龍谷大学×鳥取県×鳥取大学 ジョイントセミナー(2016年度 第7回REC BIZ-NET研究会) のご案内 「食品の高付加価値化と6次産業化」 ~ビジネスチャンス参入のヒントを探る~ 国の重要な施策の1つに「地方創生」があり、そのた めの方策として「1次産業の6次産業化」が挙げられてい ます。6次産業化とは1次産業、2次産業、3次産業の融 合を図り、農林水産物等に新たな付加価値を生み出す ことで、これは異業種の連携により新たな産業の創造を 目指すこととも捉えることが出来ます。本研究会の目的 の1つが「参加者の交流による連携機会の創出」であり、 6次産業化のきっかけとなるよう、このビジネスチャンス に参入する上で、参考となるシーズや事例を様々な視点 から集めました。 【日 時】 2017年 3月 2日(木) 14:00~(受付開始 13:30 ) 【場 所】 龍谷大学 大阪梅田キャンパス 近畿農政局で総合化事業計画の事業評価委員をされて いる(株)フランの竹川智子様から、近畿圏の6次産業化 の取り組み事例をご紹介いただきます。また、龍谷大学 農学部の島純教授には、古代から食品加工に用いられ ている酵母などの微生物の活用と最近の「京都ブラン ド」製品化事例を、(地独)鳥取県産業技術センター食品 開発研究所長の小谷幸敏様から、冷凍技術の食品加工 への応用提案を、鳥取大学農学部の上中弘典准教授に は、今注目のキチンナノファイバーの食品応用事例をご 紹介いただきます。 (大阪市北区梅田2-2-2 JR「大阪」駅 桜橋口出口より徒歩4分) http://www.ryukoku.ac.jp/about/ campus_traffic/traffic/t_osaka.html 【申込方法】 裏面申込書をFAX.いただくか、 E-mail([email protected]) または、こちらのサイトから申込 → → → → → https://event.rec.seta.ryukoku.ac.jp/biz-net-201607/ 【参 加 費 】 無料 ◆◇◆プログラム◆◇◆ ■ 開会の挨拶(14:00~14:10) 1 「6次産業化の現状と課題 ~各地の取り組み事例から~ 」 (14:10~14:50) 株式会社フラン 代表取締役 竹川 智子 氏 2 「地域の発酵醸造を支援する微生物の探索・評価」 (14:50~15:30) 龍谷大学 農学部 植物生命科学科 教授 島 < 休 憩 純 15:30~15:40 > 3 「冷凍は単なる保存技術にあらず~食品加工への応用提案~」 (15:40~16:20) 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター 食品開発研究所長 小谷 幸敏 氏 4 「キチンナノファイバーの食品応用」 (16:20~17:00) 鳥取大学 農学部 生物資源環境学科 准教授 上中 弘典 氏 ■ 名刺交換会 ( 17:00~17:30 予定) 主催 : 龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)、鳥取県関西本部 ■2017.3.2開催(龍谷大学×鳥取県×鳥取大学 ジョイントセミナー(2016年度 第7回REC BIZ-NET研究会)) 参加申込書★締め切り: 2017年2月24日(金) 龍谷大学REC宛(送付状不要) FAX: 077-543-7771 申し込みの際は、必要事項をご記入の上、FAX(送付状不要)でいただくか E-mail([email protected])またはこちらのサイトから申込ください。→ ( https://event.rec.seta.ryukoku.ac.jp/biz-net-201607/ ) 会社名 所在地 (〒 - ) TEL E-MAIL 所属 役職 氏名 所属 役職 氏名 ※1組織で3名以上ご参加される場合、お手数ですが本用紙をコピーしてお申し込みください。 <講演概要> 1 「6次産業化の現状と課題 ~各地の取り組み事例から~」 株式会社フラン 代表取締役 竹川 智子 氏 六次産業化・地産地消法が制定されて6年。全国各地で様々な取り組みが行われてきました。主体となる農林水 産分野から、医療・福祉、環境、ITなど連携先も広がり、今後も横断的な活動が期待されています。本講演では、主 に滋賀県、和歌山県、三重県における生産者や生産者団体(JAなど)との6次産業化の取り組みの経緯、また課題 とその解決策等についてお話します。 2 「地域の発酵醸造を支援する微生物の探索・評価」 龍谷大学 農学部 植物生命科学科 教授 島 純 発酵食品は、我が国の食生活においても重要な位置を占めています。人類が微生物を観察し操作する技術を 得る以前から育まれてきた食品であることから、多くの発酵食品は複数の微生物により製造される複合微生物系とも 考えられます。本講演では、最も身近な発酵食品の一つであるパンにおける微生物系について概説するとともに、 私どもの研究成果についてお話いたします。また、自然界から単離した野生酵母を用いて実用化された食パンの開 発事例についても紹介します。 3 「冷凍は単なる保存技術にあらず~食品加工への応用提案~」 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター 食品開発研究所長 小谷 幸敏 氏 冷凍は食品の保存技術として有効であることは疑う余地はありませんが、センターでは積極的に食品加工に応 用する研究も行っています。例えば、高品質な濃縮エキスを簡易で効率的に得ることができる凍結融解濃縮技術 (特許第408154号)、冷凍前よりおいしくなる冷解凍熟成技術、凍らせた魚肉どうしの接面だけに通電をして接着さ せてしまう魚肉接着方法(特許第5942135号)などについて紹介します。 4 「キチンナノファイバーの食品応用」 鳥取大学 農学部 生物資源環境学科 准教授 上中 弘典 氏 キチンには様々な機能があることから、医療や農業、食品など幅広い分野で利用が期待されていますが、水に 不溶なため、操作性・加工性の問題から応用利用が困難でした。新素材「キチンナノファイバー」によりこの物性の 問題が解決できるだけでなく、本素材にはキチンには見られなかった様々な機能が新たに備わっていることを発見 してきました。本講演では、本素材添加による小麦粉製品の膨化と食感の向上効果、食品分野での応用事例、なら びに大学発ベンチャーによる事業展開について紹介します。
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