測定時間わずか4時間 HMGB1測定用ELISAキット HMGB1測定キット 「フソー」 HMGB1測定キット「フソー」は生体試料中に含まれる 炎症性メディエーター「HMGB1」測定用ELISAキットです。 High Mobility Group Box 1 (HMGB1) 扶桑薬品工業が独自に開発した抗HMGB1抗体を 使用し、測定時間の短縮を実現。約4時間で測定結果が 主に核内に存在し、クロマチンの構造の安定化、遺伝子の転写反応 得られます。 を担うとされている約30kDaのタンパク質。 1999年、Wangらにより、HMGB1が敗血症のマーカーとなり得るこ • HMGB1測定用のサンドイッチELISAキット とが示され、敗血症性ショック時の晩期に発現するメディエーターとし • 従来より測定時間を大幅に短縮(約4時間) て注目されるようになった。近年、細胞死や刺激等により細胞外に放 • ヒト、マウス、ラットの細胞培養液上清及び血漿(EDTA・ 出され、炎症性サイトカインとして機能することが知られている。 その他、自己免疫疾患・がん・アルツハイマー病との関連も報告され クエン酸処理)で測定可能 ている。 コードNo. 品名 容量 希望納入価格 381-10531 HMGB1測定キット 「フソー」 96回用 ¥ 116,000 キット構成 実験データ 構成試薬 規格 1 抗体結合プレート 2 酵素標識抗体溶液 3 標準物質(ヒト組換え体HMGB1) 1本/凍結乾燥品 4 陽性コントロール 1本/凍結乾燥品 5 検体希釈液 20 mL/1本 6 発色液A 10 mL/1本 7 発色液B 10 mL/1本 8 反応停止液(1M リン酸) 20 mL/1本 9 10倍濃縮洗浄液 110 mL/1本 保存 96ウェル/1枚 13 mL/1本 ヒト単球細胞とマウスマクロファージ様細胞を用いた 培養上清中のHMGB1の測定 冷蔵保存 (5±3℃) 有効期限 12ヶ月 ■ 細胞 ヒト単球(リンホーマ)細胞U937 マウスマクロファージ様細胞RAW264.7 ■ 刺激 U937→5 μM staurosporine 附属品:プレートシール2枚 RAW264.7→100 ng/mL LPS 操作方法 抗体結合プレート 標準液、陽性コントロール、検体の調製 検体希釈液 100 µL/ウェル 標準液、陽性コントロール、検体 LPS 投与マウスの血漿中HMGB1濃度の測定 10 μL/ウェル プレートを攪拌 1次反応:37℃、2時間静置 洗浄4回(400 μL×4) 酵素標識抗体 100 μL/ウェル ■ 実験条件 マウスにLPS(30 mg/kg)を腹腔内投与し、 2次反応:25℃、1時間静置 18時間後の血漿中HMGB1を測定した。 洗浄4回(400 μL×4) 抗凝固剤はクエン酸ナトリウムを使用した。 基質溶液(発色液A/B)の調製 データは、平均値±標準誤差を示す。 N=4 (vehicle)及び6(LPS) 基質溶液 **P<0.01 vs vehicle(Student’s t検定) 100 μL/ウェル 発色反応:室温(遮光)10分静置 反応停止液 100 μL/ウェル 吸光度測定 450nm 従来品との比較 性能 ■ 実験条件 健常人3名のEDTA-2K血漿に 組換え体HMGB1を添加。 各濃度試料を調製し、 A社HMGB1エライザ試薬と • • • • 検量範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 検出限界(2SD法) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 同時・日差再現性・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 添加回収率(健常人血漿) ・・・・・・・・・・・ 比較し相関性をみた。 2.5~80 ng/mL 2.5 ng/mL CV 10 %以下 100±20 % ・ 本製品は研究用試薬であり、診断目的には使用できません。 ・ 価格は2017年2月現在の価格です。予告なく変更することがございますのでご了承ください。なお記載の価格は本体価格です。 製造元 販売元 1720.2学01J
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