「移民と人権―アメリカの移民政策に学び、日本の外国人政策を考える

くまもと県民交流館パレア 男女共同参画ワークショップ参加企画
移民と人権
―アメリカの移民政策に学び、日本
の外国人政策を考えるシンポジウム
日本は移民を受け入れていませんが、熊本県内
には、既に1万人をこえる外国人が住民として暮
らしており、その約3分の2が女性です。移住女
性は、多くの困難を抱えて暮らしています。
在福岡アメリカ領事館の領事を講師に招いて、
年間70万人を世界中から受け入れているアメリ
カの移民政策について学びながら、移住女性の人
権問題や、少子―高齢化の進行と労働力減少に直
面していく日本の外国人政策の現状と今後の在り
方を、市民とともに考える企画です。
企画内容:
1.「アメリカの移民政策」
講師 トーマス・ホイットニー氏
(在福岡アメリカ領事館政治経済担当領事)
*日本語による講演です。
2.「移民」をテーマとするアメリカ国務省のプロ
グラムへの参加者からの体験報告
3.「日本の外国人政策の現状と課題」
講師 中島 眞一郎
(コムスタカー外国人と共に生きる会代表)
4.質疑応答・ディスカッション
日 時:
2017 年
2 月 12 日(日)
13:30~16:30
場 所:
くまもと県民交流館
パレア 10 階
(会議室7)
〒860-0808 熊本市中央区手取
本町 8-9(テトリア熊本内)
*最寄りのアクセス:
バス・市電「水道町」停留所下車
主 催:
コムスタカー外国人
と共に生きる会
〒862-0950 熊本市中央
区水前寺 3-2-14-402
須藤眞一郎行政書士事務所
気付
TEL 096-383-4136
FAX 096-285-3411
参加費無料
定員 50 名
講
師
案
内
在福岡米国領事館 政治・経済担当領事 トーマス・ホイットニー氏
プロフィール
トーマス・ホイットニー氏は、横浜における米国
務省日本語研修所での研修を終え、2015 年 7 月に在
福岡アメリカ領事館の政治・経済担当領事として着
任。 2007 年に外交官として国務省入省後、ドミニ
カ共和国のサントドミンゴへ赴任。 その後、東京の
アメリカ大使館にて政治担当オフィサーとして、そ
して最近では、エチオピアのアジスアベバにあるア
フリカ連合のアメリカ合衆国代表部にて国連および
グローバルアフェアに関する主席アドバイザーとし
て勤務。
コネティカット州ニューヘイブン出身。イェール大学で社会学を専攻し卒業。 国務省
入省前に、チリのサンティアゴにある中学校で教鞭をとり、その後、ビジネス関連の翻
訳・編集サービス事業を経営。
妻と 3 人の子供を持つ。 ジョギング、読書、日本語学習を趣味とする。
アメリカ国務省主催の人物交流プログラム (International Visitor
Leadership Program=IVLP)とは
アメリカ国務省は、世界各国の中から、招待する国の未来のリーダーと認めた人々をア
メリカに招いて、様々なテーマごとにアメリカの文化や制度を学ぶために視察してもらう
プログラムを実施しています。2016年2月に約3週間にわたり全米5カ所を回り、「移
民」をテーマとするプログラムに日本から5名が参加し、そのうち3名(熊本市内1名、
福岡市内2名)が九州内在住者でした。今回のシンポジウムでは、この3名の参加者にも
来ていただき、アメリカでの移民をテーマとするプログラムに参加しての感想やアメリカ
の移民問題についてご報告してもらいます。
コムスタカー外国人と共に生きる会とは
コムスタカ―外国人と共に生きる会は、手取カトリック教会を連絡先に、1985 年に「滞
日アジア女性問題を考える会」として発足し、ダンサー・シンガーとして日本に働きに来
ているフィリピン人女性の被害救済のための活動から始まりました。その後、日本の国際
化や外国人の定住化により相談者の国籍や相談内容も多様化してきたため、1993年か
ら「コムスタカー外国人と共に生きる会」に改称しました。そして、2013年からは、
連絡先を須藤真一郎行政書士事務所に移し、現在に至っています。コムスタカは、無料人
権相談だけではなく、移住者・移住労働者問題に関する講演会やシンポジウム、映画会な
どの啓発活動、多文化共生社会の実現をめざして熊本県や熊本市などの行政関係機関への
政策提言も行っています。
託児サービスあります
シンポジウム参加者で、託児希望の方(1歳以上で小学校未就学児まで)は、2017 年 2 月 2 日までに予
約が必要です。主催者(コムスタカ—外国人と共に生きる会)にご連絡下さい。