(平成28年)(PDF形式, 319KB)

平成 29 年 2 月 21 日
報 道 発 表 資 料
「川崎市の人口動態(平成28年)」を刊行しました
「住民基本台帳法」及び「戸籍法」の届出による日本人及び外国人住民の動態から、平成 28 年 1 年間(暦年)の人
口増減について概要をまとめた「川崎市の人口動態(平成28年)」を刊行しました。
・人口増減は14,441人(前年比+270人)の増加、5年連続で増加数が前年を上回る
・自然増減は4,167人(前年比△277人)の増加、出生数、死亡数ともに減少
・社会増減は10,274人(前年比+547人)の増加、7年振りに1万人を上回る
年齢別では20歳代が最も多く11,158人の転入超過
・区別の人口増加数は、4年連続で中原区が最も多く3,587人(人口増加率1.45%)の増加
1.川崎市の人口動態(本文 P.2)
平成 28 年 1 年間の本市の人口増減数(自然増減数+社会増減数)は 14,441 人増で、2 年連続で 14,000 人
を上回る増加数となりました。自然増減は 4,167 人増であり、前年と比べて 277 人の減少となりました。ま
た、社会増減は 10,274 人増であり、前年と比べて 547 人の増加となっており、7 年ぶりに 10,000 人を上回
りました。
(図1)
図1 人口増減・自然増減・社会増減の推移
(人)
30,000
人口増減
自然増減
社会増減
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
【平成28年】
人口増減 14,441人
自然増減 4,167人
社会増減 10,274人
△ 5,000
△ 10,000
△ 15,000
昭和 49年 51年 53年 55年 57年 59年 61年 63年 平成
47年
2年
4年
6年
8年
10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 24年 26年 28年
2.自然動態(本文 P.4、6∼7)
自然動態は、出生が 14,722 人(前年比 293 人減)
、死亡が 10,555 人(前年比 16 人減)で、出生から死亡
を差し引いた自然増減は 4,167 人増となっています。
出生数は前年を下回りましたが、若い世代の転入超過が続いていることにより 14,000 人台を維持していま
す。死亡は、高齢化の進展に伴い緩やかな増加傾向にあり、前年比では減少しましたが、4 年連続で 1 万人
を超えました。
(図2)
(人)
図2
自然増減の推移
25,000
自然増減
出生
20,000
死亡
【平成28年】
自然増減
4,167人
出
生 14,722人
死
亡 10,555人
15,000
10,000
5,000
0
昭和 49年 51年 53年 55年 57年 59年 61年 63年 平成
2年
47年
4年
6年
8年
10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 24年 26年 28年
3.社会動態(本文 P.8∼12)
社会動態は、転入が 105,390 人、転出が 95,116 人の転入超過であり、転入から転出を差し引いた社会増減
は 10,274 人増となりました。社会増減は平成 9 年以降、20 年連続で転入超過となっています。年齢別では、
20∼29 歳が 11,158 人の転入超過と、進学や就職に伴って転居する世代が目立っています。(図4)
移動人口について転入前・転出後の住所地を東京都及び神奈川県についてみると、東京都は区部で 1,106
人の転入超過、区部以外で 1,224 人の転出超過であり、神奈川県は横浜市で 408 人の転入超過、横浜市以外
で 245 人の転入超過となっています。また、地域ブロック別にみると、全ての地域ブロックで転入超過とな
っています。
(図3)
4.区別の人口動態(本文 P.3、14∼16)
区別の人口動態をみると、全ての区で人口増加となりました。人口増減数が最も多いのは中原区の 3,587
人増で、次いで川崎区の 2,785 人増、宮前区の 2,313 人増、幸区の 2,288 人増の順となっています。中原区
は、交通の利便性や武蔵小杉駅周辺の再開発などを背景に、転入超過が続いており、人口増加数が 4 年連続
で 1 位となりました。また、人口増減率についても、中原区が 1.45%で最も高くなっています。
自然増減数は川崎区以外の区で増加し、社会増減数は全ての区で増加しました。
(表1)
表1 区別人口動態(平成28年)
全市
川崎区
(区役所) (大師) (田島)
2 785
1 323
1 319
143
△ 234
△ 76
△ 23 △ 135
中原区
高津区
宮前区
多摩区
麻生区
2 288
319
3 587
1 611
1 112
1 031
2 313
657
1 345
615
1 011
168
278
1 969
1 976
81
1 656
730
843
0.27
1.42
1.45
0.49
1.02
0.63
0.58
0.20
1.22
0.65
0.80
0.45
0.04
0.29
0.73
0.29
0.34
0.10
0.48
人口増減(人)
自然増減(人)
14 441
4 167
社会増減(人)
10 274
3 019
1 399
1 342
人口増減率(%)
0.98
1.24
1.37
1.78
0.28 △
0.70
0.10 △
1.35
0.08 △
1.44
0.03 △
1.82
0.26
0.53
自然増減率(%)
社会増減率(%)
図4
(人)
幸区
年齢5歳階級別社会増減の推移
8,000
7,000
平成13年
6,000
平成18年
5,000
平成23年
4,000
平成28年
3,000
転
入
超
過
2,000
1,000
0
△ 1,000
△ 2,000
0∼4歳
5∼9
10∼14
15∼19
20∼24
25∼29
30∼34
35∼39
40∼44
45∼49
50∼54
55∼59
60∼64 65歳以上
転
出
超
過
(注)職権処理による移動を除く。
問い合せ先
川崎市総務企画局情報管理部統計情報課 春日
電話 044−200−2066