携帯電話の番号で送受信する SMS(ショートメッセージサービス)

報道資料
平成 29 年 2 月 24 日
携帯電話の番号で送受信する SMS(ショートメッセージサービス)
に、
「利用した覚えのない代金の請求が送られてきた。
」という「架空請
求」に関する相談が急増しています。
□最近の事例
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携帯の SMS に「情報サイトの利用料が発生している。本日中に連絡がなければ法的措置を取
る」とのメッセージが届いたが、身に覚えがない。
スマートフォンの SMS に、
「サイトの退会料の支払いをするように」というメッセージが届
いた。普段、スマホではニュースを見るくらいで、登録した覚えはない。
携帯の SMS に「有料動画サイトの利用履歴があるが、料金が未納となっている。今日中に登
録をしなければ身辺調査を行い、訴訟する。至急連絡をするように。
」というメッセージが届
いた。
□消費者へのアドバイス
◎慌てて電話をかけない
「期日までに連絡をするように」などと書いてあっても、決して連絡をしないでくだ
さい。業者からの請求がエスカレートする場合があります。
◎すぐに支払いをしない
「訴訟を起こす」「弁護士対応になる」など不安をあおるようなことが書かれていて
も、すぐに支払わないでください。
一度支払ってしまうと、取り戻すことが難しいケースがほとんどです。不安な場合は、
下記の公的機関に相談しましょう。
◎SMS の設定を変更する
メールが多く届く場合は、SMS の受信拒否の設定ができる場合があります。
設定の方法はご利用の携帯電話会社により異なりますので、各社のホームページや、
お客様窓口で確認をしてください。
その際、必要な SMS まで受信拒否しないように注意が必要です。
※ 少しでも怪しいなと思った時は、県や市町村の消費生活センター・消費生活相談窓口
にご相談ください。
■熊本県消費生活センター 相談電話 096-383-0999
(相談受付時間:平日及び日曜日の午前 9 時から午後 5 時まで)
熊本地震関連の消費生活相談は、第 2・第 4 日曜日の午前 10 時から午後 3 時にも受け付けて
います。
(電話のみ)
また、弁護士や司法書士による無料法律相談も実施しています。