調布市 平成 29年度予算案 市政経営の概要 《 施 策 と 予 算 》 平 成 29 年 度 抜 粋 版 平 成 29 年 度 予 算 (案 )の ポ イ ン ト 市政経営概要 2∼9ぺージ Ⅰ 4つの重点プロジェクト及び2つのアクションへの取組 【4つの重点プロジェクト】 1 強いまち 2 安心して住み続けられるまち 3 利便性が高く快適で豊かなまち 4 うるおいのあるまち 【2つのアクション】横断的連携による施策の推進・調布のまちの魅力発信 16 ページ Ⅱ 子ども・子育て分野,福祉分野における新たな課題に対する取組 ●多様な保育ニーズの対応強化 ● 妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援の充実 ●子どもの貧困の連鎖防止への対策の充実と若者の自立支援の充実 ●生活困窮者自立支援への取組 ●介護保険制度改正に関連した取組 18∼21 ページ Ⅲ オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク ゚に 向 け た 取 組 の 推 進 2020年に向けた調布市アクション&レガシープラン(検討案) ●5つのテーマとレガシー創出に向けた取組 ①スポーツ・健康づくり ②産業・観光振興 ③まちづくり ④文化・国際交流・平和 ⑤教育・青少年の健全育成 一 般 会 計 の 予 算 規 模 は , 886 億 5000 万 円 29 ページ∼ ( 平 成 2 8 年 度 に 比 べ て 3 2 億 9 0 00 万 円 , 3. 9 % の 増 , 過 去 最 大 ) 予算規模 (単 位 百 万 円 ・ % ) 会 計 29年度 28年度 増減額 増減率 一 般 会 計 88,650 85,360 3,290 3.9 特 別 会 計 48,087 47,929 158 0.3 国民健康保険事業 25,044 24,607 436 1.8 地 29 252 ▲ 223 ▲ 88.4 業 3,388 3,511 ▲ 124 ▲ 3.5 介 護 保 険 事 業 14,744 14,668 75 0.5 後 期 高 齢 者 医 療 4,883 4,889 ▲7 ▲ 0.1 136,737 133,289 3,448 2.6 用 下 水 道 事 合 計 ○ 市 税 は , 平 成 28年 度 と 比 べ て 9億 1000万 円 余 , 2.1% の 増 1 調布市 1 平成 29年度予算案 基本計画の4つの重点プロジェクトの推進 ※ 事 業 費 は 原 則 と し て 100万 円 未 満 を 四 捨 五 入 (1)強 いまちをつくるプロジェクト 「 市 政 経 営 の 概 要 」 2・3ヘ ゚ー ジ 【◆地 域 の 防 災 力 を 高 める】 ◇ 防 災 備 蓄 備 品 の 確 保 ・充 実 ・・・・・・ ・・6500万 円 〈 2 ペ ー ジ 〉 地域防災計画に則した防災備蓄用品の確保・充実に努めます。 平成29年度は,小学校に2基目となる防災備蓄コンテナの配備 を進めるため,小学校3校にコンテナを設置するとともに,避難所運営に資する ためのマンホールトイレや非常用小型発電機等の確保・充実を図ります。 【総務部】 ◇ 災 害 情 報 システムの 維 持 管 理 ・充 実 拡 充 ・・・・・・・・・2 億 1600万 円 〈 2 ペ ー ジ 〉 地震や風水害などの災害情報を提供する市民向けメール シスや防災フリーダイヤルの運用を行うとともに,災害時の 情報提供・通信システムの確保に取り組みます。 平成29年度は,移動系のデジタル防災行政無線の設置を 開 始 す る と と も に ,固 定 系 の 防 災 行 政 無 線 の デ ジ タ ル 化 に 向 け た 設 計 を 行 い ま す 。 【総務部】 【◆強い都市基盤をつくる】 ◇ 特 定 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 建 築 物 耐 震 化 促 進 事 業 ・・・・・1億 8300万 円 〈 3 ペ ー ジ 〉 震 災 時 の 復 旧・復 興 の 際 ,物 流 の 大 動 脈 と な る 特 定 緊 急 輸 送 道 路 が 沿 道 の 構 築 物 の 倒 壊 に よ り 閉 塞 し な い よ う ,補 強 設 計 ,耐 震 改 修 ,建 替 え 及 び 除 却 に 要 す る 費 用 の一部を補助し,沿道建築物の耐震化を推進します。【都市整備部】 ◇ 橋 り ょ う の 耐 震 改 修 拡 充 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・1億 33 00万 円 〈 3 ペ ー ジ 〉 災害時の緊急・救助や資材等の物流経路を確保するため,橋りょう長寿命化計 画 に 基 づ き 計 画 的 な 耐 震 工 事 を 進 め ま す 。ま た ,橋 り ょ う の 安 全 な 維 持 管 理 の た め , 橋りょう台帳を整備するとともに,改修工事を行います。【都市整備部】 ◇住 宅 の 耐 震 化 の 推 進 拡 充 ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・4100 万 円 〈 3 ペ ー ジ 〉 昭 和 56年 5 月 31日 以 前 の 旧 耐 震 基 準 に よ り 建 築 さ れ た 木 造 住 宅 の 所 有 者 及 び 分 譲 マ ン シ ョ ン の 管 理 組 合 等 に 対 し て ,耐 震 診 断 ,改 修 等 に 係 る 費 用 の 一 部 を 助 成 す る と と も に ,耐 震 に 係 る 相 談 会 や 建 築 士 等 専 門 家( 耐 震 ア ド バ イ ザ ー )を 派 遣 し , 耐震意識の普及・啓発を行い,災害に強い住環境づくりに取り組みます。 また,更なる耐震化普及・啓発のため,木造住宅及び分譲マンションの個別訪 問事業を開始します。【都市整備部】 2 調布市 (2)安 心 して住 み続 けられるまちをつくるプロジェクト 平成 29年度予算案 「市 政 経 営 の概 要 」 4∼6ページ 【◆子 ども たちの 健 や か な成 長 を 支 え る】 ◇待 機 児 童 対 策 の 推 進 拡 充 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・21 億 7600万 円 〈 4 ペ ー ジ 〉 保 育 園 待 機 児 童 の 解 消 に 向 け ,調 布 市 基 本 計 画 及 び 調 布 市 子 ど も・ 子 育 て 支 援 事 業 計画に基づき,認可保育園等の誘致・整備を行い,計画的に定員拡大 に取り組みます。 平成29年度は,800人規模の定員拡大を目指し,認可保育園 10園と分園1園の開設誘致に取り組みます。【子ども生活部】 ◇学 童 クラブ施 設 の 整 備 拡 充 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・2億 19 00万 円 〈 4 ペ ー ジ 〉 学 童 ク ラ ブ と ユ ー フ ォ ー の 利 用 状 況 を 把 握 し な が ら ,児 童 の 適 切 な 育 成 環 境 を 確 保 す る た め ,条 例 で 定 め た 学 童 ク ラ ブ の 設 備 及 び 運 営 の 基 準 を 踏 ま え ,調 布 市 基 本 計 画 及 び 調 布 市 子 ど も・子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 基 づ き ,計 画 的 に 施 設 整 備 を 進 め る と と も に,障害児学童クラブの整備に向けた設計を実施します。【子ども生活部】 ◇ひと り 親 世 帯 の 子 ども 学 習 ・相 談 支 援 事 業 拡 充 ・・・・・・・ ・2400万 円 〈 4 ペ ー ジ 〉 子 ど も の 貧 困 連 鎖 防 止 に 向 け ,困 難 を 抱 え る 子 ど も・若 者 の 総 合 相 談 や 生 活 困 窮 者 世 帯 の 子 ど も を 対 象 と し た 学 習 支 援 等 と 連 携 し ,ひ と り 親 世 帯 の 子 ど も を 対 象 に 学 習 支援や相談支援を実施します。 平成29年度は,増加する学習支援のニーズに対応するため定員拡大するととも に,支援体制の充実を図ります。【子ども生活部】 ◇子 ども ・若 者 総 合 相 談 事 業 拡 充 ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1700万 円 〈 4 ペ ー ジ 〉 15歳 以 上 の 不 登 校 , 無 職 , ひ き こ も り 等 の 困 難 を 抱 え る 子 ど も ・ 若 者 を 対 象 に 計 画 的 な 支 援 を 行 う こ と を 目 的 に ,相 談 体 制 を 確 立 す る と と も に ,子 ど も ・ 若 者 の 居 場 所を確保するなどの支援を行います。 また,地域の支援団体や関係機関等との連携を図るため,「調布市子ども・若者 支援地域協議会」を設置し,官民が一体となって子ども・若者の実情に応じた支援 の提供を目指します。【子ども生活部】 3 調布市 平成 29年度予算案 ◇特 別 支 援 教 育 の 推 進 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・5 100万 円 〈 5 ペ ー ジ 〉 L D( 学 習 障 害 ),A D H D( 注 意 欠 陥・多 動 性 障 害 ),高 機 能 自 閉 症 等 の 課 題 の あ る 児 童 ・ 生 徒 に 対 し ,教 育 の 巡 回 指 導 や 専 門 家 チ ー ム の 巡 回 相 談 ,ス ク ー ル サ ポ ー ターの小・中学校全校配置等により,個々に応じた教育支援を行います。【教育部】 ◇小 ・中 学 校 施 設 の 整 備 拡 充 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・28億 18 00万 円 〈 5 ペ ー ジ 〉 児 童 ・ 生 徒 が 良 好 な 環 境 の 中 で 学 ぶ こ と が で き る よ う ,学 校 施 設 の 計 画 的 な 維 持 ・ 保全を実施し,施設の老朽化対策を推進するとともに,児童・生徒数の増加に伴う 学校施設の整備や給食室の改修設計を行います。 また,非構造部材の耐震化や避難所としての防災機能の向上を図るとともに,学 習環境の改善として特別教室の空調整備や校庭の芝生化に取り組みます。 さらに,長寿命化に係る整備方針の策定(平成29・30年度)に向けた校舎の 構造体の耐久性調査を実施します。【教育部】 児童・生徒数増加に伴う施設整備 普通教室改修工事3校 校舎増築工事2校 体育館改築工事1校 学校施設の維持保全 給 食 室 改 修 工 事 ( アレルギー対 策 含 む ) 1 校 校庭整備工事4校 プール循環浄化装置改修工事2校 プール水槽改修工事2校 受変電設備改修工事1校 非構造部の耐震対策 校舎外壁改修工事設計2校 校舎外壁・屋上防水改修工事設計1校 校舎外壁・屋上防水改修工事2校 校舎外壁改修工事2校 体育館外壁等改修工事設計2校 体育館内部・外部改修工事2校 体育館内部改修工事1校 学習環境の改善 校庭芝生化1校 特 別 教 室 空 調 整 備 (小 学 校 9校 , 中 学 校 4 校 )体 育 館 空 調 整 備 1 校 避難所機能向上 マンホールトイレ,バリアフリー,非常電源用設備工事4校 校舎耐久性調査(簡易版) 23校 長寿命化に係る整備方針の策定に向けた取組(平成29・30年度) 4 調布市 平成 29年度予算案 【◆高 齢 者 や障 害 者 の 暮 らしを 支 え る】 ◇介 護 予 防 ・日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 展 開 拡 充 ・・・・5億 1 800万 円 〈 6 ペ ー ジ 〉 平成28年10月から移行した介護予防・日常生活支援総合事業に おいて,引き続き介護予防の普及啓発事業やフォローアップ事業に取 り組むほか,地域での介護予防の継続的な取組を支援します。また, 地域福祉コーディネーターとの連携の下,生活支援コーディネーター の体制を強化し,地域での支え合いの体制整備を図ります。 そのほか,平成27年度に開設した福祉人材育成センターを引き続き活用し, 新たな生活支援サービスの担い手の養成を推進します。【福祉健康部】 ◇地 域 密 着 型 サ ー ビスの 整 備 拡 充 ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・2 700万 円 〈 6 ペ ー ジ 〉 認知症や介護が必要になっても,できる限り住み慣れた地域で暮らし続けられる ように支援する「地域密着型サービス」を市内4つの日常生活圏域(東部・西部・ 南部・北部)のバランスに配慮しながら整備を促進します。 平 成 2 9 年 度 は , 認 知 症 高 齢 者 グ ル ー プ ホ ー ム 1箇 所 , 定 期 巡 回 ・ 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 1 箇 所 ,看 護 小 規 模 多 機 能 居 宅 介 護 1 箇 所 を 開 設 し ま す 。【 福 祉 健 康 部 】 ◇障 害 者 の 就 労 支 援 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・6 100万 円 〈 6 ペ ー ジ 〉 平成29年2月に移転したちょうふだぞう及びこころの健康支援センターにおい て ,障 害 者 が 一 般 就 労 し ,安 心 し て 働 き 続 け る こ と が で き る よ う ,身 近 な 地 域 に お い て 就 労 面 及 び 生 活 面 の 支 援 を 一 体 的 に 行 い ,障 害 者 の 就 労 の 促 進 を 図 り ,障 害 者 の自立と社会参加を促進します。【福祉健康部】 5 調布市 (3)利 便 性 が高 く快 適 で豊 か なまちを つくるプ ロジェクト 平成 29年度予算案 「 市 政 経 営 の 概 要 」 7・8ペー ジ 【◆21世 紀 の 調 布 の まちの 骨 格 を つくる】 ◇駅 前 広 場 の 整 備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・2億 300万 円 〈 7 ペ ー ジ 〉 京王線地下化に連動した南北一体の街づくりを推進し,中心市 街地の交通結節機能を向上させるとともに,にぎわいや交流,う るおい,やすらぎのある駅前広場を計画的かつ段階的に整備します。 平成29年度は,調布駅前広場について引き続き北側から段階的に整備を進め ます。【都市整備部】 ◇鉄 道 敷 地 の 整 備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 800万 円 〈 7 ペ ー ジ 〉 京王線の地下化により生み出された貴重な都市空間を有効に活用し,市民交流や に ぎ わ い の 創 出 な ど ,各 ゾ ー ン の 特 性 を 生 か し な が ら ,鉄 道 敷 地 の 整 備 を 推 進 し ま す 。 平成29年度は,自転車等駐車場2箇所の整備と都市公園1箇所の用地取得を進 めます。また,緑道の設計等を行うとともに,都市公園2箇所の設計(西側端部・ 相模原線)を行います。【都市整備部】 <参 考 > ○ 鉄 道 敷 地 の 整 備 (全 体 ) ・ 緑 道 (1 箇 所 ) 8億 3,700万 円 測量・設計 ・ 調布駅自転車駐車場(2箇所) 設 計 , 整 備 工 事 ・都市公園 測 量 ・ 設 計 2 箇 所 (西側端部・相模原線), 用 地 取 得 1 箇 所 (相模原線) ◇都 市 計 画 道 路 の 整 備 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・14 億 4500万 円 〈 7 ペ ー ジ 〉 中心市街地における,道路交通ネットワークの構築と歩行者の回遊性向上を図 る た め ,調 布 3 ・ 4 ・ 2 8 号 線( 蓮 慶 寺 の 通 り )の 用 地 取 得 を 進 め ま す 。調 布 3 ・ 4・26号線については新みちまち区間(旧甲州街道∼甲州街道)で用地取得を 進めるとともに,布田駅北側(布田駅∼旧甲州街道)の事業化に向け引き続き取 組み,用地取得を進めます。 また,調布3・4・21号線(つつじヶ丘駅南口)については平成30年度の 事 業 化 に 向 け た 準 備 を 進 め ま す 。【 都 市 整 備 部 】 ◇調 布 駅 周 辺 におけ る市 街 地 再 開 発 事 業 の 促 進 拡 充 ・・・4億 9900万 円 〈 7 ペ ー ジ 〉 魅力ある商業・業務・住宅施設の整備とともに,都市計画道路等の公共施設整 備により,駅周辺にふさわしい土地の高度利用を図り,にぎわいと活力のある市 街地を形成します。 平成29年度は調布駅北第1A地区の清算手続きを進めるとともに,関連する 道 路 整 備 を 進 め ま す 。【 都 市 整 備 部 】 ◇自 転 車 等 駐 車 場 の 整 備 ・有 料 化 ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・5億 7300万 円 〈 7 ペ ー ジ 〉 調布市自転車等対策実施計画に基づき,自転車等駐車場の整備・有料化を図り ながら,計画に位置付けた収用台数の確保を進めます。 平成29年度は,調布駅南地下自転車等駐車場整備を進めるとともに,鉄道敷 地において2箇所の整備を行います。 ま た ,つ つ じ ヶ 丘 駅 北 側 の 自 転 車 等 駐 車 場 の 整 備 に 取 り 組 み ま す 。 【都市整備部】 6 調布市 平成 29年度予算案 【◆まちの 活 力 を 高 める】 ◇商 店 街 活 性 化 の 推 進 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・4 000万 円 〈 8 ペ ー ジ 〉 市内全域の商業活性化に向け,調布市商工会,市内事業者,商店会と連携し,買 い物環境の整備や商店会が実施するイベント事業等の支援などを通じて,商店会や 個店の魅力向上やにぎわい創出を推進します。 また,商店街の施設整備を支援するため,老朽化した街路灯の維持・撤去費用や 街路灯ランプのLED化,電気料金の一部を助成することで,商店会の負担軽減を 図ります。【生活文化スポーツ部】 ◇民 間 ノウハウを 活 用 した中 小 企 業 ・小 規 模 事 業 者 の 支 援 ・・・ ・100万 円 〈 8 ペ ー ジ 〉 多 摩 信 用 金 庫 を は じ め と す る 複 数 の 金 融 機 関 と 締 結 し た「 中 小 企 業 等 支 援 に 関 す る 包 括 協 定 」に 基 づ き ,創 業 ,事 業 承 継 ,経 営 支 援 ,中 小 企 業 事 業 資 金 融 資 支 援 な ど で 連 携 し な が ら ,創 業 支 援 や 経 営 課 題 に 関 す る セ ミ ナ ー を 開 設 す る な ど ,市 内 中 小 企 業 を支援します。【生活文化スポーツ部】 ◇「映 画 の まち調 布 」の 推 進 拡 充 ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・8 00万 円 〈 8 ペ ー ジ 〉 市内映画・映像関連企業・市民団体との連携を図りながら 映 画 ・ 映 像 を 「 つ く る ま ち 」,「 楽 し む ま ち 」,「 学 ぶ ま ち 」 を テーマに,積極的なロケ支援や市民・事業者等と連携した映画イべントの支援・ 協 力 ,「 高 校 生 フ ィ ル ム コ ン テ ス ト 」 等 の 世 代 に 合 わ せ た 調 布 市 独 自 の 事 業 を 展 開 し,広く市民に“映画”に親しんでもらうとともに,地域の活性化を図ります。 また,今年秋に開業予定の調布駅前のシネマコンプレックスと連携した「映画の ま ち 調 布 」な ら で は の 取 組 を 展 開 す る な ど ,映 画 ・ 映 像 を「 つ く る 」・「 楽 し む 」・ 「学ぶ」機会の充実を図ります。【生活文化スポーツ部】 ◇オリン ピック・パ ラリンピック に向 けた 取 組 の 推 進 ・・・・・・・ ・・・500 万 円 〈 8 ペ ー ジ 〉 調 布 市 が 開 催 地 と な る ラ グ ビ ー ワ ー ル ド カ ッ プ 2 0 1 9 や 東 京 2020 大 会 に 向 け て,大会の機運醸成のため,オリンピアンを招いた交流事業や小・中学生バレー大 会,小学生陸上体験教室などを開催するとともに,スポーツボランティアの育成に も取り組みます。また,障害者スポーツ情報の積極的な広報活動,障害の有無にか かわらず参加できるボッチャに親しむイベント等を開催するなど,国や都,関係団 体などと連携した取組を推進します。【生活文化スポーツ部】 ラクビーワールドカップ2019 2019.9.20∼ 2019.11.2 東京スタジアム(味の素スタジアム) 東京2020オリンピック競技大会 開会式,開幕戦 2020.7.24∼ 2020.8.9 東京スタジアム(味の素スタジアム) 近 代 五 種 (水 泳 ,馬 術 ,ラ ン ニ ン グ ,射 撃 ) 7人制ラグビー ※サッカーの実施が検討されています 武 蔵 野 の 森 総 合 ス ポ ー ツ 施 設 (仮 称 ) 東 京 2020 パ ラ リ ン ピ ッ ク 競 技 大 会 近 代 五 種 (フ ェ ン シ ン グ ), バ ド ミ ン ト ン 2020.8.25∼ 2020.9.6 武 蔵 野 の 森 総 合 ス ポ ー ツ 施 設 (仮 称 ) 車椅子バスケットボール 7 調布市 平成 29年度予算案 (4)うるおいのあるまちをつくる プロジェクト 概 「 市 政 経 営 の 概 要 」 9ペー ジ 【◆豊 か な水 と 緑 を 大 切 に守 り 生 か す】 ◇公 園 ・緑 地 ,崖 線 樹 林 地 の 保 全 拡 充 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・3億 円 〈 9 ペ ー ジ 〉 平成29年度は,公園施設長寿命化計画に基づく公遊園の改 修工事及び次期計画策定に向けた調査,入間町2丁目地域の崖 線樹林地の保全管理に関する調査検討及び同地域の管理のため の施設整備,用地取得した深大寺元町の特別緑地保全地区の暫 定的な整備のほか,国分寺崖線樹林地(若葉町)の用地取得に 向けた検討,みんなの森(緑ヶ丘2丁目)の公有化を行います。【環境部】 ◇公 園 ・緑 地 等 の 整 備 拡 充 ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7億 800万 円 〈 9 ペ ー ジ 〉 公園の配置状況や市民の利用ニーズを踏まえ,新たな公遊園の整備や既存の公 園・緑地等の再整備を推進します。 平成29年度は,鉄道敷地公園(西側端部・相模原線上部)の設計,(仮称)緑 ヶ丘2丁目公園の整備工事のほか,平成28年度に策定した公園・緑地機能再編整 備プランに基づき,多摩川市民広場の実施設計を行います。また,平成28年度に 寄附受けした用地を(仮称)上石原 3 丁目公園として暫定整備します。【環境部】 ◇深 大 寺 ・佐 須 地 域 の 里 山 ,水 辺 環 境 の 保 全 ・活 用 ・・・・・・・・ 300万 円 〈 9 ペ ー ジ 〉 平 成 25 年 度 策 定 の「 深 大 寺 ・ 佐 須 地 域 環 境 保 全 ・ 活 用 基 本 計 画 」に 基 づ き ,地 域 の環境資源の保全・活用に向けた取組を進めます。 平成29年度は,農業・農地を活かしたまちづくり事業を活用し整備した「調布 市佐須農の家」の運営・活用を行いながら,引き続き,農業従事者等と意見交換を 行うとともに,今後の支援事業を検討します。また,計画区域内の里山・水辺環境 の保全を図るため,必要な用地(深大寺南町2丁目)の公社取得を行います, 【環境部】 【◆良 好 な景 観 を 創 出 する】 ◇景 観 計 画 ・景 観 条 例 の 運 用 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 600万 円 〈 9 ペ ー ジ 〉 地域の特性を生かした魅力ある景観まちづくりに向け,景観条例・景観計画の適 正な運用に取り組みます。 平成29年度は,身近な景観についての景観形成ガイドラインを策定し,良好な 景観誘導の実効性向上を図ります。【都市整備部】 ◇深 大 寺 地 区 におけ るまちづ くり の 推 進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 400万 円 〈 9 ペ ー ジ 〉 深大寺地区の風情ある街なみ景観の維持,保全を図るとともに,地域資源の活用 によるにぎわいの創出や地区の回遊性を高めるため,深大寺通り街づくり協議会と 連携し,街なみ環境整備事業を推進します。 平成29 年度は,公共サイン整備,街なみ整備助成を実施するとともに,市道北 136号線ほかの遊歩道・散策路整備を行います。【都市整備部】 8 調布市 2 その他の主な新規・拡充事業 平成 29年度予算案 「市 政 経 営 の概 要 」 1 0 ペーシ ゙ ・ 入 間 川 上 流 域 (東 つ つ じ ヶ 丘 )に お け る 浸 水 被 害 軽 減 対 策 工 事 新 規 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 億 1000 万 円 ・ 義 務 教 育 就 学 児 医 療 費 助 成 に お け る 保 護 者 負 担 軽 減 (市 単 独 助 成 分 ) 拡 充 ( 小 学 校 1 ∼ 3 年 生 の 所 得 制 限 撤 廃 ) ・ ・ ・ 2 6 0 0 万 円 (うち拡充分1900万円)〈 7 7 ペー シ ゙ > ・ ( 仮 称 ) ス テ ッ プ ア ッ プ ホ ー ム 事 業 の 創 設 新 規 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 0 0 万 円 〈 7 5 ペーシ ゙ > (児 童 養 護 施 設 退 所 者 等 の 自 立 に 向 け た 住 居 支 援 ・ 相 談 支 援 ) ・ 認 証 保 育 所 等 保 育 料 助 成 事 業 拡 充 ・ ・ ・ 9 5 0 0 万 円 (うち拡充分1900万円) 〈 7 6 ペ ーシ ゙ > ・ 保 育 士 確 保 に 向 け た 支 援 (保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 ) 拡 充 ・ ・ ・ ・ ・ 6 9 0 0 万 円 (うち拡 充 分 5200万 円 )〈 7 5 ペーシ ゙ > ・ 幼 稚 園 入 園 料 の 保 護 者 負 担 軽 減 拡 充 ・ ・ 3 7 0 0 万 円 (うち拡充分 2500万円) 〈 1 0 6 ペーシ ゙ > ・食物アレルギー対策の着実な推進(市立若葉小の給食室改修設計委託)拡充 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1100 万 円 ・障害者(児)施設の防災・防犯対策の整備促進拡充 ・ ・ ・ ・ ・ 9 4 0 万 円 (う ち 拡充分 480 万円) 〈 7 9 ペ ー ジ 〉 ・ 都 市 農 業 活 性 化 支 援 事 業 補 助 の 活 用 拡 充 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6000万 円 〈89ページ> ・飛田給駅周辺における歩行者の安全確保に向けた取組(踏切対策)新規 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7600万 円 〈96ページ> ・ クリーンセンター機 能 の 再 編 ・ 移 転 に 向 け た 取 組 ( 工 事 ) ・ ・ 5 億 8 4 0 0 万 円 〈 87 ヘ ゚ ー シ ゙ > ・ 市 庁 舎 の 免 震 改 修 事 業 の 推 進 ( 設 計 ) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6500 万 円 〈69 ページ〉 ・ 住 民 票 等 の コ ン ビ ニ 交 付 導 入 に 向 け た 取 組 の 推 進 新 規 ・ ・ 440 万 円 〈71ページ〉 9 3 子ども・子育て分野,福祉分野における新たな課題に対する取組の推進 <1> 子ども・子育て分野,福祉分野の新たな課題に対する取組 調布市では,子ども・子育てに関する新制度や介護保険制度の改正など,近年の子ども・子育て分野, 福祉分野における新たな課題に適切に対応するため,待機児童対策や社会的に困難を抱える子ども・若者 への支援,生活困窮者自立支援など,事業の充実や新規事業の開始に取り組んでいます。 また,児童福祉法,母子保健法の改正を踏まえ, 「ゆりかご調布」事業をはじめとする,妊娠期から子育 て期にわたる切れ目ない支援の取組を充実していきます。 <2> 平成29年度の主な取組 ★は新規事業 ☆は拡充事業 ・は継続事業 ●多様な保育ニーズの対応強化 ☆待機児童対策の推進 ☆認可保育園の開設誘致(認可保育園 10 園・分園1園の整備により 800 人規模の定員を拡大) ☆保育士確保に向けた支援(保育士人材確保研修等事業・保育従事職員宿舎借上げ支援事業) ★保育コンシェルジュの配置 ☆放課後対策事業の充実 ・学童クラブ施設の整備(計画的に施設整備を推進) ・学童クラブとユーフォー(放課後子供教室事業)の運営の充実(学童クラブとユーフォーの連携した 運営の推進) ★障害児学童クラブの整備に向けた設計 ☆認証保育所等保育料助成事業の拡充 ☆幼稚園入園料の保護者負担軽減の拡充 ●妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援の充実 ☆「ゆりかご調布」事業(健康推進課窓口等での休日対応) ・こんにちは赤ちゃん訪問などの相談事業 ★産後ケア事業(出産直後等の産婦への相談・支援事業) ・特定不妊治療費の助成 ・妊婦や乳幼児への健診 ☆乳幼児への予防接種 ★保育コンシェルジュの配置【再掲】 ・児童館子育てひろば事業 ☆児童館子育てひろばにおける助産師相談事業 ・病児・病後児保育事業(市内2箇所) ☆義務教育就学児医療費助成における保護者負担軽減(小学校1年生∼3年生の所得制限撤廃) ☆児童虐待防止センターの体制強化 ☆ベビーシッター利用料助成等(多子・多胎児世帯への支援の充実) ・子ども家庭支援センター「すこやか」での支援事業(相談事業,一時預かり保育など) ●子どもの貧困の連鎖防止への対策の充実と若者の自立支援の充実 ☆子ども・若者総合支援事業の実施 社会的に困難を有する子ども・若者の自立を支援し,貧困の連鎖を防止するため,総合福祉センターを 拠点に,相談事業,学習支援事業,居場所事業を一体的に行う「子ども・若者総合支援事業」を実施 ★子ども・若者支援地域協議会の設置 ★(仮称)ステップアップホーム事業の創設(児童養護施設退所者等の自立に向けた住居支援・相談支援) ・子どもの居場所事業への助成 ●生活困窮者自立支援への取組 ・生活困窮者自立支援事業の充実 ・自立相談支援事業 ・住居確保給付金事業 ☆子どもの学習支援事業 ●介護保険制度改正に関連した取組 ・介護予防・日常生活支援総合事業の展開 (介護予防・生活支援サービス事業,一般介護予防事業) ・地域包括支援センターの充実 ・在宅医療・介護連携推進事業 ・認知症総合支援事業 ・見守りネットワークの推進 ☆生活支援体制整備事業の充実 (第2層生活支援コーディネーターの配置,生活支援サービスの担い手養成等事業など) ※その他関連事業 ・福祉人材育成事業の推進 10 【調布市における妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援】 調布市では,妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を行うとともに,多子家庭やひとり親家庭,障害をお 持ちの家庭など各家庭の状況やニーズにあわせたきめ細かな支援により,安心して子どもを産み,育てられるまち づくりを進めています。 また,子育ての孤立を防ぐ取組や,妊産婦・乳幼児・保護者の心身の健康の保持・増進を図る取組などを通じて, 児童虐待防止にもつなげています。 ●主な支援メニュー 時期 ニーズ 相談したい 利用したい 妊娠前 H29 年度に新規・拡充のある事業 妊娠期 (産前) 0 ヶ月 1 ヶ月 2 ヶ月 産褥期 【各種子育て相談事業の実施】 ★保育コンシェルジュの配置 ・すこやか相談コーナー 3∼ 6∼ 1歳∼ 1 歳6ヶ月 5ヶ月 11か月 1歳5ヶ月 ∼就学前 ☆児童虐待防止センター ・児童館子育てひろば 小学生 中学生∼18 歳 ☆児童館子育てひろばでの助産師相談 ・育児相談(公立全園・私立 2 園) ・子ども発達センターにおける相談(※事業の利用は生後6か月∼就学前) ☆ゆりかご 調布 ・教育相談 安全な遊び場 居場所が ほしい ☆学童クラブ ☆子ども・若者 総合支援事業 ・ユーフォー ・CAPS ・子ども家庭支援センターすこやか 屋根のある公園 ・児童館 ・プレイセンターちょうふ 子育てひろば 交流したい 情報が欲しい ・もうすぐ ママパパ教室 ・親子遊びや情報交換 コロコロパンダ,にこにこパンダ,すくすくパンダなど ・パパひろば ・子育て講座(エンゼル大学) ・地域交流事業(公立・私立保育園) ・調布市子育て応援サイト「コサイト」 ・わくわく育児教室 子どもを 預けたい ・カフェ「aona」 ・就学前講座 ・認可保育園(☆保育園の開設誘致・運営支援)・認証保育所 ・幼稚園 ・一時預かり(保育園) ・すこやか保育 ・病児・病後児保育 ・ショートステイ ・トワイライトステイ ・一時預かり(プレイセンターちょうふ) 手伝って ほしい ☆育児・家事ヘルパー派遣(ベイビーすこやか) ・ファミリー・サポート・センター事業 ☆ベビーシッター利用料助成 保健 予防接種 ★産後ケア事業 【各種子どもの健康相談・訪問事業の実施】 ・未熟児訪問 ・こんにちは赤ちゃん訪問 ・健康相談(こどもの相談室・こども歯科相談室) ・食事なんでも相談室 ・アレルギー相談 ・ひろばのお医者さん・歯医者さん・栄養士さん ・妊婦健診 ・乳幼児健診・発達健診・経過観察健診 ・予防接種 経済的 支援 ・不妊 治療助成 ・入院 助産制度 ・児童手当 ☆幼稚園 保護者 負担軽減 ・出産育児一時金 ・母子栄養食品の支給 ・出産 貸付制度 ・乳幼児医療費助成制度 ☆認証保育所等保育料助成 ・紙おむつ用ごみ袋の配付 ☆義務教育就学児 医療費助成制度 ・就学援助制度 妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援により,児童虐待防止につなげていきます 子どもを 守りたい 発生予防・未然防止 早期発見 ☆ 迅速・的確な対応 児童虐待防止センター ・すこやか虐待防止ホットライン ※平成29年度に新規・拡充のある事業を中心に掲載しています。 11
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