和 顔 愛 語 三 月 二 十 日( 月 ・ 祝 ) 彼 岸 中 日 法 要 護 持

おてら 第 81 号 平成 29 年 春 彼 岸 号 発行 浄土真宗本願寺派 蒲原 浄光寺 (TEL 025-229-0629)
常例十六日講
経
会
毎月 十六 日午後 一時よ り
お経練習・法話会
写
毎月第二・四金曜日
午後一時より
先 祖への供 養 は
私への 供 養
三月二十日
( 月・ 祝)
午 前 十一 時 よ り
おと き
彼 岸 中日 法 要
護 持 会 総 会
正午
お と きも 椅子 席に なっ て い ます
ご本尊様にお参りしてから
お墓参りをしましょう
わ
げ
ん
あ
い
和 顔 愛 語
ご
せんによもんしゆ
住 職
しんきよう
蒲 原
霊 英
今号では、新年号に載せた専如門主のご親 教にありました、もう一つの
わ げ ん あ い ご
お言葉「和顔愛語」について述べたいと思います。
しようよくちそく
ぶつせつむりようじゆきよう
この言葉も、前号の「少欲知足」と同様に出典は「仏説無量寿経」で、
わ げ ん
おだ
あ い ご
「 和 顔 」 と は 穏 や か な 笑 顔 、「 愛 語 」 と は 優 し い 思 い や り の あ る 言 葉 で す 。
せんいじようもん
「先意承問」と続き、相手の気持ちを先んじて察しその想いを満たしてあ
げると説かれます。二つの言葉は別のことを言っているわけではありませ
ん。相手の心の内を真に思いやるからこそ、その想いを満たそうと笑顔と
つな
優しい言葉で接することに繋がります。とは言え、相手の心の内を真に思
いやることは非常に難しいことです。私達は、人の思いを知ろうとするよ
り、まず自分の思いを押し付けて、その思いが分かってもらえないと相手
を悪く言う。相手のためと思ってやったことが、実は相手を傷つけていた
かもしれない。悲しいかな、私達の思いやりの心なんぞは、親切の押し付
ひと
よ
けや独り善がりになってしまう不完全なものなのではないでしょうか。
じ ひ
しんらんしようにん
じ ひ しじゆう
思 い や り の 心 を 仏 教 で は「 慈 悲 」と 言 い ま す が 、親 鸞 聖 人 も「 こ の 慈 悲 始 終
たんにしよう
じ ひ
な し 」(『 歎 異 抄 』 第 四 章 ) と 言 わ れ 、「 人 間 が 持 つ 慈 悲 と い う の は 、 生 き
あわ
はぐく
物を憐れみ、悲しみ、 育 む心であるが、どれほどかわいそうだ、気の毒だ
じ ひ
と思っても、思いのままに救うことはできないのだから、このような慈悲
じ ひ
は完全なものではない」と、何の見返りも求めない仏の慈悲とは違うと説
かれます。しかし、どうせ不完全な思いやりの心しか持てず、人のためと
しよせん
は言いながら所詮自己都合が入った行いしかできないのだから、思いやり
の 心 を 持 っ て 行 動 し な く て も よ い と 言 わ れ て い る わ け で は あ り ま せ ん 。「 人
しよせん
おろ
間は、所詮そのような不完全な愚かなものなのだ」と自覚したうえで行動
すす
しなさいと勧められているのです。
おろ
おこ
不完全でも愚かでもよいではないですか。笑って過ごしても一日、怒っ
て過ごしても一日。どうせなら気持ちよく笑って過ごしたいものです。あ
なたの笑顔と優しい言葉が、周りの人達を笑顔に心優しくしてくれるはず
です。もし、誰かを傷つけてしまったら、またそこから何ができるか考え
じつせん
てみればよいのですから。お彼岸から実践してみませんか。
合 掌
浄光寺ホームページ http://www2s.biglobe.ne.jp/~joukouzi/
本願寺ホームページ http://www.hongwanji.or.jp
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3月17日 ~ 23日
おてら 第 81 号 平成 29 年 春 彼 岸 号 発行 浄土真宗本願寺派 蒲原 浄光寺 (TEL 025-229-0629)
ご し ん ね い
し
あお
しようにん
み や くみ やく
りようげもん
ご
しんじん
え
で
ん
かなめ
4 月 2 0 日 (木)
タオル付
浄光寺
1 0:00発 /16: 00着
ご兄弟姉妹、ご友人等お誘い合わせの上
ご参加をお待ちしています!
本山・本願寺は1月9日午後から
ご し よ う き ほ う お ん こ う
日)にあたり、聖 人のご
し よう が い
こ とば がき
お寺へ
日午前まで、宗門にとって最も大
切な御正忌報恩講法要を営み、全国
しんらんしようにん
各地から多くの僧侶・門徒が参拝し
むく
しよう にん
た。同法要は、宗祖・親鸞聖人の祥
おんどく
月命日(
ご え い ど う
恩徳に報おうと毎年営んでいる。
ず
ご 門 主 が 御 影 堂 で 御 真 影( 聖 人 像 )
ご し ん か い ひ
のご安置されるお厨子の扉を開けら
しよう にん
れる9日午後の「御親開扉」に始ま
し よ や
れんによしようにん
日にはご門主がご
り、最終日の聖 人ご命日まで7昼夜
座を営んだ。
しんき よう
ひ は ん
し ように ん
親 教を述べらた。初夜には蓮如上人
しんじん
の時代に僧侶・門徒が上 人に自分の
ご し よ う き
信心を告白して批判を仰いだことが
始まりとされ、御正忌で脈 々と受
か い げ ひ は ん
け継がれてきた大切な儀式である
ていとう
「改悔批判」が行われた。堂内で僧
おご
侶と門徒が低頭して「領解文」を唱
ご え い ど う
和 し 、厳 か な 雰 囲 気 の 中 で 信 心 の 要
し よう に ん
が説かれた。期間中の御影堂には、
はいどく
でんとうほうこく
ご え い ど う
日にはその詞 書である
聖 人のご生 涯を描く「御絵伝」が
げ じ ん
今年は、伝灯奉告法要で御影堂内
の外陣すべてにいすが設置され、例
年とは一味違う光景が広がった。
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15
025-229-0629
申し込み
16
「御伝鈔」が拝読された。
ごでんしよう
掛けられ、
13
\ 6, 5 0 0-
会費
16
28