2017 国民春闘

2015国民春闘
福
(1)2017 年 2 月 20 日 248 号
岡
市
職
労
2017年春闘方 針
発 行
福岡市職員労働組合
2017年春闘要求(案)
(職場討議案)
福岡市中央区天神1-8-1
電話711-4940 FAX714-4013
e-mail : [email protected]
発行人/井 上 健 編集人/辻 永 絵 巳 2017 年 2 月 20 日 248 号
2017 国民春闘
すべての労働者の賃上げで景気回復を!
公務・民間一体で進める春闘に!
[1]
(兆円)
300
285
299.5
(資本金 10 億円以上の金融保険のぞく全企業)
313
272
アメリカ発金融危機
241
250
266 267
法人
税率
(%)
124
112
30
0
79
25
20
50
37.5%
30%
87
25.5%
67
50
従業員給与 562 万円
30
167
配当金
17 兆円
15
23.9%
25
46
(万円)
600
10
550
5
83
86
88
90
92
96
00
02
04
06
08
10
11
12
13
(注)内部留保は資本剰余金、利益剰余金、引当金(流動負債と固定負債)の合計。
資料:財務省「法人企業統計年報」、単体決算。資本金 10 億円以上の金融・保険を除く全企業約 5,000 社。
14
15
0
(年度)
0
1993 94
95
96
97
98
99 2000 01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
資料:財務省「法人企業統計年報」、単体決算。資本金 10 億円以上の金融・保険を除く全企業約 5,000 社。
14
500
15
(年度)
でいます。
「アベノミクスは道
半 ば 」 と し て、 リ ニ
ア中央新幹線工事の
前 倒 し な ど、 昨 年
バブル崩壊
172
1
経常利益(左目盛)
配当金計(左目盛)
1人当たりの従業員給与(右目盛)
35
192
140
バブル
43.3%
円高不況
第二次石油危機
100
法人税率
150
経常利益 40 兆円
(兆円)
40
217
200
7 8
[2] 大企業の経常利益と配当は急増、
従業員給与は微減
(資本金 10 億円以上の金融保険のぞく全企業)
従業員給与は年間
一人当たり平均 ・
万 円 減 の 561・
万円となっており、
個人消費も伸び悩ん
[1] 大企業の内部留保が急伸
[2]
8
2017年春闘方針について
5
6
トランプ大統領は
就 任 後、TPP か ら
永久に離脱するとし
た大統領令に署名し
ま し た。 ま た 在 日 米
軍の費用を日本政府
が全額負担しない場
合には米軍を撤退す
る と 示 唆 し た ほ か、
日本や韓国による核
武装を容認するかの
ような主張も展開し
ており、日本の外交・
安全保障政策の大き
な見直しを迫られる
ことになる可能性が
あり注視が必要です。
度比 ・ 兆円増の
313 兆円になると
と も に、 経 常 利 益、
当期純利益は過去最
高を更新しました。
13
1
新自由主義の行き詰まりと
トランプ大統領の誕生
日本経済の動向と暴走する
安倍政権
10
Ⅰ. 2017 春闘を
めぐる情勢の特徴(抜粋)
昨年 月英国は国
民投票で EU 離脱を
選 択 し ま し た。 米 国
では「米国第一主義」
を前面に出し保護主
義的な政策を掲げる
トランプ大統領が誕
生 し ま し た。 グ ロ ー
バル化による厳しい
国際競争にさらされ
た 結 果、 広 が っ た 貧
困 と 格 差、 経 済 的 疲
弊と蔓延する閉塞感、
既存政治に対する不
満の高まりの表れで
あ り、 新 自 由 主 義 的
経済の限界を示すも
のと言えます。
財 務 省「 法 人 企
業統計年報」によれ
ば、 資 本 金 億 円 以
上 の 企 業 の 2015
年度内部留保は前年
2
埋葬、火葬許可
納税証明書の交付
後期高齢者医療制度関係の受付、交付
介護保険関係の受付、交付
国民年金関係の受付
児童手当関係の受付
身体障害者手帳の交付
療育手帳の交付
飼い犬の登録
3
自動車臨時運行許可
転入(転居)者への転入学期日及び就学すべき小中学校の通知
2
12
狂犬病予防注射済票の交付
4
妊娠届の受付、母子健康手帳の交付
4
国民健康保険関係の受付、交付
地方切り捨て、
公務公共関係労働者の状況
住居表示証明書の交付
せ て お り、 沖 縄 県 の
高江ヘリパッド建設
では反対する住民を
全国から動員した機
動隊で強制排除した
り、 辺 野 古 新 基 地 建
設について国と県の
訴訟合戦が展開され
た り 等、 昨 年 月 の
参議院選挙で改憲勢
力が 分の を占め
て 以 降、 強 権 的 で 独
裁的なやり方が一層
際立つようになりま
した。
印鑑登録証明書の交付
月に 兆円の経済対
策を打ち出しました。
ま た、 成 長 戦 略 と し
て原発や武器の輸出
を 掲 げ て お り、 カ ジ
ノを解禁する統合型
リゾート施設(IR)
整備推進法は 時間
に満たない審議で強
引に可決させていま
す。
月の臨時国会で
は発効する見込みの
ない TPP 発効承認
案を数の力で成立さ
印鑑登録
で、 他の職 場 か ら 人
員 を 剥 さ れ、 後 任の
職 員 配 置 も ま まなら
ない状況にあります。
昨 年 月に発 生 し
た熊 本 地 震をはじめ、
震災や台風・水害など
「100 年に一度」「観
測史上初」と言われる
災害がここ数年多発し
ています。しかしアセッ
トマネジメント予 算や
職 員 数 が 削 減 される
中、 福 岡 市で大 災 害
が発生した場合に公の
役割を果たせないので
精神障害者保健福祉手帳の交付
です。 年 前の前 回 職者が出るなど多くの はないかとの不安の声
の見直しでは引下げが 職 場に混 乱 が 生 じ ま が出されています。
ま た、 時 間 外 勤 務
年 度 途 中の 月 から し た。 今 回 も 厳 しい
行 われ、 駆 け 込 み 退 結果が予測されます。 について昨 年の労 使 交
渉で組 合 が 強 く 主 張
した結果、「時間外勤
福岡市の現状
務のあ り 方 に 関 す る
労使検討委員会」 が
市 労 連 と当 局 間で設
置 されま した。 月
末 を 目 途に具 体 策 を
決定する予定です。
昨 年 月に行 なわ
れた 給 与 制 度の総 合
的 見 直 しでは 交 渉の
中で引 下 げ 率 を 圧 縮
等 し た 結 果、 月に
発 表されたラスパイレ
ス指 数 は 政 令 市 位
とな り ま した。 総 務
省 からの圧 力 も 考 え
られます。(※3「指
定 都 市のラスパイレス
指数の状況」 参照)
特別永住許可等に関する受付、交付
報 道 さ れ て お り、 関
心が高まっています。
しかしながら野党
四党が昨年 月に提
出 し た「 長 時 間 労 働
規制法案」は棚上げ
さ れ た ま ま、 高 度 プ
ロフェッショナル制
度と裁量労働制の無
原 則 的 要 件 緩 和( 残
業代ゼロ法案)は依
然継続審議のままで
す。 月 日 に 閣 議
決 定 さ れ た「 一 億 総
活躍プラン」では同
一 労 働 同 一 賃 金、 長
時間労働の是正な
どが挙げられていま
す が、 労 働 者 が 求 め
る「 人 間 ら し い 仕 事
(ディーセントワー
ク)
」実現には楽観視
できません。
7
1
中長期在留者に係る住居地の届出
4
2
5
戸籍謄抄本等の交付
福 岡 市は人口が
155 万人を突破し、
政 令 指 定 都 市で 番
目となりました。
しかしながら「市の
行財政について市民に負
担を求めながら職員を
増やすと言うことは市
民の理解を得られない」
という考え方の下に増
員はされていません。
さらには「天神ビッ
グバン」や「ウォーター
フロントネクスト」 な
ど、 新 た な 事 業 が 展
開 さ れよ う と す る 中
戸籍の届出
5
5
戸籍の附票の写しの交付
10
松 尾 豊
御手洗 瑞 子
柳 川 範 之
山 内 雅 喜
山 川 隆 一
<アドバイザー>
氏名
神 津 里季生
榊 原 定 征
樋 口 美 雄
村 木 厚 子
八 代 尚 宏
設 置 さ れ、 待 遇 の 若
干の改善が示されて
い ま す。 研 究 会 の 中
で は、 特 別 非 常 勤 職
員の一般職への移行
が進められようとし
ています。
昨 年、 人 事 院 に お
いて政府の意向を受
けた扶養手当の見直
し が 勧 告 さ れ、 多 数
の都道府県人事委員
会が追随しています。
ま た、 現 在 人 事 院
は内閣人事局からの要
請 を 受 け、 国 家 公 務
員 と 民 間の 2015
年 度の退 職 金 等 調 査
を 終 え、 集 計 作 業 中
住民票の写し等の交付
「働き方改革」と
ディーセントワーク
中 野 円 佳
4
総務省は地方自治
体の窓口業務の民間
委託化推進(※2
「地
方公共団体における
窓口業務の民間委託
できる範囲」参照)
のための検討体制を
確 立 す る と と も に、
各自治体の民間委託
の進捗状況を毎年公
表 し、 公 的 サ ー ビ ス
の産業化を加速化し
ようとしています。
働き方改革ともか
かわって、
「地方公務
員 の 臨 時・ 非 常 勤 職
員及び任期付職員の
任用の在り方に関す
る研究会」が 月に
住民異動届
が 強 調 さ れ、
「働い
た『 時 間 』 だ け で 報
酬を決めるのではな
い、 成 果 に よ る 評 価
が一段と重要になる。
そ の 結 果、 不 必 要 な
長時間労働はなくな
り」
、企業や経営者等
と の『 対 等 』 な 民 法
を基にした契約によ
る労働が中心となる、
とされているように、
『働き方の自立化』と
言 う 名 の 下、 労 働 者
保護や雇用者責任が
なし崩しにされよう
としています。
そ の よ う な 中、 昨
年 月に大きく報道
された電通社員の過
労自殺問題を受け
て、 大 手 企 業 を 中 心
に様々な企業が違法
残業等について摘発、
業務
7
2
が 月にまとめた報
告書では、
「時間や空
間にしばられない自
由な働き方への変化」
※2地方公共団体における窓口業務の民間委託できる範囲
(※総務省資料より)
6
昨年 月厚労省に
よ り 設 置 さ れ た「 働
き 方 の 未 来 2035
懇談会」
(※1参照)
小 林 り ん
6
※ ILO は、およそ労働法制や労働政策について意思決定しようとするときに必
ず践むべき先進諸国共通の原則として、「政労使三者構成」を掲げているが、
労働界はアドバイザー参加に留まっている。
3
8
小 林 庸 平
現職
日本労働組合総連合会会長
日本経済団体連合会会長
慶応義塾大学商学部教授
前厚生労働事務次官
昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授
1
<メンバー>
氏名
青 野 慶 久
磯 山 友 幸
浦 野 邦 子
大 内 伸 哉
金 丸 恭 文
現職
サイボウズ株式会社代表取締役社長
経済ジャーナリスト
株式会社小松製作所執行役員人事部長
神戸大学大学院法学研究科教授
フューチャーアーキテクト株式会社代表取締役社長
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
副主任研究員
学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア
軽井沢代表理事
株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO
ジャーナリスト/株式会社チェンジウェーブ ダイバーシ
ティ&インクルージョンデザイナー
東京大学大学院工学系研究科特任准教授
株式会社気仙沼ニッティング代表取締役社長
東京大学大学院経済学研究科教授
ヤマトホールディングス株式会社代表取締役社長
東京大学大学院法学政治学研究科教授
冨 山 和 彦
28
12
3
※1
「働き方の未来 2035:一人ひとりが輝くために」懇談会
(五十音順、敬称略)
メンバー・アドバイザー名簿 (2)
248 号
2017 年 2 月 20 日
労
職
市
岡
福
2
名 古 屋 市
103.5
3
京
都
市
103.3
10 → 10
4
北 九 州 市
103.2
3→3
5
仙
市
103.1
6→6
6
さいたま市
102.5
7
岡
山
市
8
千
葉
市
仙
台
市
102.1
10
千
葉
市
101.7
11
神
戸
市
100.8
10 → 12
11
神
戸
市
101.6
12
横
浜
市
100.7
12 → 16
12
岡
山
市
101.2
市
100.5
10 → 10
13
広
島
市
100.3
幌
市
100.0
3→3
14
札
幌
市
100.2
13
堺
札
岡
市
103.3
12 → 15
6
福
岡
市
102.9
102.0
3→3
7
さいたま市
102.8
101.3
10 → 15
8
京
102.5
さいたま市
※総務省の資料から組合作成(地域手当の引上げがなかった都市が順位を上げている)
潟
市
99.1
松
市
98.1
阪
市
97.2
16
熊
99.3
3→3
17
堺
18
新
潟
市
99.2
0→3
18
新
19
広
島
市
98.7
10 → 10
19
浜
20
大
阪
市
94.2
15 → 16
20
大
職 員 の 賃 金・ 労 働
条件の決定は労使交
渉の決定が原則です。
し か し、 現 状 人 事 委
員 会 の 勧 告、 報 告 の
影 響 は 重 大 で す。 賃
民間労働者や全国の仲間とともに
金や休暇制度のみな
ら ず、 長 時 間 労 働 や
不払残業の実態調査
や非正規労働者の処
遇改善を求めます。
Ⅱ.基本的構え
2010 年 月 に 労 ら、 現 在、 協 定 の
不払残業は
使協定を締結しまし あり方について労使
絶対に許しません
た。 し か し、 一 部 の で 検 討 を す す め て い
職 場 に お い て、 労 働 ま す が、 い ず れ に し
当 局 は「 公 務 職 場 せ て い る 所 属 長 の 違 組 合 が 職 場 労 働 者 の て も 組 合 員 の 労 働 条
組合員の要求をもとに春闘
においては臨時の必 法行為をも放置して 過半数を占めていな 件を守る取組みをす
要求を決定し、賃金・労働条
要 が あ る 場 合 に は 時 い ま す。 今、 全 国 で い 現 状 が あ る こ と か すめます。
間外を命じることが 過労死や過労自殺に
件の要求実現をめざします
できる」との労働基 つながる違法労働が
組合員の要求実現のため、
年 明 け か ら 始 め た 組 合 員 の 要 求( 声 ) 準 法 を 基 に、
「 連 日 」 報 道 さ れ て い ま す。
組合員の拡大に取り組みます
賃 金 生 活 改 善 ア ン ケ を 基 に 当 局 交 渉 を す 「通常業務」の時間外 福 岡 市 役 所 か ら 違 法
ー ト 結 果 を 基 に 春 闘 すめます。
を 黙 認 し て い ま す。 残 業 を な く し、 長 時
要 求 実 現には 組 合 ところで す。 先 輩 た
要 求 を 決 定 し ま す。
さ ら に 不 払 残 業( サ 間 労 働 解 消 に 全 力 で
員の数が大きいことが ちの要 求 実 現の積 み
ー ビ ス 残 業 ) を 行 わ 取り組みます。
重 要です。 組 合 員が 重 ねで 今の職 場 が あ
人事委員会への要請行動を
いなければ、その職場 るので す。 組 合 員 を
協定職場における組合員の
強めます
の要求改善につながり 増や すことに 確 信 を
労働条件確保に取り組みます
ませんし、組合のない 持 ち、 新 規 採 用 職 員
職 場では 権 利 は 守 れ の組 合 加 入の取 組 み
当する職場における、 ません。 組 合 は 職 員 を 中 心に、 組 織 拡 大
い わ ゆ る 協 定 は のいのちと生活を守る をすすめます。
1
福岡市
札幌市
福岡市
大阪市
札幌市
仙台市
大阪市
京都市
仙台市
北九州市
京都市
横浜市
北九州市
平均
横浜市
名古屋市
平均
広島市
名古屋市
神戸市
広島市
岡山市
神戸市
堺市
岡山市
川崎市
堺市
新潟市
川崎市
千葉市
新潟市
浜松市
千葉市
熊本市
浜松市
静岡市
熊本市
相模原市
静岡市
さいたま市
相模原市
99.4
10 → 12
市
協力・共同の取組みをすすめます
5
36
労働基準法別表第
に掲げる業務に該
6
7
36
2017年市職労 春闘要求︵案︶
36
定昇見込みで1
200 円 以 上 の 賃
上げすること。
.初 任 給 基 準 を 引
き上げること。
.経験を有する者の
初 任 給の号 給の決
定にあたっては、
号 給 か ら 適 用で き
るようにすること。
Ⅲ 諸手当に
ついて
.時 間 外 勤 務の実
態について全庁的な
調査を行うこと。
.時 間 外 勤 務 手 当
については、業 務 量
に応 じ た 予 算 を 確
保 し、 未 払いを な
くすこと。
.育 児 時 間 や 部 分
休 業 等 を 取 得 する
職 員 がいる 職 場 は
時 間 外 勤 務 手 当の
追 加 配 当 等の対 応
を行うこと。
.時 間 外 勤 務 手 当
及び休 日 勤 務 手 当
の 単 価 を 150
/ 100( 深 夜
200 / 100)
、
夜 間 勤 務 手 当の単
価を / 100 に
以下は、2月 日の中央委員会で職場討議にかけることを決定した、春闘期の要求書の案です。
3月開催の中央委員会で決定するまでの間、みなさんからご意見を募集、集約しております。
100.0
99.5
松
7
2
10
100.1
0%
市
市
相 模 原 市
浜
本
16
17
市
2
3
4
人 事 委 員 会の勧 告 春闘期にすべての労働
は 民 間の春 闘 結 果 が 者の賃 上 げを 求めて、 Ⅰ 基本要求に
.同一価 値 労 働・同
大 き な 前 提 とな り ま 地 域 や 全 国 の 民 間・ ついて
一賃 金 を 徹 底 す る
す。 私 た ち の 賃 金・ 公 務の仲 間 と と と も
.
職員の意欲の維持・
こと。
労 働 条 件の決 定 は 秋 に 協 力・共 同 の取 組
向上、ひいては市民
.職 務の遵 法 性 を
期になりますが、この みをすすめます。
サービスの向 上のた
確 保 す ること。 そ
め 安 易 な 嘱 託 化・
のた め、 管 理 職 は
委 託 化 を 行 わ ない
問題発見能力を
予算・人員要求の旗を掲げ、
組合
こと。
持った人間を充てる
員の要求実現に全力を挙げます
.全国一律最低賃金
こと。
の制 度 化 及 び 時 給
.任 期 付 職 員 では
1000 円 以 上に
な く、 期 限の定 め
なるよ う 関 係 省 庁
のない 職 員 の 雇 用
に要請すること。
を増やすこと。
.公共サービス基本
法の趣旨を踏まえ、 Ⅱ 基本賃金に
公 契 約 条 例 制 定に
ついて
取り組むこと。
.組合員の月例給を
理由に人員増を一切
認めようとしません。
職場の生の声や他都
市で人員増を勝ち取
った事例などを参考
に取組みをすすめま
す。
3
4
5
1
4
5
6
1
静
都
1
1
2
3
5
17.3%
相 模 原 市
12 → 15
15
99.8
名 古 屋 市
市
21.3%
15
浜
3
17.3%
9
0→0
14
北 九 州 市
21.3%
12 → 16
福岡市
10 → 10
26.7%
30%
(人)
25%
26.7%
30%
20%
25%
15%
20%
10%
15%
5%
10%
0%
5%
101.0
100.9
名古屋市
103.7
■人件費等の比率の政令指定都市比較
市
市
相模原市
福岡市
堺市
相模原市
浜松市
堺市
横浜市
浜松市
札幌市
横浜市
さいたま市
札幌市
千葉市
さいたま市
静岡市
千葉市
岡山市
静岡市
平均
岡山市
仙台市
平均
神戸市
仙台市
熊本市
神戸市
川崎市
熊本市
新潟市
川崎市
広島市
新潟市
北九州市
広島市
京都市
北九州市
名古屋市
京都市
市
■人件費等の比率の政令指定都市比較
(人)
崎
本
大阪市
岡
■人件費等の比率の政令指定都市比較
川
熊
大阪市
福
※人件費等とは、人件費、賃金及び委託料の合計で、比率は、
普通会計における平成 23 年度
歳出決算額に占める割合。(地方財政状況調査より)
※人件費等とは、人件費、賃金及び委託料の合計で、比率は、
普通会計における平成 23 年度
歳出決算額に占める割合。(地方財政状況調査より)
職 場 か ら は「 人 が
足りない」
「予算が足
りない」との切実な
声が数多く寄せられ
て い ま す。 し か し、
当 局 は「 財 政 不 足 に
よる住民負担増」を
50
2
台
3
1
2
103.8
崎
※平成 24 年 4 月 1 日における人口(推計人口)及び職員数(条例定数)
9
10
※平成 24 年 4 月 1 日における人口(推計人口)及び職員数(条例定数)
市
20
川
0
0
1
60 20
6→6
40
62
80 40
横
90
103.8
120 80
市
160 120
141
140 100
岡
160
62
90
100 60
103.4
人口1万人あたりの職員数
141
静
(人)
140
1
■職員数の政令指定都市比較
※3 指定都市のラスパイレス指数の状況《指数の高い順》(※網掛けは地域手当の引上げがなかった都市)
人口1万人あたりの職員数
■職員数の政令指定都市比較
■職員数の政令指定都市比較
(人)
H27.4.1
順位
指定都市名
地域手当
H28.4.1
指定都市名
順位
労
職
市
岡
福
248 号
(3)2017 年2 月 20 日
貢献する活動につい
て、
職務専念義務の
免 除 等の制 度の適
用を行うこと。
( )勤続 年から
年 ご との 職 員 につ
いて リフレッシュの
た め、 日 間の特
別 有 給 休 暇 もし く
は職 務 専 念 義 務の
免 除 を 付 与 するこ
と。
.代替体制及び
欠員補充について
( )中途退職者の欠
員 補 充 は 速やかに
行 う こ と。 ま た、
補 充 ま で の 間 は、
時 間 外 勤 務 手 当の
予 算 を 増 額 するこ
と。
( )病気休職、育児
休 業 等 取 得 者 がい
る 職 場 については、
業 務に支 障 を き た
さ ないよ う 正 規 職
員 を 速やかに配 置
す るこ と。 そのた
めに余裕をもって採
用 す ること。 代 替
がつかない期間があ
る 場 合 は、 人 事 管
理 費による 賃 金 と
は 別に時 間 外 勤 務
手 当の追 加 配 当 等
の対 応 を 当 局 責 任
に おいて 確 実 に 行
うこと。
( )介護休暇取得
者がいる職 場につい
ては、 状 況 に 応 じ
て代 替 職 員 を 配 置
すること。
( ) 育 児のための短
時 間 勤 務 制 度の代
替 要 員 については、
臨 時 職 員では代 替
不 可 能 な 職 場には
正規職員を配置す
ること。
.仕事と家庭の
両 立 支 援の 拡 充 に
ついて
( )特定事業主行動
計 画について、年 次
有 給 休 暇の取 得 日
数の目 標 を 達 成 で
きていない所属は増
員すること。
( )職員が安心して
子育てや介護がで
きる環境をつくる
こと。
① 育 児 休 業 手 当 金に
ついては、満 歳ま
で支給すること。
② 介 護 休 暇 について
は、 育 児 休 業 同 様
の経 済 的 支 援 を 行
うこと。
③ 権 利 行 使が気 持 ち
よ く で き るよ う に
職 場 環 境 を 整 える
こ と。 育 児 休 業、
介 護 休 暇 等 につい
て は、2017 年
月 日の改正につ
いて 職 員 に 十 分 に
周 知 するとともに、
特に所 属 長に対 し
て は その 趣 旨 を 徹
底すること。
( )産前産後休暇
について、現 行 週
を 週に延 長 す る
こと。 ま た。 民 間
事 業 所 で も 同 様の
措 置 がで き るよ う
関 係 機 関に働 き か
けること。
( )育児休業の期間
については、退 職 手
当 算 定の基 礎 にな
る 勤 続 期 間に 年
10
3
い て は、2017 ( )経験を積むこと
目 以 降 も 分の
年 月 日の改 正
によ り、 市 民 サ ー
通算すること。
について十 分に周 知
ビスの向上が図られ
( )短期の家族看護
す る と と も に、 特
ていることを考慮す
休 暇 を 有 給で新 設
に 所 属 長 に 対 して
ること。
すること。
は その趣 旨 を 徹 底
( )育児や介護を要
Ⅷ 人事評価制度
すること。
する家族のいる職員
について
の超 過 勤 務 は、 月 ( )職員に準じた福
利厚生制度を保障
の上 限 を 現 行 時
.
制度の改定にあたっ
すること。
間 から 時 間 上 限
ては、労働組合との
とすること。
2
24
Ⅶ 臨時職員・
嘱託員の賃金等
について
十 分 な 協 議 と合 意
を前提とすること。
.評価にあたっては、
公 平・ 公 正 性・ 透
明 性・ 客 観 性・ 納
得 性が必 要 不 可 欠
で あ るので、 労 働
組 合の関 与 を 確 保
し、 苦 情 解 決 制 度
を整備すること。
2
春闘要求案
について
3
15
.臨時職員の
賃金等について
( )基本賃金を引
き上げること。
( )通年で確保され
ている臨時職員ポス
トについては定 数 化
すること。
( )慶弔休暇制度
を 職 員 と 同 様にす
ること。
( )保育士・栄養士
については、経 験 年
数を加算すること。
( )交通費相当加
給 金を通 勤 手 当と
して 職 員 同 様に加
算すること。
. 嘱 託 員の 賃 金 等
について
( )報酬額を引き
上げること。
( )交通費相当加
給 金を費 用 弁 償と
して実 費 を 支 給 す
ること。
( )夏季休暇を付
与すること。 また、
育児休業制度につい
ては、 職 員 と 同 様
にすること。
) 育 児 休 業 等につ
(
議題
各々引 き 上 げ るこ
と。
.扶 養 手 当の支 給
額 及び教 育 加 算 額
を引き上げること。
ま た、 配 偶 者 に 係
る 扶 養 手 当の年 収
要 件 を 引 き 上 げる
こと。
.通勤用具使用者の
通勤手当については、
通 勤 手 段 と し て、
勤 務 地や 実 情 に 合
わせて 都 市 高 速 利
用に対応すること。
また、通勤のため公
共 交 通 機 関 と合わ
せて 交 通 用 具 等 を
利 用 す ること を 常
例とする職 員には、
駐車場代等を支給
すること。
.住 居 手 当 は 支 給
限度額を引き上げ
ること。
に予 防 策に力 を 入
いてモチベーションの
れる な ど 抜 本 的 な
維 持・向 上 がで き
対策を取ること。
る給 与 体 系 を 組 合
( )多様化する市民
と協議すること。
ニー ズ と 人 口 増 加
.誰 も が 納 得 で き
等による 業 務 量 を
る明 確 な 昇 任 基 準
十 分に考 慮 し、 適
を示すこと。
切 な 市 民 サ ービス
.級 別 標 準 職 務 表
提 供 体 制に必 要 な
級の職 務 に「 相
定 数 配 置・人 員 配
当 高 度な専 門 的 知
置 を 行 うこと。 ま
識 又は 経 験 を 必 要
た、 災 害 発 生 時の
とする業 務 を 処 理
安 心・安 全 確 保 に
する専門官などの職
必要な人員について
務」を設けること。
も考慮すること。
. ・ 級への昇 任
昇 格については現 在 ( )サービス残 業 を
させない等、職員の
の在 級 年 数 を 改 善
勤務条件の確保につ
す る こ と。 ま た、
いては、管 理 職のコ
昇 任は 月 日 と
ンプライアンスを 徹
すること。
底させること。
.各 種 休 職 等 期 間
の復 職 時 調 整 にお ( ) すべての職 場 を
対 象 とし た 協 定
ける換 算 率について
を締結すること。
改善すること。
( )全職員を対象
Ⅵ 労働環境及び
としたハラスメント
研 修 を 実 施 す るこ
休暇制度等の
と。また、
マタ
(パタ)
整備について
ニティハラスメントや
. 健 康で安 心 して
パワーハラスメントに
働く続けられる
ついても その防 止に
条件整備について
関 して 服 務 規 律に
( )標準となる労働
定 め、 相 談 窓 口 を
時間を 日 時間
周知すること。
分・週 時 間
.高齢期の働き方
分とすること。
( )時間外勤務の目 について
安 時 間( 月 時 間 ( )再任用職員の給
与水準を引き上げ
年 間 360 時
ること。
間 ) を 超 えている
所 属については、業 ( )再任用職員の扶
養 手 当・住 居 手 当
務のあ り 方 な ど 見
を 職 員 と 同 様に支
直しを行うこと。
給すること。
( )「心の病」につい
.休暇制度の
て、 要 因の分 析 及
び 発 生 と 再 発の防 拡充について
地域活動やPTA
止にさらに努めるこ ( )
活 動 等の社 会 的に
と は も と よ り、 特
場所 福岡ビル 9 階
Ⅳ 一時金に
ついて
.
一時金については最
低 年 間 月以上を
支給すること。
.再 任 用 職 員、 臨
時 職 員、 嘱 託 員に
も 同 様に支 給 す る
こと。
.勤勉手当を拡大せ
ず、 期 末 手 当の比
率を拡大すること。
.人 事 評 価 結 果の
勤 勉 手 当への 反 映
等については、係 長
級以下の職員への拡
充はしないこと。
.すべての年 代にお
Ⅴ 昇任・昇格等
について
13 時 30 分〜
3
6
1
日時 3 月 17 日(金)
(1)ストライキ批准投票
2 月 7 日(火)〜 16 日(木)
(2)連合福岡地協 2017 春闘街頭行動、2017 春季生活闘争開始宣言集会
2 月 10 日(金)17 時宣伝(天神イムズ横)、18 時半集会(天
神ビル)労働相談ダイヤルティッシュ配布、連合福岡出前講座
及び福岡地協春闘方針の提起
(3)福岡地区春闘共闘地域総行動 2 月 16 日 9 時〜 19 時(県労連、音羽公園他)
学 習会の後、班ごとに大企業や経済団体及び自治体等の訪問、
決起集会
(4)自治労県本部臨時大会 3 月 3 日(金)10 時半〜 4 日(土)12 時 明治安田生命ホール
2017 春闘方針、組織拡大行動計画等
(5)連合福岡・総決起集会
3 月 12 日(日)14 時〜 16 時 天神中央公園
(6)福岡県民集会 3 月 19 日(日)13 時半 冷泉公園
(7)第 88 回福岡メーデー
4 月 29 日(土) 時間、場所未定
(8)第 88 回福岡県中央統一メーデー
5 月 1 日(月) 時間、場所未定
1
春闘時期の諸行動に積極的に取り組みます。
1
【具体的取り組み】
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第3回
中央委員会
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248 号
2017 年 2 月 20 日
労
職
市
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