簡易水道事業(法非適用)

経営比較分析表
秋田県 北秋田市
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
水道事業
簡易水道事業
D1
34,129
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
現在給水人口(人)
-
該当数値なし
64.56
1か月20m 当たり家庭料金(円)
4,060
3
21,893
面積(km2)
1,152.76
人口密度(人/km2)
29.61
給水区域面積(km2)
19.12
給水人口密度(人/km2)
1,145.03
グラフ凡例
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成27年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対給水収益比率(%)
【75.51】
180.00
【1,242.90】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
160.00
140.00
120.00
100.00
80.00
60.00
40.00
20.00
0.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H23
H25
H26
1,400.00
1,200.00
1,000.00
④補償金免除繰上償還の実施や地方債発行の抑制などによ
り減少傾向であるものの、平成27年度から平成29年度まで
は統合簡易水道整備事業による地方債発行の影響で数値が
上昇する。今後も財源である給水収益の確保に努めつつ、
投資的経費を平準化し借入の抑制を図る。
800.00
該当数値なし
600.00
400.00
200.00
0.00
当該値
H23
81.35
H24
79.53
H25
162.38
H26
104.87
H27
101.07
当該値
当該値
当該値
H23
683.65
H24
643.36
H25
629.19
H26
597.80
H27
722.21
平均値
76.64
75.91
77.19
77.48
76.02
平均値
平均値
平均値
1,355.28
1,321.78
1,326.51
1,285.36
1,246.73
「単年度の収支」
H24
1,600.00
H27
H23
「累積欠損」
⑤料金回収率(%)
⑥給水原価(円)
100.00
80.00
60.00
40.00
20.00
0.00
当該値
H24
97.72
H25
94.32
H26
95.16
H27
92.29
平均値
54.56
54.57
54.40
54.45
54.33
H26
H27
⑦施設利用率(%)
【75.27】
【57.58】
80.00
81.00
350.00
70.00
80.00
300.00
60.00
79.00
250.00
50.00
78.00
200.00
40.00
77.00
150.00
30.00
76.00
100.00
20.00
75.00
50.00
10.00
当該値
H23
250.31
H24
221.75
H25
231.52
H26
233.66
H27
243.35
平均値
314.44
318.03
325.14
332.75
341.05
「料金水準の適切性」
⑦類団比較では高い率であるものの、給水人口の減少によ
り当該数値が減少してきている。今後も給水人口の減少が
予測されるため、施設の統廃合などにより適切な水道施設
規模の構築を図る。
⑧有収率(%)
【524.69】
0.00
⑧稼働状況における収益性は近年微増してきているが、市
内各地において漏水が頻繁に発生していることから、適切
な施設設備等の維持管理に努め効率的な給水を図る。
2. 老朽化の状況について
74.00
73.00
当該値
H23
71.78
H24
72.19
H25
68.56
H26
68.48
H27
66.85
当該値
H23
79.33
H24
79.22
H25
79.64
H26
79.65
H27
79.76
平均値
64.30
63.99
62.01
60.68
59.87
平均値
76.38
76.26
75.80
75.76
75.48
「費用の効率性」
⑤類団比較では高い率であるものの、給水人口の減少によ
る収益の減少が懸念されるため、給水収益の確保及び施設
の大幅な削減で管理費抑制に努めながら健全経営を図る。
⑥類団比較では低い原価であるものの、当該数値が上昇し
てきているため、経常的経費の節減や施設の大幅な削減で
管理費抑制に努めながら健全経営を図る。
「債務残高」
400.00
0.00
H23
85.55
H25
「支払能力」
【33.35】
120.00
H24
①平成24年度までの比率が低い状態は、補償金免除繰上償
還の実施によるものが要因となっている。平成25年度の突
出した比率は、森吉・合川地区の水道事業計画を変更した
ことによる繰入金の増が要因となっている。今後も比率は
現状程度で推移していくものと予測されるが、給水人口の
減少による収益の減収、老朽管の更新費用の増加が懸念さ
れるため給水収益の確保に努めながら、施設の大幅な削減
及び投資的経費の平準化を図る。
「施設の効率性」
「供給した配水量の効率性」
本市においては、森吉・合川地区の統合簡易水道整備
事業の早期完了を優先し、維持管理費の抑制並びに人員
を傾注したことから、老朽管の更新があまり実施されて
いない状況である。当該統合事業が平成29年度で完了
し、今後は維持管理へ移行するため更新率も高まるもの
と予測されるが、人口減少や節水型生活の定着等により
水道料金収入の減収が見込まれるなかで、老朽管更新の
財源確保は容易ではない。
そのため給水収益の確保及び施設の長寿命化並びに統
廃合により管理費の抑制や更新事業の平準化に努め、中
長期的に財政・施設双方の健全性を確保しながら経営を
進める必要がある。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管路経年化率(%)
③管路更新率(%)
【0.71】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H23
H24
H25
H26
0.70
0.50
0.40
0.30
該当数値なし
0.20
0.10
H23
H24
H25
H27
0.00
当該値
当該値
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.06
H27
0.19
平均値
平均値
平均値
0.62
0.59
0.64
0.55
0.54
「管路の経年化の状況」
H26
全体総括
本市の簡易水道事業は、給水原価の低さや効率的な給
水による有収率の高さで安定した経営を行なっている。
今後は、老朽管、施設の更新が必要となるが、給水人
口の減少及び節水型生活様式の定着により収益の減収は
進むものと予測されることから、さらなる経営基盤強化
のためにも、早期にアセットマネジメントを策定する必
要がある。施設の大幅な統廃合による管理経費の抑制や
更新投資の必要性及び平準化に努め、健全運営を行なっ
ていく必要がある。
0.60
当該値
「施設全体の減価償却の状況」
H27
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
「管路の更新投資の実施状況」
※ 平成23年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、管路更新率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。