金融市場ウィークリー 2017 年 2 月 24 日号 [経済・金融市場動向] ◆ 金融市場見通し・内外経済指標 米経済指標は総じて良好だが、米大統領の演説や予 算教書提出を前に様子見姿勢が続く見通し。ドルは 上値が重く、日米金利は横ばい圏での推移を予想 [トピックス] ◆ 米国主要企業の業績動向と株式相場見通し 2016年10~12月期の企業業績は改善基調を強め、 2016年通年も増益に転じた公算が大きい。業績は堅 調だが短期的には一旦株価は調整する可能性 ◆ プレミアムフライデーによる消費押し上げ効果 24日から開始されるプレミアムフライデーによる個 人消費押し上げ効果は、現段階では限定的。さらな る認知度向上と、それに伴う働き方の見直しが必要 ✣[目次]✣ 今週の注目チャート ···················································· 1 Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3 金融市場見通し·································································· 3 金融市場レビュー ································································ 4 内外経済指標の解説と予測 ························································ 5 Ⅱ.トピックス ························································ 8 米国主要企業の業績動向と株価見通し ·············································· 8 プレミアムフライデーによる消費押し上げ効果 ····································· 10 Ⅲ.参考資料 ························································· 12 今週・来週の主要経済指標 ······················································· 12 月次・四半期のスケジュール ····················································· 14 今週の金融市場の動き ··························································· 17 最新リポート一覧 ······························································· 18 〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 フレンチ・コネクション 調査本部本部長代理 長谷川克之 世界がフランスの大統領選挙戦の行方を、固唾をのんで見守っている。反EU、反ユーロ政策を掲 げ、米トランプ大統領もエールを送る極右政党・国民戦線のルペン党首が善戦している。世論調査な どをもとにすれば、支持率トップのルペン氏は初回投票(4/23)を勝ち抜くが、決選投票(5/7)で は反ルペン票の集結から大統領の座を射止めることにはならないと見るのが順当なシナリオである。 しかし、ルペン氏の決選投票での支持率は過半には達していないものの、上昇しつつある。ルペン 大統領誕生の確率は、イギリスの合法的賭博であるブックメーカーのオッズによれば、今月に入って から 10%ポイント上昇、約 35%となっている。所詮オッズに過ぎないものだが、確率としては、昨 年の英国民投票でのEU離脱確率、米大統領選挙でのトランプ氏当選確率とも然程変わらず、決して 侮れない。昨年の英米での番狂わせの結果から、世論調査の信憑性に対する疑義も燻っている。候補 者のスキャンダル、テロの発生、移民問題の再燃、フランス同様に選挙を控えるオランダやドイツな ど周辺国の政治情勢などにより、選挙戦の行方が一気に流動化する展開も考えられる。 仏フラン復活を公約とするルペン氏。ユーロ建て債務がフランで償還されるリスクも浮上し、フラ ンス国債売りが加速している。独仏金利差は急拡大し、欧州債務危機以来の高水準となっている。売 られているのは国債に留まらない。社債価格も下落し、金融機関の信用力にも劣化の兆しがある。ユ ーロ不安の高まりに伴い、ビットコインの価格も過去最高値近傍にまで急騰している。 EU離脱は、フランスの国益に添うものとは思えず、また、法手続き上のハードルもある。一方で、 財政分権主義の弊害など、共通通貨ユーロが抱える構造問題は一向に解決されていない。ユーロ離脱 というルペン氏の主張には経済合理性がない訳ではなく、想定以上の支持が集まることもあり得よう。 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) ~今週の注目チャート~ 【 生損保の超長期債買い越し動向 】 金利上昇も積極的な積み増しの動きは見られず (兆円) 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 2010 2011 (※)買付額-売付額、超長期債 (資料)日本証券業協会 2012 2013 2014 2015 2016 2017 (暦年) 【解説】今週、1 月の主要投資家の国債買い越し動向が発表された。超長期債利回りが上昇しているが、主 要投資家である生命保険会社の積極的な債券積み増しの動きは見られない。生命保険協会の会長は先週の記 者会見で「 (日銀の操作の対象は)5 年国債が望ましい」との認識を示した。現状(10 年)よりも短期の国債 を操作対象とすることで、超長期債利回りが更に上昇すれば、生保の収益が改善することが期待される。 【 TOPIX 業種別指数の推移 】 業種の選別が顕著に 110 (2017年初=100) 海運 非鉄金属 鉄鋼 105 TOPIX 100 95 輸送用機器 電気・ガス 90 17/1 17/2 (年/月) (資料)NEEDS-Financial QUESTより、みずほ総合研究所作成 【解説】年明け以降の TOPIX は概ね横這いで推移しているが、業種別には1月中旬以降に明暗が分かれてい る。中国をはじめ世界的に景気回復基調が鮮明化していることを背景に、海運や素材関連の非鉄金属・鉄鋼 等が上昇している。一方、原油価格の上昇が収益を圧迫する電気・ガスや、未だ不透明である米国の税制改 革や為替政策によって大きな打撃を受ける可能性がある輸送用機器等は軟調な推移となっている。 1 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 【 米製造業ISM指数とドル円相場 】 今のところドル高の影響は製造業の景況感にはみられず (円/ドル) (指数) 60 130 120 50 110 100 米製造業ISM指数 ドル円相場(右目盛) 40 90 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 17/1 (年/月) (注)米製造業ISM指数は 50 以上で景況感の回復、50 未満で景況感の悪化を指す。 (資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】米大統領選以降進んだドル高の影響は、米製造業の景況感には 1 月時点まではあらわれていない。 ITサイクルの改善などを受け、昨年後半頃から世界経済が循環的な回復局面に入ったことが米製造業にも プラスに働いているようだ。来週発表される 2 月の米製造業ISM指数(3/1)も底堅い推移を見込んでいる が、予想に反し低下すれば、米国でのドル高是正圧力の高まりが意識され、ドル安が進む可能性もある。 【 新興国通貨の対ドルレート 】 和らぐ通貨安懸念 (2012年初=100) 50 通貨高 (ドル安) ↑ 100 フィリピンペソ 150 ↓ 通貨安 (ドル高) メキシコペソ 南アフリカランド ブラジルレアル トルコリラ 200 250 2012 2013 2014 2015 2016 2017 (年) (資料) Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】新興国通貨は持ち直している。フィリピンペソや中東欧通貨のように軟調な推移が続く通貨もある が、大幅な通貨安が問題となっていたブラジルレアルや南アフリカランドは 2016 年初を境に上昇トレンドに 転じており、最近まで下落が続いたメキシコペソやトルコリラも足元では持ち直している。引き続き米国の 利上げの影響などには留意が必要だが、世界経済のリスクとみなされてきた通貨安懸念が和らいでいる。 2 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) Ⅰ.経済・金融市場動向 ~金融市場見通し~ 米大統領の減税策に対す 今週の金融市場は、米大統領の政策に対する期待が続く一方、仏大統領 る期待と仏大統領選挙へ 選挙への警戒感もみられた。減税策への期待などから、ダウ平均株価が連 の警戒感が入り混じる 日最高値を更新する一方、欧州の政治リスクが意識され、米金利は横ばい 金融市場 圏の動きが続いた。来週は米大統領による演説(2/28)が予定されており、 その発言内容が金融市場へ影響を与えそうだ。米大統領は政策の詳細発表 を予算教書(3/13頃提出予定)へ譲り、演説では具体的な内容に触れない とみている。政策に対する市場参加者の期待を維持できるかが注目される。 米経済指標は総じて良好。 来週発表される米経済指標は、総じて良好な結果を予想している。1月の ただし、米大統領の演説や 耐久財受注統計(2/27)では機械関連投資の持ち直しを、2月のカンファレ 予算教書が出るまでは様 ンスボード消費者信頼感指数(2/28)では、消費者マインドの良好さを確 子見姿勢が強まる見通し 認するだろう。また、ISM指数(製造業:3/1、非製造業:3/3)は前月 並みの水準を予想しており、企業業況の堅調さも続きそうだ。 このような米経済指標の結果はドル高材料であるが、米大統領の議会演 説や予算教書の提出を前に、様子見姿勢が強まりそうである。ドル円相場 はドルの上値の重い展開が予想される。欧州政治に対する警戒感から、ユ ーロドル相場はユーロ安地合いが続くだろう。また、米大統領が議会演説 で政策の仔細を述べず、市場参加者の期待はく落に繋がれば、米国株は調 整が入る可能性がある。日本株は、米国での国境調整税導入に対する懸念 が燻るなか、円安進行といった追い風も見込み難く、力強さに欠く展開と なりそうだ。2月FOMC議事録公表(2/22)後、FRBは3月利上げに対して 慎重であるとの見方が金融市場では広がっており、米国の長期金利は横ば い圏での推移が続くと予想する。日銀のイールドカーブ・コントロールの 影響もあり、日本の長期金利は横ばい圏での推移が続くだろう。 欧州の政治リスクが高ま 仏大統領選挙の情勢は依然混沌としており、注意が必要だ。ルペン大統 れば、リスクオフから円高 領誕生の蓋然性が更に高まれば、リスクオフによる円高ドル安、米金利の が進む可能性も 低下といった動きが想定される。 (坂中弥生) 【 来週の予想 】 項目 内外金利 内外株式 為 替 予想レンジ USD LIBOR 3カ月(%) 米10年国債(%) 円 TIBOR 3カ月(%) 10年国債(%) ダウ平均(ドル) NASDAQ総合指数(ポイント) 日経平均(円) TOPIX(ポイント) 円/ドル ドル/ユーロ 円/ユーロ 3 1.040 2.30 0.03 0.05 20,600 5,780 18,800 1,510 111.0 1.030 116.5 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 1.080 2.60 0.07 0.15 21,000 5,880 19,600 1,580 115.5 1.075 122.5 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) ~金融市場レビュー~ <内外金利動向> 先週末以降の米 10 年国債利回りは 2.4%前後の横ばい圏で推移した。早 米 10 年国債利回りは横ば 期利上げに関して複数のFRB高官が言及しているが、2 月 FOMC 議事録公 い圏で推移 表(2/22)後には、FRBは 3 月の利上げに対して慎重であるとの見方が 広がった。仏大統領選挙の情勢がリスク要因として意識されたこともあり、 米金利は横ばい推移となった。欧州では、独仏 10 年国債利回り差の拡大傾 向が続いている。日本の 10 年国債利回りは小幅に低下した。日銀が買い入 れオペ実施日の事前公表を検討しているとの報道を受けて、金利が大幅に 変動するリスクが低下するとの見方が高まり、相場の下支えとなった模様 である。20 年債入札(2/23)は好調な結果であった。 <内外株式動向> (坂中弥生) 先週末以降の米株式相場は上昇した。先週末は連休を控えてこう着感が 米株は企業決算等を好感 強く、横ばいでの動きとなった。連休明けは、複数の主要小売決算が予想 し連日最高値更新、日本 を上回ったことや、原油価格反発が好材料となり上昇した。週末にかけて 株は材料乏しくもみ合い は、翌週のトランプ大統領の議会演説を控え、投資家の様子見姿勢は強く 推移 上値は重かったものの、米企業のM&Aに関する報道等が好感され上昇幅 を拡大させた。ダウ平均は 10 営業日連続で最高値を更新、最高値の連続更 新記録としては 1987 年以来の長さであった。日本株は小幅に上昇した。週 前半は円安が一時進んだこと等が株価を押し上げたが、日本市場でも様子 見姿勢が強まり、方向感に欠ける展開となった。 <為替動向> (小池睦子) 先週末以降のドル円相場はもみあう展開。日本の 1 月の貿易収支は市場 ドル円はもみ合い、ユー 予想より赤字幅が拡大したが、ドル円相場への影響は限定的であった。そ ロドルは仏大統領選での の後FRB高官の 3 月利上げ可能性を示唆する発言(2/20)からややドル 極右政党勝利の可能性が 高が進む展開となったが、FOMC 議事録でインフレ上昇リスクは限定的の見 意識されユーロ安地合い 方などが示されたことから、ドル安に戻した。1 月の米中古住宅販売件数は 市場予想を上回ったものの、ドルの上昇幅は限定的だった。米財務長官の ドル高をややけん制する発言(2/23)もドルの上値を重くした。ユーロド ル相場はドル高ユーロ安地合い。仏世論調査で極右政党党首の支持率が拡 大したことを受け、ユーロがやや売られる展開になった。 (有田賢太郎) <新興・資源国動向> 新興国市場では株高基調が続いている。ロシアでは株価が続落している ダウ 2 万ドル越えを追い ものの、米国の株高を背景に新興国株は総じて堅調だ。通貨も上昇トレン 風に新興国株は上昇基調 ドが続いている国が多く、1 月まで通貨安が続いたメキシコやトルコでも、 一段高の展開となっている。今週はブラジルで昨年 10 月以降 4 回連続とな る利下げが実施(2/23)された。背景にはインフレ率の低下があるが、足 元のレアル高が資金流出の懸念を後退させていることも追い風となってい る。ブラジルでは今後も利下げが続くとの見方が有力だ。一方、フィリピ ンでは通貨ペソが先週末より下落しており、中東欧でも仏大統領選をはじ めとした欧州の政局不安から、通貨の軟調な推移が続いている。 (井上淳) 4 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) ~内外経済指標の解説と予測~ <国 内> 生産活動や輸出は概ね回 復基調を維持 今週発表された指標は、生産活動や輸出が概ね回復基調を維持している ことを示す内容となった。12月の全産業活動指数(2/21)は、前月比▲0.3% (11月同+0.4%)と、7カ月ぶりに低下した。鉱工業生産指数の回復は続 いたものの、建設業活動指数や第3次産業活動指数が弱含んだ。もっとも、 10~12月期では前期比+0.2%(7~9月期同+0.6%)と4四半期連続のプラ スとなっており、全産業活動指数は回復基調を維持している。 1月の貿易統計(2/20)をみると、輸出数量指数(みずほ総研による季節 調整値)は前月比▲0.4%(12月同▲1.9%)と2カ月連続で低下した。米国 やEU向けの増勢が一服しているほか、アジア向けも4カ月ぶりに減少し た。ただし、均してみれば、海外経済の緩やかな回復や、世界的なITサ イクルの改善を背景に、輸出数量は昨秋からの回復基調を維持している。 来週は、鉱工業生産指数や商業動態調査などが発表される。 鉱工業生産指数は小幅な プラス 1月の鉱工業生産(2/28)は、前月比+0.1%と予測する。在庫調整の進 展がプラスに働くものの、輸出の伸びが一服したことなどから、鉱工業生 産は前月比小幅な伸びに留まる見通しである。 小売業販売額は 3 カ月連 続の前年比プラス 1月の小売業販売額(2/28)は前年比+0.8%と、3カ月連続の前年比プラ スと予測する。大雪による客足への影響が下押し圧力となった一方、春節 による外国人観光客の増加や気温低下に伴う季節商品販売の好調が押し上 げに寄与した模様だ。 全国コアCPIの前年比 1月の全国コアCPI(3/3)は前年比0.0%と予想する。エネルギー価格 は 11 カ月ぶりの前月比横 のマイナス幅縮小を背景に、11カ月ぶりに前年比横ばいになるとみている。 ばい また、2月の都区部コアCPIも、原油価格の持ち直しに伴いガソリンや灯 油代が前年比大幅なプラスとなることから、前年比▲0.2%とマイナス幅が 若干ながら縮小する見通しである。 【 輸出数量指数の推移 】 【 鉱工業生産指数の推移 】 (2010年=100) 115 (高瀬美帆) 世界 米国 EU アジア (前月比、%) 5 110 4 予測値 3 105 2 100 1 95 0 90 ▲1 ▲2 85 ▲3 80 ▲4 ▲5 75 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 17/1 ▲6 15/01 15/04 15/07 15/10 16/01 16/04 16/07 16/10 17/01 (年/月) (年/月) (注)2017年1月の値はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)経済産業省「鉱工業指数」より、みずほ総合研究所作成 (注) みずほ総合研究所による季節調整値。 (資料) 財務省「貿易統計」より、みずほ総合研究所作成 5 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) <海 外(米国)> 中古住宅販売件数は約 10 年ぶりの高水準 1 月の中古住宅販売件数(2/22)は、前月比+3.3%の年率 569 万件とな り、2007 年 2 月以来の高水準をつけた。全米不動産協会(NAR)の調査 担当者は、力強い雇用の伸びと良好な消費者マインドが住宅購入を促進し たと指摘した。しかし、在庫不足は続いており、今後の春の住宅購入シー ズンにおいても販売の抑制要因となる可能性に注意が必要である。 FOMC 議事録では、金融政 策の柔軟性を確保 1 月 31 日・2 月 1 日の FOMC 議事録では、多くの参加者が、労働市場の状 況やインフレ率が FOMC の見通しを上回るか、予想通りの内容となれば、か なり早期(fairly soon)の利上げが適切になるとの見方を示した。しかし、 失業率の低下やインフレ率の上昇が急激に進む可能性は限られていると評 価した。参加者の多くは今後の金融政策に関して、労働市場や物価指標の 動向や財政政策の規模や実施時期等による影響を見極めながら、柔軟に対 応していきたいとのスタンスであった模様である。 来週発表の経済指標は総 じて良好な内容になると 予想 来週発表予定の 10~12 月期のGDP成長率(2/28、暫定値)は、前期比 年率+2.2%と、速報値(同+1.9%)から上方修正される見通しである。 月次指標については、1 月の耐久財受注統計(2/27)で、コア資本財受注 が 4 カ月連続で増加すると予想する。企業収益が改善するなかで、企業の 投資マインドが上向いており、機械関連投資は持ち直し基調を強めるとみ られる。2 月のカンファレンスボード消費者信頼感指数(2/28)は前月比低 下も、高い水準を維持する見通しである。労働市場の堅調さや株価の上昇 が消費者マインドの押し上げに寄与しよう。しかし、消費者の間では、支 持政党の違いによってマインドの動向に乖離が広がっている模様である。 物価面では、1 月のコアPCEデフレーター上昇率(3/1)が財物価の価格 上昇を主因に、前月比+0.3%、前年比では+1.8%に加速すると予想する。 また、2 月のISM調査では、製造業(3/1)、非製造業(3/3)ともに前月 並みの水準を維持することにより、企業業況が引き続き堅調であることが (風間春香) 示される見通しである。 【 住宅販売件数 】 (年率、千件) 【 コアPCEデフレーター上昇率 】 (年率、千件) 700 5,800 660 中古住宅 販売件数(右目盛) 620 2.5 5,600 580 コア財 家賃・住居 ヘルスケア 交通 その他サービス (前年比、%) コアサービス 2.0 1.5 5,400 540 1.0 5,200 500 0.5 新築住宅販売件数 460 5,000 0.0 420 380 ▲ 0.5 4,800 15/1 15/7 16/1 16/7 2014 17/1 15 16 17 (年) (年/月) (注)新築住宅販売件数の 1 月はみずほ総合研究所予測値。 (資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成 (注)1 月はみずほ総合研究所予測値。 (資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成 6 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) <海 外(欧州)> 10~12 月期の英GDP成 10~12 月期の英国GDP成長率(2/22、2 次推計値)は前期比+0.7%(7 長率はやや上昇。外需が ~9 月期同+0.6%)に高まった。需要項目では、輸出が大幅に増加し、成 押し上げに 長率に対する外需寄与度はプラスに転じた。一方、個人消費は減速、固定 投資は弱含んだ。1 月の小売数量(2/17)が前月比▲0.3%と 2 カ月連続で 減少したことなどから、年明け後、消費は更に鈍化している模様だ。 2 月のユーロ圏PMIは 2 月のユーロ圏合成PMI(2/21、速報値)は 56.0 と 1 月(54.4)から 急上昇。輸出増を起点に 急上昇した。1・2 月平均(55.2)は 10~12 月期平均(53.9)を上回り、ユ 景気回復のモメンタムが ーロ圏GDP成長率の高まりを示唆した。このように上振れ感が生じてい 強まってきた可能性があ る背景には、企業の在庫復元があると推察される。発表元 Markit 社のコメ り 3 月以降の持続性が注 ントを踏まえると、製造業では、輸出向けを中心に受注増加が続く中、製 目される 品納入までに要する期間が延びてきた模様だ。英国民のEU離脱選択(2016 年 6 月)の後、ユーロ圏企業は慎重化して在庫水準を圧縮してきたため、急 増した受注に対応するには在庫が不足していたのだろう。こうした中、製 造業は全般的に在庫復元に転じた可能性があり、それに伴って受注が一段 と盛り上がっていると考えられる。製造業の好調さは、荷動きの活発化な どを通じてサービス業にも波及しているとみられる。先行きは、実質所得 の鈍化や、欧州各国の選挙を巡る不確実性などが内需の重石となろう。し かし、今回のPMI急上昇は、輸出増を起点にユーロ圏景気の回復モメン タムが強まる可能性を示唆している。3 月以降の持続性を見極めたい。 ギリシャと債権団は改革 ユーロ圏財務相会合(2/20)では、債権団側とギリシャ政府とが改革案 案について協議再開へ についての協議を再開することが決まった。改革案は、従来の緊縮財政中 心の内容から、構造改革を重視した内容になる模様である。この決定を受 けてギリシャ国債利回りは低下した。 来週は、ユーロ圏インフ 来週は、1 月のフランス財消費支出(2/28)や 2 月のユーロ圏インフレ率 レ率などが発表に (2/28、速報値)、同月の欧州委員会景気調査(2/27)などの経済指標が 発表される。インフレ率は、エネルギー物価の上昇を主因に、2%近傍での 推移を続ける見通しだ。 (松本惇) 【 英GDP成長率 】 【 ユーロ圏PMI 】 (前期比、%) 57 2.0 1.5 56 1.0 55 0.5 (Pt) 54 拡 張 53 0.0 ← ▲ 0.5 景 52 気 ▲ 1.0 → ▲ 1.5 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 2014 在庫投資 固定投資 個人消費 15 51 縮 小 50 16 (年/四半期) 49 外需 政府支出 実質GDP 2015/2 合成PMI 16/2 製造業 サービス業 17/2 (年/月) (資料)Markit より、みずほ総合研究所作成 (資料) 英統計局より、みずほ総合研究所作成 7 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) Ⅱ.トピックス ~米主要企業の業績動向と株式相場見通し~ 2016 年 10~12 月期の米主 米国の主要企業の 2016 年 10~12 月期の決算がほぼ出揃った。2 月 23 日 要企業の業績は予想を上 時点で S&P500 採用企業の 9 割以上が決算発表を終えた。S&P500 採用企業の 回る改善基調 EPS(1 株当たり利益)は、2016 年 4~6 月期まで 4 期連続で減益(前年 同期比)であったが、ドル高や原油安の一服、中国を中心とした世界的な 景気持ち直しを受けて 2016 年 7~9 月期には増益に復した。10~12 月期に おいては、改善基調が一段と高まっているのかどうかが注目点であった。 また、今回の決算期は 11 月の米大統領選挙を挟んでおり、景気回復期待の 高まりや金融市場の変動が企業業績や企業景況感にどのように影響を与え ているのか、という点も注目された。トムソン・ロイターの調査によれば、 決算発表シーズン直前となる 12 月末時点ではEPSの予想増益率(同)は +6.1%であったが、決算発表が進んだ 2 月 23 日時点では+7.7%に上方修 正されており、7~9 月期の+4.3%から改善基調を強めた公算が大きい。 金融や情報技術がけん引 業種別に 10~12 月期の増益率を見てみると、金利上昇を背景に、金融の EPSの増益率(同)が+12%を超える大幅増益となった他、情報技術も 同様の水準であった。その他の業種では、素材、ヘルスケア、生活必需品 が 7~9%程度の比較的高い増益率となった。一方、EPSが減益であった のは、通信、資本財・サービスであった。 2016 年通年では小幅な増 益に 2016 年 10~12 月期と併せて多くの企業で 2016 年通期の企業業績も発表 されているが、S&P500 採用企業の 2016 年通期の利益は、実額で前年比 +1.7%、EPSでも前年比+1.3%程度と増益となったようだ。2015 年は 減益に転じていたが、企業業績の減速は短期間に留まり、一旦、持ち直し 基調に復したようだ。 2017 年は業績改善基調が 2017 年の業績予想に目を向けてみると、トムソン・ロイターの調査では 一段と強まる見通しだが、 S&P500 採用企業全体で利益実額及びEPSともに 11%程度の高い増益率が 上下両サイドにリスク 見込まれている。最も増益率が高いと予想されているのがエネルギーで資 源価格の上昇の反動により 4 倍以上の増益が予想されている。次いで同様 の要因により素材が 13%程度の増益が見込まれている他、金融や情報技術 が 10%前後の増益率で全体をけん引する。それ以外の消費関連等の業種も 相対的にペースが緩やかであるものの、5%程度の業績改善が予想されてい る。四半期の推移もEPSの増益率(同)は、全四半期を通して約 10%の 高い業績改善ペースを維持する見通しだ。ただし、米政権の政策運営に未 だ不透明感が残存する中、上振れと下振れと両サイドにリスクがあろう。 大統領選挙後も S&P500 採用企業の 2017 年のアナリストによる予想増益率 の修正は限定的であり、政策運営次第で今後変化する可能性が高い。企業 業績に大きく影響を与える事項としては、法人税改革の行方とドル動向の 2 点が挙げられる。法人税改革については、トランプ大統領と共和党の間に 隔たりのある税率の引き下げ幅や国境調整税の導入の有無によって、影響 が変わってくる。国境調整税は、輸出の課税を免除して輸入の課税を強化 8 金融市場ウィークリー (2017 年 2 月 24 日号) する制度であり、法人税率の引き下げと組み合わせると全体で減税とみら れるが、輸入仕入れの多い卸売業や小売業には大きな打撃となる。こうし た法人税改革がどのように決着していくかによって、企業業績がどの程度 押し上げられるのか、また業種による影響も変わってくる。ドルについて は、大統領選挙以降上昇したが、ドル高は海外売上高比率の高い企業を中 心に業績の逆風となる。直近の決算においても、2017 年の業績見通しの中 で、ドル高を業績の下押し要因として言及している企業が見られる。ただ し、2014 年後半からのドル高局面と比較すると、未だそうした言及をして いる企業の数、影響度合いともに限定的である。また、スピードの速いド ル高進行は米政権が許容しないと考えられることから、ドル高が 2017 年の 企業業績を大きく下押しする可能性は現段階では高くないだろう。 米国株は夏場にかけて一 米国株は、大統領選挙後約3カ月で主要株価指数は 10%前後上昇し、強 旦調整を挟んだ後、年後 気な見方が台頭する中で史上最高値を更新している。一方、企業業績の予 半から緩やかな上昇基調 想については、上述の通り目立った上方修正はされていない。S&P500 指数 に復す見通し の予想PERは 17 倍台まで上昇し割高感が出ており、現在の株価水準では 調整を挟んでも不思議ではないと言える。株価は一時的に停滞した後、再 び 2017 年後半から 2018 年にかけては景気回復・業績改善に沿った緩やか な上昇基調に復すのがメインシナリオと予想する。リスク要因としては、 FRBによる金融緩和解除への思惑がきっかけとなる急速な長期金利上昇 が挙げられる。またアップサイドのリスクとして、金融政策の緩和的なス タンスと財政拡張への期待継続を背景にバブルの発生にも留意が必要だ。 (小池睦子、大塚理恵子) ※詳細は、大塚理恵子「米企業業績動向と株式相場見通し~業績堅調も短期的 には高まる株価調整の可能性~」をご参照ください。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/mk170221.pdf 【 図表 1 S&P500 採用企業のEPS推移と予想 】 (ドル) 【 図表 2 主要企業のドル高の マイナス影響に関する指摘 】 (%) 15 40 EPS 38 企業名 予想 EPS前年比(右目盛) 10 36 34 5 32 28 0 具体的内容 Nike 耐久消費財・アパレル 2017年売上高に下押し圧力 P&G 家庭・パーソナル用品 2017年の売上高を2~3%押し下げ (他要因と併せて) Caterpillar 30 業種 資本財 2017年の売上高に下押し懸念 Pfizer 医薬品・バイオテク 2017年の売上高を1~2%押し下げ Merck 医薬品・バイオテク 2017年の売上高を2%押し下げ 26 ▲5 24 22 Visa ソフトウエア・サービス 2017年売上高に下押し圧力 ▲10 20 12 13 14 15 16 17 Coca-Cola (年) (注)16/4Qについては、2月17日までに発表済みの企業の実績と未発表の企業の 予想が混在。 (資料)Thomson Reutersより、みずほ総合研究所作成 食品・飲料 2017年売上高を1~2%押し下げ (注)いずれも2016年末や決算発表時点の為替水準を前提とした場合の影響 (資料)各社決算資料より、みずほ総合研究所作成 9 金融市場ウィークリー (2017 年 2 月 24 日号) ~プレミアムフライデーによる消費押し上げ効果は 0.2~0.3 兆円~ 2014 年 4 月の消費増税後、日本の個人消費は持ち直しつつあるものの、 2017 年 2 月からプレミア 力強さに欠ける動きとなっている。こうした状況下、個人消費の回復の足 ムフライデーの実施開始 取りを強固なものにするため、プレミアムフライデーの導入が決定した。 プレミアムフライデーとは、経済産業省が旗振り役となって、賛同企業が 終業時間の前倒し等を通じて月末金曜日の社員の早帰りを促進し、働き方 やライフスタイルの見直しを推進する官民合同の取り組みのことだ。その 結果として、消費者マインドが改善し、個人消費を底上げすることが狙い である。プレミアムフライデーに賛同する企業は、月末金曜日は遅くとも 午後 3 時までに社員が仕事を終えられるような環境づくりを率先して実施 していくことが推奨されている。初回は、2017 年 2 月 24 日金曜日で、2 回 目以降の実施時期については、今後検討される見込みだ。 プレミアムフライデーによる個人消費の押し上げ効果について考察する プレミアムフライデーに よる個人消費の押し上げ ために、各種アンケート調査の結果をみてみよう。 はじめに、プレミアムフライデーが勤め先・職場で導入されるかどうか 効果は、現段階では期待薄 については、DeNA トラベルや OZmall の調査では「実施されない」や「わか らない」との回答が大半であり、プレミアムフライデーを導入する企業は まだ一部にとどまっていることがうかがえる。 仮にプレミアムフライデーが実施されて早帰りが実現しても、消費意欲 はあまり上向かない可能性がある。図表 1 で各種アンケート調査結果を見 ると、 「プレミアムフライデーの過ごし方」の調査として、 「自宅で過ごす」 との回答が、どの調査をみても上位となっている。月末の金曜日に早く帰 ることができたとしても、自宅で日ごろの疲れをとることや、家族と過ご すことを優先する人が多いとみられる。 以上から、現段階ではプレミアムフライデーを導入する企業は限られて おり、消費者側も早帰りをしても外出をする人は多くないとみられるため、 消費を喚起する効果は限定的となりそうだ。 【 図表 1 プレミアムフライデーの過ごし方に関する各種アンケート調査の結果 】 <博報堂> 0 自宅でのんびり過ごす 旅行 20 40 60 <日本生命> 0 80 家族と過ごす <日経ビジネス> 40 60 0 20 40 家に帰る 買い物をする 趣味・習い事(スポーツ 含む) 食事 買い物 買い物 音楽鑑賞・映画や DVD鑑賞 20 運動をする(スポーツや フィットネスなど) 娯楽施設に行く(映画、漫 画喫茶、パチンコなど) <DeNAトラベル> 60 0 80 旅行 20 40 60 <OZmall> 0 80 5 10 15 20 自宅に帰宅する 自宅でゆっくり 買い物 外食 美容院やネイル、リラク サロンなど 映画館や美術館、観劇 など 映画鑑賞 外食・飲み会 外食する ライブや舞台鑑賞 外食・飲み会 旅行をする 近場の行楽スポットに 出かける スポーツ、ヨガやフィッ トネス 旅行 自己研鑽 読書 習い事・勉強 帰省 美容(ネイル・エステ 等) ボランティア活動 スポーツ 学校に通う(資格取得や 語学取得など) 自宅作業 カフェなど会社の外で仕事 をする テーマパークに行く 副業をする 家で手料理 ボランティア活動をする (町内会活動などを含む) 読書 その他 その他 買い物 スポーツジムや習い事 ホテル宿泊や旅行 その他 (注)値は%。複数回答。OZmall のみ単一回答。 (資料)各種プレスリリース資料などより、みずほ総合研究所作成 10 金融市場ウィークリー (2017 年 2 月 24 日号) サービス消費、特に旅行へ ただし、サービス消費の喚起には、一定の期待がかかる。プレミアムフ の支出増加には一定の期 ライデーによって月末の金曜日の就労時間が短縮されれば、余暇の時間が 待 増加することでサービス消費を行う余地が出てくるためだ。実際、図表 1 のアンケート調査結果でも、「自宅でゆっくり過ごす」との回答を除けば、 「外食」や「娯楽」、「旅行」といった項目が上位となっており、消費者は サービス消費に対する意欲が高いことがわかる。 サービス消費の中でも、期待が大きいのは旅行である。一回の支出単価 が外食などと比べて高く、早帰りにより時間の余裕が生まれれば、まとま った時間が必要となる旅行への意欲を高める一因になりうる。 アンケート調査結果を踏まえて、プレミアムフライデーにより創出され うる旅行消費額について、試算したものが図表 2 である。プレミアムフラ イデーの普及があまり進まない場合、旅行消費額は 0.2~0.3 兆円程度の増 加にとどまる(名目民間最終消費支出の 0.09%程度)。ただし、プレミアム フライデーの普及が進展した場合の押し上げ効果は 0.5~0.6 兆円程度まで 増加し、個人消費を一定程度下支えする可能性もあると言えよう。 プレミアムフライデーが 現段階ではプレミアムフライデーによる消費押し上げ効果は大きくない 新たな消費スタイルを確 とみられるが、その取り組み自体は間違っていない。家電エコポイント制 立する契機になるかどう 度のような 1 回限りの持続性に乏しい政策ではなく、企業の取り組みが継 かに注目 続して行われていくことにより、真の消費拡大に結び付くだろう。 もちろん実際の導入にあたっては、業務繰りを勘案した職場システムの 変更など課題がある。また、人手不足感の強い中小企業や、時間制で働く 非正規社員に恩恵が少ないと言われており、不公平感が残る可能性がある。 しかし、こうした課題に対する取り組みが徐々に進展して、働き方やラ イフスタイルの見直しが広まって新たな消費スタイルが確立していく契機 として、プレミアムフライデーの果たす役割は小さくない。今後、取り組 みが浸透していくことを期待したい。 (宮嶋貴之) ※詳細は 2017 年 2 月 6 日公表の「プレミアムフライデーによる消費押し上げ効果は 0.2 ~0.3 兆円」をご覧下さい。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp170206.pdf 【 図表 2 旅行消費押し上げ効果の試算 】 想定① 旅行創出人数 想定② 海外旅行 旅行消費 押し上げ効果 普及が進まない ケース 個人旅行 中心 2 ,1 9 5 (億円) 普及が進む ケース ツアー 個人旅行 中心 中心 2 ,6 3 7 4 ,9 7 5 ツアー 中心 5 ,9 7 6 (注)1. 旅行創出人数は、プレミアムフライデーが普及するケースとそうでないケースの2パターンを想定。 2. 海外旅行は、個人旅行とツアー旅行の違いにより、国内消費額にカウントされる額が大きく異なるため、 個人旅行中心のケースとツアー中心のケースの2パターンを想定。 (資料)各種資料より、みずほ総合研究所作成 11 金融市場ウィークリー (2017 年 2 月 24 日号) Ⅲ.参考資料 今週の主要経済指標 日 付 2/20(月) 日 経 済 指 標 等 貿易統計(1月) 今回実績 予想 通関収支 原数値 ▲1兆869億円 前年比 輸出 前年比 +1.3% 輸入 前年比 +8.5% 前回実績 ▲6,259億円 R +6,404億円 +360.9% +5.0% +5.4% +4.8% ▲2.6% 米 ワシントン誕生日(米国休場) 2/21(火) 日 全産業活動指数(12月) ▲0.2% R 前月比 ▲0.3% 米 2年国債入札:最高利回り 1.230%、 平均利回り 1.190%、 入札倍率 2.82倍 欧 ユーロ圏合成PMI(2月速報) 56.0 54.3 2/22(水) 米 FOMC議事録(1/31・2/1) +0.4% 54.4 5年国債入札:最高利回り 1.937%、 平均利回り 1.870%、 入札倍率 2.29倍 中古住宅販売件数(1月) 伯 金融政策決定会合(21・22日) 独 ifo景況感指数(2月) 年率 569万件 555万件 R 551万件 111.0 109.6 R 109.9 2/23(木) 日 20年利付国債入札:最高利回り 0.671%、 平均利回り 0.669%、 入札倍率 4.05倍 内閣府月例経済報告(2月) 米 7年国債入札:最高利回り 2.197%、 平均利回り 2.141%、 入札倍率 2.49倍 失業保険新規申請件数(~2/18) 韓 金融政策決定会合 244千人 240千人 R 238千人 予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。 R は改定値。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 12 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 来週の主要経済指標 経 済 指 標 等 日 付 2/24(金) 米 新築住宅販売件数(1月) 予 想 年率 ミシガン大消費者信頼感指数(2月確報) 前 回 前々回 [57.0万件] 53.6万件 59.8万件 [96.0] 95.7 1月確報 98.5 2/27(月) 米 耐久財受注(1月) 前月比 [+0.5%] ▲0.5% ▲4.7% 中古住宅販売仮契約指数(1月) 2/28(火) 日 鉱工業生産(1月速報) 前月比 +0.9% +1.6% ▲2.5% 前月比 [+0.1%] +0.7% +1.5% 季調済年率 [91.6万戸] 92.3万戸 95.4万戸 前年比 前年比 [▲0.8%] [+0.8%] ▲1.3% +0.7% ▲0.3% +1.7% [111.0] 111.8 113.3 前期比年率 [+2.2%] 10~12月期速報 +1.9% 7~9月期 +3.5% 前年比 +5.3% +5.3% +5.1% 前年比 +1.9% +1.8% +1.1% 前年比 前年比 N.A. N.A. 7~9月期 +11.5% ▲1.4% 4~6月期 ▲10.0% +3.1% 51.1 51.3 51.4 非製造業PMI(2月) N.A. 54.6 54.5 財新製造業PMI(2月) 米 製造業ISM指数(2月) 50.7 51.0 51.9 [56.1] 56.0 54.5 [+0.3%] [+0.3%] [+1.8%] +0.3% +0.5% +1.7% +0.1% +0.2% +1.7% [240千人] 244千人 238千人 [+0.4%] [0.0%] [▲0.1%] [▲0.2%] +0.3% ▲0.2% +0.1% ▲0.3% +0.5% ▲0.4% 0.0% ▲0.6% [3.1%] 3.1% 3.1% [1.44倍] 1.43倍 1.41倍 前年比 [▲0.3%] ▲0.3% ▲1.5% 消費者態度指数 N.A. 43.2 43.1 N.A. 53.1 53.4 [56.4] 56.5 56.6 新設住宅着工戸数(1月) 百貨店・スーパー販売額[既存店](1月速報) 小売業販売額(1月速報) 2年利付国債入札 米 カンファレンスボード消費者信頼感指数(2月) GDP(10~12月期暫定) 3/1(水) S&P/コアロジックCS住宅価格指数[20都市](12月) 欧 ユーロ圏消費者物価(1月速報) 日 法人企業統計(10~12月期) 経常利益[全産業] 設備投資[全産業](ソフトウェア除く) 中 製造業PMI(2月) 個人所得(1月) 消費支出(1月) コアPCEデフレータ(1月) 3/2(木) 3/3(金) 前月比 前月比 前年比 ベージュブック(地区連銀経済報告) 日 10年利付国債入札 米 失業保険新規申請件数(~2/25) 馬 金融政策決定会合 日 消費者物価(1月全国) [除・生鮮食品] 消費者物価(2月東京都区部) [除・生鮮食品] 前年比 前年比 前年比 前年比 完全失業率(1月) 有効求人倍率(1月) 実質消費支出[二人以上の全世帯](1月) 消費動向調査(2月) 中 財新サービスPMI(2月) 米 非製造業ISM指数(2月) イエレンFRB議長講演(シカゴ) 予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 13 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 2 月のスケジュール 国 内 米 1 新車販売台数(1 月) 1 2 消費動向調査(1 月) 10 年利付国債入札 日銀金融政策決定会合議事要旨(12/19・20 分) 2 3 3 4 4 5 5 6 毎月勤労統計(12 月速報) 7 国 他 米 FOMC(31・1 日) 製造業ISM指数(1 月) 英 英中銀金融政策委員会(1・2 日) 米 労働生産性(10~12 月期暫定) 米 非製造業ISM指数(1 月),雇用統計(1 月) 製造業新規受注(12 月) 6 景気動向指数(12 月速報) 10 年物価連動国債入札 8 日銀金融政策決定会合における主な意見(1/30・31 分) 国際収支(12 月速報) 景気ウォッチャー調査(1 月) 9 中曽日銀副総裁挨拶(高知県金融経済懇談会) 機械受注統計(12 月),マネーストック(1 月速報) 30 年利付国債入札 10 第 3 次産業活動指数(12 月) 企業物価指数(1 月) 11 建国記念の日(日本休場) 7 8 米 貿易収支(12 月) 3 年国債入札 米 10 年国債入札 9 米 30 年国債入札 12 12 13 GDP(10~12 月期 1 次速報) 13 10 米 連邦財政収支(1 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(2 月速報) 11 14 黒田日銀総裁講演(2017 北東アジア経済発展国際会議 14 米 イエレンFRB議長講演(上院銀行委員会) イン新潟) PPI(1 月) 設備稼働率(12 月),5 年利付国債入札 15 15 米 イエレンFRB議長講演(下院金融サービス委員会) 鉱工業生産・設備稼働率(1 月) 小売売上高(1 月),CPI(1 月) ネット対米証券投資(12 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(2 月) 16 黒田日銀総裁講演(預金保険機構・国際預金保険協会 16 米 住宅着工・許可件数(1 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(2 月) 国際コンファレンス) 17 17 米 景気先行指数(1 月) 18 18 19 19 20 貿易統計(1 月) 20 米 ワシントン誕生日(米国休場) 21 全産業活動指数(12 月) 21 米 2 年国債入札 22 22 米 FOMC 議事録(1/31・2/1) 中古住宅販売件数(1 月) 5 年国債入札 独 ifo景況感指数(2 月) 23 米 7 年国債入札 23 内閣府月例経済報告(2 月) 20 年利付国債入札 24 25 24 米 新築住宅販売件数(1 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(2 月確報) 25 26 26 27 27 米 耐久財受注(1 月) 28 鉱工業生産(1 月速報) 商業動態統計(1 月速報) 住宅着工統計(1 月) 2 年利付国債入札 28 米 GDP(10~12 月期暫定) シカゴPMI指数(2 月) S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・12 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(2 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ 14 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 3 月のスケジュール 国 1 2 3 内 米 法人企業統計調査(10~12 月期) 新車販売台数(2 月) 10 年利付国債入札 1 消費者物価(1 月全国・2 月都区部) 消費動向調査(2 月),家計調査(1 月) 労働力調査(1 月) 3 4 5 5 6 6 30 年利付国債入札 米 製造業ISM指数(2 月),個人所得・消費支出(1 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 2 4 7 国 他 米 イエレンFRB議長講演(シカゴ) 非製造業ISM指数(2 月) 米 製造業新規受注(1 月) 7 米 貿易収支(1 月),3 年国債入札 GDP(10~12 月期 2 次速報) 景気ウォッチャー調査(2 月),国際収支(1 月速報) 景気動向指数(1 月速報) 9 マネーストック(2 月速報),毎月勤労統計(1 月速報) 5 年利付国債入札 10 法人企業景気予測調査(1~3 月期) 企業物価指数(2 月) 11 8 米 労働生産性(10~12 月期改訂) 10 年国債入札 12 12 13 機械受注統計(1 月),第 3 次産業活動指数(1 月) 13 14 20 年利付国債入札 14 米 PPI(2 月) 15 設備稼働率(1 月) 18 15 米 FOMC(14・15 日),小売売上高(2 月),CPI(2 月) ネット対米証券投資(1 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(3 月) 16 英 英中銀金融政策委員会(15・16 日) 米 住宅着工・許可件数(2 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(3 月) 17 米 鉱工業生産・設備稼働率(2 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(3 月速報) 景気先行指数(2 月) 18 19 19 20 春分の日(日本休場) 20 21 21 米 経常収支(10~12 月期) 22 日銀金融政策決定会合議事要旨(1/30・31 分) 全産業活動指数(1 月),貿易統計(2 月) 40 年利付国債入札 23 22 米 中古住宅販売件数(2 月) 8 16 日銀金融政策決定会合(15・16 日) 日銀総裁定例記者会見 17 資金循環統計(10~12 月期速報) 欧 ECB政策理事会 米 30 年国債入札 10 米 雇用統計(2 月) 連邦財政収支(2 月) 11 9 24 23 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.) 新築住宅販売件数(2 月) 24 米 耐久財受注(2 月) 25 25 26 26 27 日銀金融政策決定会合における主な意見(3/15・16 分) 27 米 2 年国債入札 独 ifo景況感指数(3 月) 28 28 米 5 年国債入札 S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・1 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(3 月) 29 商業動態統計(2 月速報) 29 7 年国債入札 30 2 年利付国債入札 30 米 GDP(10~12 月期確定),企業収益(10~12 月期) 31 消費者物価(2 月全国・3 月都区部) 鉱工業生産(2 月速報),住宅着工統計(2 月) 労働力調査(2 月),家計調査(2 月) 31 米 個人所得・消費支出(2 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(3 月確報) シカゴPMI指数(3 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ 15 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 四半期スケジュール 4月 日 本 3 4 6 7 10 11 12 13 18 20 21 26 27 28 米 国 3 4 5 7 10 11 12 13 14 17 18 19 20 21 25 26 27 28 5月 日銀短観(3 月調査) 新車販売台数(3 月) 10 年利付国債入札 消費動向調査(3 月) 毎月勤労統計(2 月速報) 景気動向指数(2 月速報) 景気ウォッチャー調査(3 月) 国際収支(2 月速報) 10 年物価連動国債入札 機械受注統計(2 月) マネーストック(3 月速報) 企業物価指数(3 月) 30 年利付国債入札 5 年利付国債入札 貿易統計(3 月) 20 年利付国債入札 第 3 次産業活動指数(2 月) 全産業活動指数(2 月) 日銀金融政策決定会合(26・27 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的 見解) 商業動態統計(3 月速報) 鉱工業生産(3 月速報) 2 年利付国債入札 1 8 9 10 11 製造業ISM指数(3 月) 貿易収支(2 月) 非製造業ISM指数(3 月) FOMC 議事録(3/14・15) 雇用統計(3 月) 3 年国債入札 10 年国債入札 連邦財政収支(3 月) 30 年国債入札 PPI(3 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月速報) 小売売上高(3 月) CPI(3 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(4 月) 鉱工業生産・設備稼働率(3 月) 住宅着工・許可件数(3 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4 月) 景気先行指数(3 月) 中古住宅販売件数(3 月) 新築住宅販売件数(3 月) 2 年国債入札 S&P/コアロジック CS 住宅価格指数(20 都市 ・2 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(4 月) 5 年国債入札 7 年国債入札 耐久財受注(3 月) GDP(1~3 月期速報) シカゴPMI指数(4 月) 雇用コスト指数(1~3 月期) 1 12 15 16 17 18 22 23 25 30 31 3 4 5 9 10 11 12 15 16 18 23 24 25 26 30 31 欧 州 27 ECB政策理事会 6月 1 新車販売台数(4 月) 消費動向調査(4 月) 10 年利付国債入札 景気動向指数(3 月速報) 景気ウォッチャー調査(4 月) 国際収支(3 月速報) 30 年利付国債入札 マネーストック(4 月速報) 企業物価指数(4 月) 第 3 次産業活動指数(3 月) 5 年利付国債入札 機械受注統計(3 月) 20 年利付国債入札 貿易統計(4 月) 全産業活動指数(3 月) 40 年利付国債入札 商業動態統計(4 月速報) 2 年利付国債入札 鉱工業生産(4 月速報) 2 7 8 9 12 13 16 19 21 27 29 30 製造業ISM指数(4 月) 個人所得・消費支出(3 月) FOMC(2・3 日) 非製造業ISM指数(4 月) 貿易収支(3 月) 労働生産性(1~3 月期暫定) 雇用統計(4 月) 3 年国債入札 連邦財政収支(4 月) 10 年国債入札 PPI(4 月) 30 年国債入札 ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報) 小売売上高(4 月) CPI(4 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月) 鉱工業生産・設備稼働率(4 月) 住宅着工・許可件数(4 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月) 景気先行指数(4 月) 新築住宅販売件数(4 月) 2 年国債入札 FOMC 議事録(5/2・3) 中古住宅販売件数(4 月) 5 年国債入札 7 年国債入札 GDP(1~3 月期暫定) 企業収益(1~3 月期暫定) 耐久財受注(4 月) 個人所得・消費支出(4 月) S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市 ・3 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) シカゴPMI指数(5 月) 11 英中銀金融政策委員会(10・11 日) 1 2 5 12 13 14 15 16 20 21 22 23 26 27 28 29 30 法人企業統計調査(1~3 月期) 新車販売台数(5 月) 消費動向調査(5 月) 景気動向指数(4 月速報) 景気ウォッチャー調査(5 月) 国際収支(4 月速報) マネーストック(5 月速報) 第 3 次産業活動指数(4 月) 機械受注統計(4 月) 企業物価指数(5 月) 法人企業景気予測調査(4~6 月期) 日銀総裁定例記者会見 日銀金融政策決定会合(15・16 日) 貿易統計(5 月) 全産業活動指数(4 月) 資金循環統計(1~3 月期速報) 商業動態統計(5 月速報) 鉱工業生産(5 月速報) 製造業ISM指数(5 月) 労働生産性(1~3 月期改訂) 貿易収支(4 月) 雇用統計(5 月) 非製造業ISM指数(5 月) 連邦財政収支(5 月) 3 年国債入札 10 年国債入札 PPI(5 月) 30 年国債入札 FOMC(13・14 日) 小売売上高(5 月) CPI(5 月) 鉱工業生産・設備稼働率(5 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月) 住宅着工・許可件数(5 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報) 経常収支(1~3 月期) 中古住宅販売件数(5 月) 景気先行指数(5 月) 新築住宅販売件数(5 月) 耐久財受注(5 月) 2 年国債入札 S&P/コアロジック CS 住宅価格指数(20 都市 ・4 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月) 5 年国債入札 7 年国債入札 GDP(1~3 月期確定) 企業収益(1~3 月期改訂) 個人所得・消費支出(5 月) シカゴPMI指数(6 月) 8 ECB政策理事会 15 英中銀金融政策委員会(14・15 日) *印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕 16 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 今週の金融市場の動き [海外金利] 2/16 ドルLIBOR 3M(%) ユーロドル金先(Jun17) 2/17 1.05650 1.05233 98.725 98.730 米国債(10年、%) 2.447 2.415 スワップ金利(10年、%) 2.390 2.375 独国債(10年、%) 0.349 0.302 英国債(10年、%) 1.259 1.211 2/20 2/21 1.05011 休場 2/22 2/23 2/24 前週末比 1.05344 1.05400 1.05233 0.00000 98.710 98.725 98.740 0.010 2.429 2.413 2.372 ▲ 0.043 2.408 2.388 2.351 ▲ 0.024 0.296 0.301 0.279 0.233 ▲ 0.069 1.228 1.236 1.203 1.154 ▲ 0.057 [内外株式] 2/16 ダウ平均(㌦) S&P500指数 NASDAQ総合指数 日経平均(円) TOPIX(Pt.) 2/17 20,619.77 20,624.05 2,347.22 2,351.16 2/20 2/21 休場 2/22 2/23 2/24 前週末比 20,743.00 20,775.60 20,810.32 186.27 2,365.38 2,362.82 2,363.81 12.65 5,814.90 5,838.58 5,865.95 5,860.63 5,835.51 19,347.53 19,234.62 19,251.08 19,381.44 19,379.87 19,371.46 19,340.68 ▲ 3.07 106.06 1,551.07 1,544.54 1,547.01 1,555.60 1,557.09 1,556.25 1,556.06 11.52 出来高(百万株) 2,027.95 2,029.30 1,497.39 1,528.43 2,174.81 1,961.07 - - 売買代金(億円) 22,549.85 20,121.91 17,127.16 16,540.16 21,068.81 20,043.54 - - 2,912.22 2,923.58 2,948.54 2,959.08 2,966.29 2,977.49 2,981.05 57.47 2/16 2/17 2/20 2/21 2/22 2/23 2/24 日経JASDAQ平均(円) [円金利] TIBOR 3カ月(%) 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 前週末比 0.00000 ユーロ円金先(Mar17) 99.945 99.945 99.945 99.945 99.945 99.940 99.940 ▲ 0.005 新発国債(10年、%) 0.095 0.090 0.090 0.095 0.080 0.075 0.065 ▲ 0.025 長国先物(Mar17) 149.85 149.91 149.96 149.97 150.08 150.16 150.28 0.370 スワップ金利(5年、%) 0.118 0.114 0.113 0.113 0.109 0.105 0.101 ▲ 0.013 [為替] 2/16 2/17 2/20 2/21 2/22 2/23 2/24 前週末比 円/$ 113.24 112.84 113.10 113.68 113.31 112.61 112.83 ▲ 0.01 $/EUR 1.0674 1.0616 1.0614 1.0536 1.0558 1.0582 1.0572 ▲ 0.0044 円/EUR 120.87 119.81 120.04 119.78 119.63 119.17 119.29 ▲ 0.52 (注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:30 時点値。 米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。 日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。 金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。 独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。 為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 11:30 時点、出所:Bloomberg) 。 17 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号) 最新リポート一覧 <みずほインサイト> 2017 年 2 月 24 日 独メルケル首相は続投できるか~Mr.Europe の出馬で揺らぐ 4 選シナリオ~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu170224.pdf 2017 年 2 月 23 日 フランス大統領選まであと 2 カ月~ルペン党首は EU 離脱の国民投票を実施できるか?~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu170223.pdf 2017 年 2 月 21 日 米企業業績動向と株式相場見通し~業績堅調も短期的には高まる株価調整の可能性~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/mk170221.pdf 2017 年 2 月 16 日 農産物輸出の拡大に向けて~産地間連携や輸出先の規制等への対応が鍵~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl170216.pdf <内外経済見通し> 2017 年 2 月 14 日 2016・17・18 年度 内外経済見通し ~世界経済は拡大基調へ、米国政策や欧州政治が波乱要因~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_170214.pdf 2016 年 5 月 10 日 MIZUHO Research & Analysis no.1 特集 グローバル経済の中長期展望と日本産業の将来像~パラダイムシフトと日本の針路~ https://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/vol001/pdf/all.pdf 執筆担当者 ・市場調査部 武内浩二 野口雄裕 井上 淳 大塚理恵子 坂中弥生 小池睦子 03-3591-1244 03-3591-1249 03-3591-1197 03-3591-1420 03-3591-1242 03-3591-1386 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ・欧米調査部 小野 亮 吉田健一郎 松本 惇 風間春香 03-3591-1219 03-3591-1265 03-3591-1199 03-3591-1418 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] ・経済調査部 有田賢太郎 大野晴香 佐藤 高 上里 啓 高瀬美帆 03-3591-1419 03-3591-1243 03-3591-1294 03-3591-1284 03-3591-1416 [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。 本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証 するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。 発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296 18 金融市場ウィークリー(2017 年 2 月 24 日号)
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