バイオセーフティレベル4施設における 致死性ウイルスの研究

近畿大学医学部免疫懇話会・微生物学セミナーシリーズ 共催
近畿大学医学会学術講演会
近畿大学大学院医学研究科 共通実験的・臨床的研究D項目認定
米国コロンビア大学 感染・免疫センター 研究員
NIH, NIAID, Rocky Mountain Laboratories 兼務
奥村 敦 博士 講演
バイオセーフティレベル4施設における
致死性ウイルスの研究
平成29年 2月13日(月) 午後6時 研究棟 6階会議室
奥村博士は獣医師の資格と獣医学博士の学位を
取得後、防衛大学校勤務を経て渡米され、ジョン
ズ・ホプキンズ大学で研鑽を積まれて、米国研究獣
医資格を取得されました。その後ペンシルバニア大
学などで業績を積まれ、現在はコロンビア大学と国
立アレルギー感染症研究所を兼務されて、ロッキー
マウンテン研究所の巨大なBSL4施設で、新興ウイ
ルス感染症研究に従事されています。この間の、エ
ボラウイルス感染に対する抵抗性遺伝子解析の業
績は、Science誌にも掲載されています。
今回は、BSL4施設を駆使した、エボラウイルス宿
主感受性の遺伝的解析や、マーモセットを用いた
中東呼吸器症候群の動物実験について、最新の情
報を報告頂きます。
医学部・附属病院・ライフサイエンス研究所、
東洋医学研究所の教職員、大学院生、学生
多数の来場を歓迎します。
担当: 免疫学教室