パブリックコメントに対する対応一覧 意見等 1 2 3 【男女平等教育について】 教育での意識改革の一つとして、 「男女混合名簿方式」を先進 的な保育所・幼稚園や高等学校だけでなく、市内の小中学校で も取り入れていくべきでは。 また、総合学習等を「イクメン(男性の育児) 」 「女性の男子 系職場進出」を支援する内容のカリキュラムに見直して、意識 を醸成させていくべきでは。 対応(市の考え方) 子どもたちの男女共同参画意識の醸成については「施策の方向 3 男女共同参画を推進する教育・学習の充実」の中で、ご意見 参考にしながら、総合学習や学校生活の様々な場面をとらえて、 男の子も女の子も互いを尊重して成長できるよう取組みを行っ ていきたいと考えています。 また、市内でも混合名簿を使用している学校がありますが、市 内全域での導入につきましては、男女共同参画審議会の中でも、 積極的な意見がある一方、慎重な意見もありましたので、これま で同様、各学校の判断を尊重してまいりたいと考えております。 【女性管理職・役付職員の割合について】 クオータ制とは、雇用や議員選出などの際に、人員構成に性別、 男尊女卑のような旧態依然の任用を抜本的に見直し、欧米の 人種などによる偏りが生じないように、一定の比率を定めて行う制 ようにあらかじめ目標を設けて、クォーター制(25%)で男 度とされております。 女比を調整していくべきではないか。まずは、市役所内から率 本市では昨年4月1日に改定した寒河江市特定事業主行動計画 先して実施し、民間の見本となるべきでは。 の中で、女性職員の役付職員への積極的な登用を目指し、係長以上 の登用率を20%とする目標を設定しております。今後も女性活躍 の推進に向けた取組みを率先して進めてまいります。 【PTA の母親委員会について】 PTA 活動において、最初から女性だけを括るような「母親委 員会」組織は見直すべきではないか。父親委員会があれば別で すが、ある意味差別的です。例えば、役員の女性の占める割合 を半分にするなど、そろそろ抜本的に変えていくべきであり、 校長会や保護者会に対して勧告指導すべきではないか。 関連して、中体連部活動の「父兄会」 「父兄」の呼称は、保護 者会などに変えるべきではないか。 全国的な組織としての母親委員会につきましては、平成25年度 に廃止されているようですが、山形県 PTA 連合会では現在も設置さ れているところです PTA につきましては、社会教育法に規定する「社会教育関係団体」 に位置付けられ、「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対 し、いかなる方法によつても、不当に統制的支配を及ぼし、又はそ の事業に干渉を加えてはならない。」とされておりますので、各団 体の組織のあり方等につきましては、原則として各団体内で話し合 って決めていただくことが重要と考えております。 なお、中体連部活動に関する保護者の集まりの呼称については把 握しておりませんが、団体内の話し合いで決められるべきものと考 えております。 意見等 4 5 対応(市の考え方) 【町会の婦人会について】 男女共同参画を所管する内閣府男女共同参画局でも、配偶者から 「婦人」の呼称は、差別的用語です。さらに、婦人会は、市 の暴力全般に関する相談窓口として「婦人相談所」制度を設けてい 内各地域において解散や休止に追い込まれている現状から、地 るなど、「婦人」という単語自体が差別用語であると認定する根拠 域ボランティア組織などに改変・収れんすべきではないか。若 は乏しいものと考えております。 妻会は、絶滅したのでしょうか。セクハラ的呼称も併せて見直 すよう、行政指導すべきではないか。 【ミス・コンテストについて】 「ミスさくらんぼ」につきましては、観光 PR や各種イベントへ セクハラ防止、人権擁護の視点からも、女性だけのコンテス トはいかがなものか。男性アイドル系のコンテストも併せて実 の参加など、40年以上にわたり本市のイメージアップに貢献して おり、市内外においても広く認知されているところです。 施するよう、行政指導すべきではないか。 提案いただいた内容も含め、より良い PR 方法を模索してまいり たいと考えております。
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