平成28年度 TSMMセミナー 生体分子間相互作用測定の新機軸・BLI 法を採用した Pall ForteBio 社 Octet system の ご 紹 介 ∼ 低分子・タンパク質・ウイルス粒子などの 測定事例を交えて∼ 2017.3.2 (木) 17:00-18:00 場所 :健 康 医 科 学 イノベーション 棟 8 階 講 堂 演者: 瀬口 武史(プライムテック株式会社 研究支援部) Pall ForteBio社製 Octet システムは、従来のSPR 法とは異なる、全く新しいバイオセンサー技術(BLI法)を採用して います。マイクロプレート内のサンプルにバイオセンサーを直接浸すという、極めてシンプルな計測法によって、従来法と 比較して短時間で、安定した結果が得られます。本システムの特徴と、従来のSPR法を採用したシステムとの比較を 含め、具体的なアプリケーション事例を通して、分子間相互作用解析の最新の情報をお届けします。 3.0 Fast. Accurate. EASY. カイネティクス 解 析・定 量・ 検出 が 迅 速に完了! Loading Binding (nm) タンパク質・核 酸・糖 鎖 等 の 2.5 Association Dissociation 2.0 1.5 1.0 0.5 Baseline 0 0 500 Time (sec) 1000 1500 Octet RED96 システム 低 分 子・ペプチド・タンパク質分 子間の結合・解離 測定(カイネティクス解 析) Association Dissociation 低 分 子 測 定:フル セ ミド(3 3 0 D a ) ( 固 相 化 分 子: 2 型 炭 酸 脱 水 素 酵 素 ) Association Dissociation ペ プ チド 測 定:イン スリン( 5 k D a ) ( 固 相 化 分 子:抗 イン スリン 抗 体) Association Dissociation タ ンパ ク 質 測 定:ウ サ ギ F a b( 2 0 K D a ) ( 固 相 化 分 子:抗 ウ サ ギ F a b 抗 体) Octet RED96は低分子からタンパク質や大きい粒子まで幅広い範囲の生体分子をアナライトとすることが可能です。上図ではStreptavidin系センサーに タンパク質や各種抗抗体を固相化した後(図では省略)、各種大きさの分子(330Da, 5kDa, 20kDa)との結合(Association)と解離(Dissociation)を リアルタイムで測定し、カーブフィット(赤線)によって解析しています。 お問合わせ:プライムテック株式会社 青栁 浩史 【TEL】 03-3816-0851 【e-mail】 [email protected] 学 内:三輪 佳宏(内線8392)【e-mail】[email protected] 主 催:筑波分子医学協会(TSMM)http://www.md.tsukuba.ac.jp/tsmm/ 協会代表:金保 安則 販売代理店 東京都文京区小石川1-3-25 小石川大国ビル2F Phone: [東京] 03-3816-0851 http://www.primetech.co.jp
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