメッセージを送ってきます。
APC OmniPass ソフトウェアのインストール。
システムに前のバージョンのソフトウェアがインス
トールされている場合は、コンピュータのコント
ロールパネルのソフトウェアのアンインストールを
使用し削除します。
A. APC OmniPassソフトウェアCDをCD-ROMドライ
部品番号:990-2656
ご使用上の注意
火災、怪我、感電、またはデバイスの損傷を避けるために、特
に次の点(以下は一例ですが、これに限られません)にご注意
ください。屋外等水のかかる場所では使用しないでください。
本装置のいかなる部分も水などの液体に濡らしたり、吹きかけ
たり、大量の液体を本製品内部に入れないでください。
コードやプラグの損傷など、本製品に恒久的な損傷がある場合
は使用しないでください。
本装置を掃除する際は、事前に本装置を接続機器から取り外し
てください。
光学式センサーの赤い光を直接見ないでください。
o
A. ソフトウェア CD を挿入してください。
l
クイックインストールガイド
ドライバのインストール。
ブに挿入し、画面のインストール指示に従ってくだ
さい。
図 1. APC BioM34-JP
B. 入力指示がでたらロケーションのパスネームを
入れます。
C. 指 示 に 従 い シ ス テ ム を 再 起 動 し て く だ さ い。
APC
OmniPass(黄色の鍵)のアイコンが
Windows のコントロールパネル、スタートメ
ニュー、画面下のタスクバーに表示されます。
注意: センサ表面を金属等のとがったもの例えばボール
ペンなどで触れないようにしてください。表面を損傷する
特性
• 付属の USB ケーブルでラップトップやパソコンに簡単
に接続
• Windows、アプリケーション、オンラインパスワード
など何にでも簡単に使えるマスターパスワード
m
製作ウィザードを選び指紋をデータベースに加えま
す。製作ウィザードの初期画面が表示されます(図 3)。
• Microsoft Passport® と互換性
• Internet Explorer®
対応
• Windows 98®、ME®、2000®、XP®(Windows 95® は除
く)を含む Windows OS 全てに対応
• マルチ言語サポート
• TruePrint™ 対応
• 回転スクロール・ホイール付き全機能マウス
指を指紋認証センサおよびドライブリング(図 6)に
センサ
セットアップ
注意:センサ部分に貼ってある透明カバーを剥がして下さい。
ドライブリング
指紋認証マウスの接続。
注意:指紋認証マウスを接続する前に、既にインストール
されている指紋認証などの関連セキュリティソフトウェ
アを削除してください。指紋認証ハードウェアを接続す
るには、図 2 のように BioM34-JP をノートパソコンや
CPU の USB ポートヘ差し込んでください。コンピュータ
の電源を切る必要はありません。
p
のせスキャンします。軽く、正確に押してください。
指を指紋認証センサならびに周辺のドライブリング
にしっかりと接触させてください。指紋中央の画像
を入力できた時 APC OmniPass は認証能力を向上さ
せます。
• Windows XP® Credential Manager と互換性
• インストール、カスタマイズ、使用操作が簡単なグラ
フィカルユーザーインターフェイス (GUI)
j
図 5. 指の選択画面
n
図 3. 製作ウィザード初期画面
製作ボタンを選びます。パスワードの確認画面 ( 図 4)
が表示されます。
図 6. 指紋認証センサとドライブリング
図 7 のように指紋認証センサ上に指を平らに置き指
紋部分全体を捕らえるようにします。指先をセンサ
上に置いただけでは高画質の指紋が取れません。
図 7. 指の正しい置き方
Copyright © 2004 American Power Conversion. 不許複製。
APC は American Power Conversion の登録商標です。その
他の商標はすべて各所有者に帰属します。
USB ポートへ
図 2. BioM34-JP の接続
図 4. パスワードの確認画面
指の選択画面から「次へ」をクリックします。指紋の取
得画面が表示されます ( 図 8)。
指紋認証マウスを使ってログオンする
BioM34-JPがインストールされている状態でログオンす
ると、ユーザのログインダイアログボックスと共に指紋
のウィンドウが表示されます。(図 10)
ファイルの暗号化と開錠
ファイルまたはフォルダを暗号化するには:
j
k
l
図 10. 指紋ウィンドウ付きユーザの
ログインダイアログボックス
図 8. 指紋の取得画面
指をセンサ上に置いた状態で、指紋画面下部の緑の点滅
ボックスがしっかりと緑色になるまで押しつづけます。
指を持ち上げセンサ上に置き直します。製作手続終了の
メッセージが表示されるまでこの手順を繰り返します
( 約8回 )。よりよい結果を得るためには、センサに置く
指の位置を毎回少しづつずらし、ソフトウェアが指の合
成画像を作成できるようにしてください。
画像処理を行っている時は指を動かさないでください。
画像処理中、センサに対し指を平らに静止した状態にし
ておいてください。必要な取得が完了すると、指紋の確
認画面が表示されます。(図 9))
指紋が既に製作されているユーザは、BioM34-JP 装置に
指を置くだけで APC OmniPass へログインできます。青
のスクロールボックスは APC OmniPass が指紋装置利
用に備え待機していることを表しています。
一旦指が装置に置かれると、指紋がウィンドウに表示さ
れ、確認されると緑に、確認されなければ赤になります。
注意:ソフトウェアが指紋を確認するまでに数回やり直
す必要があるかもしれません。
スクリーンセーバーパスワード
スクリーンセーバーパスワードを使っているシステム
に指紋認証ハードウェアがインストールされている場
合、スクリーンセーバーが始まった後 Windows へログ
バックするのに指紋を利用することができます。APC
OmniPass は指紋センサを検知するとスクリーンセー
バーパスワードダイアログボックスに指紋ボックスを
追加します。該当する指をセンサの上に置きログバック
してください。
WINDOWS 98/ME のコンフィギュレー
ション
Windows 98/ME では APC OmniPass はオペレーション
システムをより安全にするためログインスクリーンを
置き換えます。この特性をご利用いただくには次のこと
を行ってください。
j
図 9. 指紋の確認画面
再び指をセンサ上に置きます。指紋が上手く製作できた
かどうかを示すメッセージが表示されます。製作が成功
したかどうかを確認するために、ユーザはセンサ上に数
回指を置く必要があるかもしれません。
製作が成功すれば、別の指を製作するを選び、他の指の
指紋を APC OmniPass データベースへ追加することが
できます ( オプション )。製作が上手くいかなかったら、
製作手続を必要なだけ繰り返してください。
製 作 が 完 了 し た ら、製 作 の完了を選び、登録画面で
「完了」をクリックします。APC OmniPass へログイン
しソフトウェアを使います。
k
l
Windows の「スタート」メニューからスタート>
ドロップダウンメニューから OmniPass 暗号化ファ
イルを選び左クリックします。
ファイルやフォルダの暗号化の指示が表示されたら、
ユーザー名とパスワード/指紋スキャンを入力します。
複数ファイルを含むフォルダが選ばれると、フォル
ダ内のファイルのリストならびその暗号化状態を示
すウインドウが現れます。暗号化が完了すれば OK を
クリックしてください。
注意:Windows のディレクトリ内またプログラムファイ
ルのディレクトリ内のファイルやフォルダ、また APC
OmniPass ソフトウェアがインストールされているフォ
ルダなど、ファイルやフォルダによっては暗号化できない
ものもあります。
暗号化されたファイルまたはフォルダを開錠するには:
j
k
l
該当するファイルまたはフォルダにブラウズし、右
クリックします。
ドロップダウンメニューから OmniPass 暗号解読
ファイルを選び左クリックします。
ファイルやフォルダの開錠指示が表示されたら、ユー
ザ名とパスワード/指紋スキャンを入力します。複数
ファイルを含むフォルダが選ばれると、ファイルのリ
ストならびその状態を示すウインドウが現れます。全
てのファイルが開錠されたら OK を選びます。
BioM34-JP の全機能の使い方については、ソフトウェア
CD-ROM のユーザマニュアルを参照してください。追加
機能には、開く、ログイン・ユーザ、ログアウト・カレン
トユーザ、ユーザ ID の変更、パスワードを記憶する、アッ
プデートの確認、ヘルプ、バージョン情報などが含まれま
す。オープン機能では、表示画面内のタブを使ってパス
ワード保管室内のパスワードを開示することができ、これ
は、期限切れ、不正使用された、忘れた、などの理由で既
存のパスワードを変更しようとする場合役立ちます。
指紋認証センサのお手入れ
APC OmniPass コントロールパネルを選びます。
BioM34-JP センサとドライブリングのお手入れの方法:
イネーブルデスクトップセキュリティボックスを
Windows 98/ME でネットワークへログインされる場合、
Windows のパスワードとユーザ名がネットワークのパ
スワードならびにユーザ名と必ず同一であるようにし
てください。
Windows 98/ME のユーザ情報を変更するには:
k
右クリックします。
設定>コントロールパネルを選びます。
選びます。
ユーザは必ずパスワードを覚えておいてください。さも
ないとコンピュータにログインできません。
j
暗号化するファイルまたはフォルダにブラウズし、
Windows の「スタート」メニューから、スタート>
設定>コントロールパネルを選びます。
ユーザを選びます。ここから、ユーザ名とパスワー
ド全てを変更することができます 。
j
k
l
m
BioM34-JP をコンピュータからはずします。
綿棒を水性家庭用洗剤でぬらします。ブリーチなど
の塩素系クリーナーやアセトン、シンナー、テレビ
ン油などの溶剤は使用しないでください。
センサ表面とドライブリングを綿棒でやさしくふき
取ります。センサ周辺の電子機器に洗剤が流れこま
ないように気をつけてください。
きれいになった表面を再び乾いた綿棒でやさしく拭
き取ってください。
注意:定期的にお手入れする必要はありません。センサに
多少汚れ等がついても、通常、指で拭き取るだけで充分で
す。
トラブルシューティング
Windows 2000/XP ユーザーは Windows のユー
ザーを APC OmniPass データへ追加するときに
問題があるかもしれません。この問題が生じた場
合は、ローカルセキュリティ設定を調整してくだ
さい:
j
k
l
Windows に管理者としてログインします。
Windows の「スタート」メニューから、ス
タート>設定>コントロールパネル>管理
ツール>ローカルセキュリティ設定>セ
キュリティオプションを選びます。
ネットワークアクセスを選びます:ローカル
アカウント用のシェアリングとセキュリ
ティモデル設定が標準-ローカルユーザの
自己認証となっていなければなりません。
Windows XP へログインしている時に指紋セン
サが作動しない場合は、Windows ユーザ設定を
変えてみてください。
j
k
Windows の「スタート」メニューからスター
ト>設定>コントロールパネル>ユーザア
カウントを選びます。
ユーザログオン、ログオフ方法の変更を選
び、ログオンスクリーンとファーストユー
ザスイッチングオプションの設定が同じ
(使用可能あるいは不可能)であるか確認し
てください。
保証
本装置の無償保証期間は 2 年間です。製品保証
書に記載されている本装置購入日を起算日とし
ます。製品保証書を未発行、または紛失の場合
は、原則として本装置のシリアル番号から製造年
週を確認し、それより 27ヶ月を無償保証期間と
します。本製品には製品保証書が同梱されていま
せん。製品ご購入日より、10 日以内に、弊社ユー
ザ保証登録ページ (http://www.apc.co.jp/sands/
register/index.html) よりご登録ください。
保証登録
本製品の保証のために登録する場合は http://
www.apc.co.jp/sands/register/index.html を参照
してください。
APC 連絡情報
APC Web Support
Web:
電話:
FAX:
http://www.apc.co.jp/sands/
http://www.apc.com/jp
03-5434-2021
03-5434-2022