会員の皆様 あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしく

平成29 年1月22日発行
発行責任者:シュロの会
NO118
ホームページにはカラーで掲載しています。
会員の皆様
あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!
昨年末は長年私たち家族が東京都に提出している、「心身障害者医療費助成制度」を精神障
害にも対象を拡大してくださいという要望について、東京つくし会として昨年12月13日東
京都議会に対して請願書を提出しました。当初の予定では今年の6月都議会に提出する予定で
したが、7月に都議会議員選挙との関係で議会が1日程度しか開かれないことがわかり、審議
される可能性はなくなりました。そこで、急遽、3月議会で審議をしてもらうために提出した
ものです。
そもそも、障害者とはと障害者総合支援法で
(定義)第四条:この法律において「障害者」とは、身体障害者福祉法第四条に規定する身体
障害者、知的障害者福祉法にいう知的障害者のうち十八歳以上である者及び精神保健及び精神
障害者福祉に関する法律第五条に規定する精神障害者のうち十八歳以上である者並びに治療方
法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって政令で定めるものによる障害の程度が厚
生労働大臣が定める程度である者であって十八歳以上であるものをいう。とされている。
と、規定されています。何故、東京都の条例を改正し
(目的)第一条:この法律は、障害者基本法の基本的な理念にのっとり、身体障害者福祉法、
知的障害者福祉法、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、児童福祉法 その他障害者及び
障害児の福祉に関する法律と相まって、障害者及び障害児が基本的人権を享有する個人として
の尊厳にふさわしい日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに
係る給付、地域生活支援事業その他の支援を総合的に行い、もって障害者及び障害児の福祉の増
進を図るとともに、障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすこ
とのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする。このような目的にふさわしいものにし
ないのでしょうか。
会員の皆様、署名の期間はとても短く大変ですが、要望実現のために、一人でも多くの方の署
名を集めましょう。年始から大変はお願いをして申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
シュロの会
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会長 植松和光
今回は、平成 29 年1月 10 日に新宿駅で行われました医療費助成制度として、
「精神障がい者も東京都心身障害者医療費助成制度(マル障)の対象とすること
を求める請願」の請願署名活動が行われましたので、植松会長からレポートして
いただきました。
~医療費助成制度(マル障)を精神障害者にもの
請願署名の街頭署名行動に参加しました。~
1月10日(火)午後1時から3時まで、新宿駅西口小田急デパート前で行いました。
当日は、好天に恵まれ、署名活動に参加された方は家族、当事者、支援者等50名もの方が参加さ
れました。ハンドマイクからは、「精神障害者にも医療費助成を!請願署名をお願いします!皆さん
のご協力で精神障害者が内科や外科歯科の治療にも繋がり、地域で当たり前の生活ができるようにな
ります!」と大きな声で呼びかけていました。
署名には、女子高校生のグループや若いサラリーマン、子供を背負ったお母さん、年老いたご夫婦
等沢山の方が応えてくれました。中には、募金までしてくれる方もおり、大きな励ましになりました。
当日集まった署名は500名、募金は約1万円と、二時間足らずの時間でしたがこんなに反響があ
るとは思いませんでした。
参加された皆様お疲れ様でした!
植松
【参考】
「精神障がい者も東京都心身障害者医療費助成制度(マル障)の対象とすることを求める」
(説明)
東京都の心身障害者医療費助成制度(マル障)は、医療保険の対象となる医療費、薬剤費等について国
民健康保健や健康保険などの各種医療保険の自己負担分から一部負担金を差し引いた額を助成する制度
ですが、その対象者は、身体障害者手帳1級・2級の方、及び愛の手帳1度・2度の方となっており、精
神障害者保健福祉手帳は対象外になっているものです。
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家族交流会
シュロの会・グループホーム
櫻の杜ハウス合同企画
合同交流会兼昼食会のご案内
皆様、今回初めての企画ですが、グループホーム櫻の杜ハウスの皆さんとの交流会と昼食会を行います。昼
食の後は、グループホームの見学や施設の利用の仕方、利用することで、自立生活への足がかりが出来ること
なども話してもらいます。一人でも多くの皆様の参加をお待ちしています。
1
日時 平成 29 年2月 12 日(日)12:00~15:00まで
2
場所 グループホーム櫻の杜ハウス・交流室 国立市富士見台1-25-21
JR 南武線谷保駅北口徒歩10分 電話042-573-2840
3
会費 お一人 1千円
4
昼食の内容
家族、当事者、関係者すべて同じです。
鯛の炊き込みご飯、天ぷら盛り合わせ、あら汁、漬物
5
申し込み
2月9日(木)まで
櫻の杜ハウスまで
電話042-573-2840
☆問い合わせ対応時間:9:30~17:00
第6回ミニ交流会
家族相談日
シュロの会
統合失調症は、いまや100人に1人がかかる病気といわれています。うつ病も今の複雑な現代社会では多
くなっています。もし、大切なご家族や大切な人が不調になってしまったら・・・
その時は、ひとりで悩みを抱えないでください。病気のこと、薬のこと、生活のこ
と・・・などなど、みんなで一緒に話しましょう。
○
日時
3月 26 日(日曜日)午後1時 30 分から
○
場所
くにたち福祉会館
○
主催
シュロの会
【相談された方の感想】
病院ではなかなか相談や病気の話を聞いてくれる人がいなくて大変でしたが、シュロの会のミニ相談
会で自分の話をしたところ、親身に聞いていただき、アドバイスもしてもらい、辛い時期を家族で乗り
越えることができました。ありごとうございました。
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今後の活動予定
【シュロの会】
○
2月 12 日(日曜日)家族交流会 合同交流会兼昼食会
~お魚を料理してみんなで一緒に食べましょう~
場所:櫻の杜ハウス
○
12 時から 15 時まで
3月 26 日(日曜日)第6回ミニ交流会 家族相談日
場所:くにたち福祉会館
○
午後1時 30 分から
4月 15 日(土) シュロの会総会
【その他の団体】・・・「NETWORK
○
たま」 からの情報
2月4日 (土曜日)午後1時 30 分~3時 30 分
「家族も本人もここちよく
~タッピングタッチ~」
講師: タッピングタッチ協会 認定インストラクター
場所: 社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会 法人本部ビル2階
問合せ: 相談支援事業・地域活動支援センター なびぃ
電話:042-571-3103 (火曜日~土曜日10:00~18:00)
○
2月 13 日(月曜日)午後2時~4時
「精神疾患の理解と家族の正しい対応のしかた」
講 師: 白石 弘巳 氏 東洋大学ライフデザイン学部教授
場 所: 稲城市地域振興プラザ4階 大会議室(東京都稲城市長沼2112番地の1)
問合せ: 稲穂会事務局 電話: 042-331-0259
会員の皆様からのコメントをお待ちしております。
自由広場
コメントは、家族会・ミニ交流会時やホームページのお問合せメールでお受け
しています。40文字以内でお願いします。(編集部)
年末は、自分のところで作ったもち
1 月 13 日にたまぷらねっとの新年会に
米で餅つきをしました。今年は薬が
参加させてもらいました。地域の中で
減ればいいな。(ま)
暮らしている精神障害者のヘルプサー
ビスをしている皆さんのご苦労に感謝
でした。美味しい料理でした。K.U
両方の親の病気の心配をしている毎
(k.u)
日で、バタバタです・・・。(M母)
編集後記
先日、精神疾患の親と暮らす子供の支援を考える研修に参加してきました。今まで私は、当事者が子供なの
で親の目線で病気に向かい合ってきましたが、今回は、精神疾患を抱えた親をもつ子供のダメージに対する支
援の必要性を研修しました。特に年齢が小さいほど、「僕のせいで、お父さん(お母さん)が病気になっちゃ
たの?」「お父さん(お母さん)、僕を怒らないで。」・・・。周囲にSOSを出すこともできないでいる子
供たちがいることを理解することが重要です。病気のため子育てが辛い
という方も多い中で、ネグレクト(育児放棄)にならないように、周囲
の支援と見守りがとても大切であることを改めて認識した研修でした。
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