米国アイスクリーム事情

米国アイスクリーム事情
出典:2016年11月付 Dairy Foods
記事担当:Jim Carper
アイスクリームメーカーは、生産量・販売量ともに数字を伸ばしている。
新フレーバーを次々に発表し、消費者を惹きつけ、顧客層の幅を広げるため新しい市場にも参入している。
アイスクリームが復活した。昨年の売上高は 6%増、生産量は 2014-15 年に比較し 3.75%増となった。
乳製品メーカーにとって、復活したのは良いニュースだ。2014 年以降、生産量は 3.5%減の 8 億 6570 万ガロンに落ちていたが、
2015 年には 8 億 9770 万ガロンが生産された。アイスクリーム生産は、過去 5 年でもっとも高いレベルとなった。
IRI(Information Resources Inc.)によると、売上高は 6%増の 59 億ドル、販売個数は 6.5%増の 15 億個となった。平均単価は 2 セ
ント下がり 3.77 ドルとなった。
ほとんどのブランドが、売上高・売上個数ともに増加
家族経営の Wells Blue Bunny が Nestle・Unilever ブランドをいくつか追い越す
アイスクリーム業界の話題は ?
*売上高 6%増
*小売価格が下落
*生産量は約 3.7%増
*消費者はプレミアムアイスを求めるようになった
*買い物客は 1 人分用カップの選択肢を持つように
なった
*アイスクリームは今や "スナック"と認識されている
*コーヒー・海塩フレーバー登場
*メーカーが内容成分ラベルを一新
*レストランがアイス関連のメニューを作る