【趣 旨】 ・ 地震、水害、土砂災害時等に、ドローンを活用して被災状況を把握し、復旧対策の 検討などに活かすことは、国土交通省の災害発生時の初動対応として非常 に重要です。 ・ 一方、どのような高度・アングル等で映像を撮影するのが良いのか、FPV(注)で撮影 できる方とできない方とで、それぞれどのように撮影を行うことが良いのか、といった点 については、まだ手法が確立されているとは言えない状況です。 ・ このため、国土地理院と東北地方整備局が連携し、災害時の被災状況調査にドロ ーン空撮を行う方向けのウェブサイト(仮称:ドローンによる社会資本の被害状況調 査のポイント)の開設を予定しております。 ・ このウェブサイトにおいては、実際の空撮映像群とそれぞれの映像に対するコメントを 主な構成要素として、ご覧頂いた方が、どのように撮影すればもっと効果的な映像が 撮れるのか理解できるものにして行きたいと考えております。 ・ つきましては、このウェブサイト開設作業の最初のステップとして、15のドローン空撮 映像事例に関するコメントを募集致します。 ・ 頂いたコメントは、撮影物のユーザー側のメンバー(国土交通省職員や建設コンサ ルタントの方等)とドローン撮影者側のメンバーが集まった会議資料として使われるほ か、「ドローンによる社会資本の被害状況調査のポイント(仮称)」にも一部を掲載さ せて頂くことを予定しております。 ・ ドローン空撮を行われる方や、ドローン空撮映像のユーザーサイドの経験がある方に おかれましては、災害時のより良いドローン空撮の実現のため、各撮影事例に対する 率直なコメントを頂ければ幸いです。 ・ なお、全ての撮影事例に対するコメントをご記入頂いた方には、東北地方整備局よ り、東北地方の河川や道路などに関する詳しい情報が掲載された地図(東北地方 整備局管内図:非売品)などの参考資料を後日謹んで送付させて頂きますので、 「ご意見等記入様式6.の参考資料等の送付先」へご記入下さい。全撮影事例にコ メントされた方でも送付先にご記入が無い場合は、お送りすることができませんので、 あらかじめご了承下さい。 (注)FPV は”First Person View”の略。ドローンに搭載されたカメラからの映像を無線で伝送しこれを ヘッドマウントディスプレイなどで見ながら操縦する方法を指す。尾根を越えた先など直接見通せな い場所でもドローンを操作できる手法であるが、通常の操作者は目視飛行以外の方法での飛行を 許可されておらず、航空法による「目視外」で承認された方のみが実施できる操作手法である。
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