上水道事業(法適用)

経営比較分析表
秋田県 北秋田市
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法適用
水道事業
末端給水事業
A8
34,129
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
現在給水人口(人)
-
91.15
27.93
1か月20m 当たり家庭料金(円)
2,515
3
9,472
面積(km2)
1,152.76
人口密度(人/km2)
29.61
給水区域面積(km2)
10.08
給水人口密度(人/km2)
939.68
グラフ凡例
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成27年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①経常収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
【113.56】
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対給水収益比率(%)
【0.87】
【262.74】
【276.38】
125.00
30.00
25,000.00
600.00
120.00
25.00
20,000.00
500.00
115.00
20.00
110.00
15.00
105.00
10.00
400.00
15,000.00
300.00
10,000.00
100.00
95.00
200.00
5,000.00
5.00
100.00
0.00
0.00
0.00
当該値
H23
119.04
H24
120.18
H25
114.37
H26
117.86
H27
123.21
当該値
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
H27
0.00
当該値
H23
6,996.53
H24
7,679.21
H25
23,319.54
H26
4,368.22
H27
6,425.77
当該値
H23
122.69
H24
104.20
H25
86.87
H26
67.70
H27
63.57
平均値
104.82
104.95
105.53
107.20
106.62
平均値
26.83
26.81
28.31
13.46
12.59
平均値
1,197.11
1,002.64
1,164.51
434.72
416.14
平均値
532.30
520.30
498.27
495.76
487.22
「経常損益」
「累積欠損」
⑤料金回収率(%)
「支払能力」
⑥給水原価(円)
⑦施設利用率(%)
【104.99】
140.00
⑧有収率(%)
【163.72】
200.00
100.00
80.00
150.00
60.00
100.00
【89.95】
【59.76】
250.00
120.00
「債務残高」
40.00
70.00
83.00
60.00
82.00
50.00
81.00
40.00
80.00
30.00
79.00
20.00
78.00
2. 老朽化の状況について
50.00
20.00
10.00
0.00
0.00
当該値
H23
113.05
H24
114.81
H25
107.53
H26
112.83
H27
114.49
平均値
90.17
90.69
90.64
93.66
92.76
当該値
H23
114.71
H24
112.69
H25
121.09
H26
115.38
H27
114.05
平均値
210.28
211.08
213.52
208.21
208.67
「料金水準の適切性」
0.00
77.00
76.00
当該値
H23
61.31
H24
63.92
H25
63.30
H26
61.93
H27
60.28
当該値
H23
81.82
H24
79.12
H25
78.33
H26
80.09
H27
81.37
平均値
50.49
49.69
49.77
49.22
49.08
平均値
78.70
80.01
79.98
79.48
79.30
「費用の効率性」
①経常収支比率
昨年同様に100%以上となっており、類似団体、
全国平均と比較しても高く、また経常収益では給水
収益が大部分を占めており、他会計繰入金等に依存
しておらず、健全性を示すものとなっている。
②累積欠損金比率
欠損金が発生しておらず健全であるといえる。
③流動比率
高い水準で推移しており、短期債務に対する現金
支払能力は高い状況である。
④企業債残高対給水収益比率
新規の借入をしておらず企業債にたよらない経営
ができている。
⑤料金回収率
100%を超えており、類似団体、全国平均と比較
しても高く、給水収益により給水費用を賄えてお
り、適切な料金収入を得られている。
⑥給水原価
低い数値となっており、低コストにより供給でき
ている状況を示すものとなっている。
⑦施設利用率
類似団体、全国平均より高く、人口減少が進んで
いる中においても適度な稼働が出来ている。
⑧有収率
昨年度より微増はしているものの、今後の老朽化
対策や維持管理により一層の向上を図る必要があ
る。
「施設の効率性」
開設から40年以上が経過し、施設の老朽化が進ん
できている。
平成10年度までに、石綿セメント管の全量更新を
実施し、浄水場本館についても平成32年度の稼動開
始に向けて新築移転の予定である。
管路の更新については、早急にアセットマネジメ
ントを策定し、漏水の確率が高いと思われる管種及
び管路から、順に更新していく予定である。
「供給した配水量の効率性」
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管路経年化率(%)
③管路更新率(%)
【47.18】
70.00
60.00
50.00
【13.18】
0.90
35.00
0.80
30.00
0.70
0.60
25.00
40.00
0.50
20.00
30.00
0.40
15.00
20.00
0.30
10.00
10.00
5.00
0.00
0.00
当該値
H23
46.30
H24
48.73
H25
51.03
H26
55.16
H27
57.30
平均値
34.24
35.18
36.43
46.12
47.44
「施設全体の減価償却の状況」
【0.85】
40.00
0.20
0.10
0.00
当該値
H23
3.38
H24
12.52
H25
9.26
H26
31.26
H27
34.38
当該値
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
H27
0.00
平均値
6.81
8.41
8.72
9.86
11.16
平均値
0.82
0.66
0.64
0.56
0.65
「管路の経年化の状況」
「管路の更新投資の実施状況」
※ 平成23年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、管路経年化率及び管路更新率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
①から⑥までの全項目について、経営の健全性を
示す数値となっており、「良質な水源の確保によ
り、最小経費で安定供給する」といった企業理念に
適った経営となっている。
しかしながら、⑧有収率が類似団体に比して高い
とは言えず、老朽化対策や維持管理により、より一
層の効率化を図っていく必要がある。
また、経営状況が良好で、剰余金及び内部留保資
金も毎年増加しているが、2-③に表れているとお
り、裏を返せば「設備更新への取組みが不十分」と
も言えることから、老朽化施設の更新費用の平準化
及び効率化を図るべく、アセットマネジメントの策
定を早急に進めたい。