年降水量・1時間降水量 30 ミリ以上の短時間強雨の将来予測 兵庫県の年降水量は、将来気候では増加が予測されています。季節別で見ると、秋に降水量が減少しており、 これは無降水日数の増加が降水量の減少傾向に結びついているとみられます。また、1時間に 30 ミリ以上の 激しい雨の頻度は、特に気温の高い夏に増加が大きくなっています。これは、温暖化に伴って大気中の水蒸気 量が増加する傾向と整合しています。 (mm) 400.0 年降水量の変化(兵庫県) (回) 1.4 1時間降水量30ミリ以上の1地点あたりの発生回数 1.2 300.0 1.0 0.8 200.0 0.6 100.0 0.4 0.0 0.2 0.0 -100.0 -0.2 -0.4 -200.0 -0.6 -300.0 -0.8 年 春 夏 秋 冬 (3∼5月) (6∼8月) (9∼11月) (12∼2月) 年 春 夏 秋 冬 (3∼5月) (6∼8月) (9∼11月)(12∼2月) 兵庫県における年降水量、1 時間 30 ミリ上の短時間強雨の年間発生回数の変化 (将来気候の現在気候との差) 棒グラフが現在気候との差、縦棒は年々変動の標準偏差(左:現在気候、右:将来気候)を示す。
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