資料4(都内における風しんの発生状況(2016年第1週から52週))

資 料 4
都内における風しんの発生状況(2016 年第 1 週から 52 週)
東京都健康安全研究センター
1.患者報告数の推移
2016 年の年間累計報告数は 19 人であった。特にピークはなく、0~3 人の報告が散発的に続
いている。
(人)
受理週別報告数推移 2016年1週~52週(1/4~1/1) 計19人
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51
(週)
2.保健所別報告数
31 保健所中 12 保健所から 1 人から 3 人の報告があった。
(人)
保健所別報告数 2016年1週~52週(1/4~1/1)計 19人
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
千 中 み 新 文 台 墨 江 品 目 大 世 渋 中 杉 池 北 荒 板 練 足 葛 江 八 西 南 町 多 多 多 島
代 央 な 宿 京 東 田 東 川 黒 田 田 谷 野 並 袋 区 川 橋 馬 立 飾 戸 王 多 多 田 摩 摩 摩 し
田 区 と 区
区 区 区 区 区 谷 区 区
区 区 区
区 川 子 摩 摩 市 立 府 小 ょ
市
川 中 平
1
3.年齢階級別・性別報告数
性別は男性 8 人、女性 11 人で女性の方が多かった。年齢階級別・性別でみると、報告数が多
いのは 1~4 歳の女性、20~24 歳の女性(各 3 人)
、30~34 歳の男性(2 人)であった。
(人)
年齢階級別 2016年1週~52週(1/4~1/1) 計19人
10
9
女性(11人)
8
男性(8人)
7
6
5
4
3
2
1
0
4.年齢階級別・ワクチン接種歴別報告数
報告された風しん患者をワクチン接種歴別でみると、1 回接種が 4 人、接種なしが 3 人、不明
が 12 人であり、接種なしと不明を合わせた割合は約 79%であった。20 歳以上では接種不明が
多かった。
(人)
年齢階級別・ワクチン接種歴別報告数
2016年1週~52週(1/4~1/1) 計19人
10
9
不明(12人)
8
なし(3人)
7
1回(4人)
6
2回(0人)
5
4
3
2
1
0
2
5.推定感染地域
推定感染地域は 19 例すべて「国内」であった。
6.年齢階級別・病型別報告数
病型別でみると、検査診断例が 12 人、臨床診断例が 7 人と検査診断例の方が多かった。また
年齢階級別・病型別でみると、1~4 歳はすべて臨床診断例であった。
年齢階級別・病型別報告数
2016年1週~52週(1/4~1/1)累計 計19人
(人)
10
9
風しん(検査診断例)12人
8
風しん(臨床診断例)7人
7
6
5
4
3
2
1
0
0歳
1~4歳
5~9歳
10~14歳
15~19歳
20~29歳
30~39歳
40~49歳
50歳以上
<参考>
1.風しん患者報告数の推移(2012 年~2016 年)
過去 5 年間でみると、大流行した 2013 年以降は毎年減少している。
受理週別報告者推移 2012年~2016年
(人)
200
2012年(計672件)
2013年(計3445件)
150
2014年(計99件)
2015年(計33件)
2016年(計19件)
100
50
0
1
3
5
7
9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53
(週)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
2.先天性風しん症候(CRS)患者報告数
2015 年以降、全国的に CRS 患者の報告はない。
3
8月
9月
10月
11月
12月