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第4章
成果指標と進行管理
第4章 成果指標と進行管理
1 成果指標
(1)施策目標
ア 予防
(ア)市民意識の醸成に努め、空き家の発生予防を促進します。
(イ)効果的な空き家対策を実施し、空き家数の増加を抑制します。
イ 解消
(ア)適切に管理されていない空き家の問題点を解消し、特定空家等に認定され
る空き家が発生しないように努めます。
(イ)周辺住民の生活環境に影響を及ぼす空き家については、空家法を活用した
計画的な解体・撤去を促進します。
ウ 活用
(ア)質の高い住宅ストックを将来世代へ継承するため、耐震性を充たさない住
宅の建替え等を促進します。
(イ)空き家を活用した移住、定住を推進します。
(2)数値目標
空き家は今後も増えていくことが予想される中、本計画に基づく様々な施策を
実施することで、本市が把握する一戸建ての空き家数を増加させず、現状維持に
努めます。併せて、現に近隣に迷惑を及ぼすおそれのある評価判定 B 区分の一戸
建ての空き家数については、25 パーセント以上減らします。
また、客観的な数値として、総務省が全国一斉に実施する住宅・土地統計調査
の結果にも着目し、同調査の一戸建て住宅の空き家数を増加させないように努め
ます。
1
2
■市が把握する空き家数による目標
(図表 4-1)
平成 28 年度 平成 33 年度
指標
(現況)
(目標)
一戸建ての空き家数
755 戸
755 戸
(23 ページ図表 2-16)
評価判定 B 区分の一戸建ての空き家数
(23 ページ図表 2-16)
205 戸
150 戸
■住宅・土地統計調査による目標
(図表 4-2)
平成 28 年度 平成 33 年度
指標
(現況)
(目標)
1
一戸建て住宅の空き家数
(18 ページ図表 2-10)
2,200 戸
60
2,200 戸
第4章 成果指標と進行管理
2 進行管理
(1)施策の検証
空き家は、人口・世帯数の推移や高齢化の進行、住宅の供給状況等の様々な要
因により発生し、今後も増加していくと考えられます。このため、空き家対策は、
短期的な取組だけでなく中長期的な取組も進めていくことが重要です。
本市では、取組方針で掲げた「空き家化の予防」
「管理不全な空き家の解消」
「空
き家の活用の促進」の三つを柱に、国が示す指針等に基づき、より効果的な手法
を検証し、計画の実現に努めます。
(2)計画の見直し
計画は、作成過程とともに、着実に進めていくことが重要であり、計画の進行
管理と事業の評価が大切となります。
具体的には、PDCA サイクルに基づく計画の作成(Plan)
、計画の実行(Do)
、
実施成果の検証(Check)
、計画の見直し(Action)の 4 つの工程を繰り返すこと
で、業務効率を向上させます。
このことから、本計画の進行については、定期的に協議会に報告するとともに
市ホームページ等により市民に公表し、本計画に定める対策がより効果的かつ効
率的なものとなるよう常に見直しを行っていきます。
Plan
空家対策計画の作成
Do
Action
空家対策計画の見直し
空家対策計画の実行
Check
実施成果の検証
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