Celltiter-Gloを用いた組織サンプルのATP量の測定

Celltiter-Gloを用いた組織サンプルのATP量の測定
INSTRUCTIONS FOR USE OF PRODUCTS G7570
CellTiter-Glo® Luminescent Cell Viability Assay, 10mL(カタログ番号:G7570)を利用したプロトコルです
1. 凍結組織 0.1g に CellTiter-Glo® Buffer 1mL (10 倍容量)を直接加えて氷中でホモジナイズする。
2. ホモジネートを 4℃, 14,000~16,000rpm で 10 分 遠心し、上清をチューブに回収する。
3. 回収したライセートの内 50μL をアッセイ用白プレートに移す。
4. 3.で作製したウェルに 100μL (倍量)の PBS または細胞培養液を加える。
5. CellTiter-Glo® Substrate に 5mL の CellTiter-Glo® Buffer を添加し、2X CellTiter-Glo® Reagent を作製す
る。
6. サンプルに 50μL の 2X CellTiter-Glo® Reagent を添加する。
7. プレートシェーカーにて 2 分間撹拌する。
8. 室温にて 10 分間静置し、発光測定を行う。
(その他の情報)
・この方法では CellTiter-Glo® Buffer だけを多く消費するため、キットに明記されている回数分アッセイ
することができません。
・CellTiter-Glo® Buffer の単品販売につきましては、お問い合わせください。
・サンプルにヘモグロビンや防腐剤が多く含まれている場合、2.で作製したライセートを CellTiter-Glo®
Buffer で 1/50-1/100 に希釈する必要があります。
この Protocol は TB288 を基に作成された簡易型のプロトコルです。
最新、詳細なプロコトルについては www.promega.com/protocols/をご覧ください。
技術的なお問合せは:
e-mail: [email protected]・Tel: 03-3669-7980
www.promega.co.jp
Revised 02/17