みずほインサイト 政 策 2017 年 2 月 16 日 農産物輸出の拡大に向けて 政策調査部主任研究員 産地間連携や輸出先の規制等への対応が鍵 03-3591-1304 堀 千珠 [email protected] ○ 2016年の農林水産物・食品の輸出額は前年比0.7%増の7,503億円にとどまったが、農業関係者が輸 出への取り組みを拡大しつつあるなかで、牛肉ほか一部の農産物は輸出額を大きく伸ばした。 ○ 輸出業者や卸売市場の取り組み事例をみると、農産物輸出を拡大していくうえでは、産地間連携や 輸出先の規制等への対応が重要なポイントであると考えられる。 ○ 上記ポイントを踏まえて、政府には戦略的な輸出拠点の指定や国際的認証の取得に対する支援の強 化等に取り組むことが求められる。 1.はじめに 政府は現在、農林水産物・食品の輸出額を2019年までに1兆円以上とすることを目標に掲げて、輸出 促進に注力している。同輸出額は2015年に前年比21.8%増の7,451億円となったが、2月11日に発表さ れた2016年の実績は水産物の不漁等を受けて、同0.7%増の7,503億円にとどまった(図表1、2016年は 速報ベース)。ただし、2016年の輸出額を品目別にみると、牛肉(輸出額136億円、前年比23.1%増)、 乳製品(同126億円、31.1%増)、援助米を除くコメ(同27億円、21.2%増)、ぶどう(同23億円、50.4% 図表 1 農林水産物・食品の輸出額推移 (億円) 8,000 水産物 7,000 林産物 6,000 加工食品 5,000 農産物 4,000 3,000 2,000 1,000 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (注)2016 年は速報ベース。 (資料)農林水産省「農林水産物輸出入情報」より、みずほ総合研究所作成 1 2016 (年) 増)、いちご(同11億円、35.3%増)といった農産物の輸出額は高い伸びを示している。農業関係者 の間では、新たな市場開拓を目指して輸出に取り組む動きが拡大しつつあり、政府の目指す「農業の 成長産業化」への寄与が期待される。 そこで本稿では、輸出業者や卸売市場による取り組み事例、政府による輸出支援の動向を踏まえた うえで、今後の農産物輸出拡大に向けた課題を明らかにすることとしたい。 2.早期からの産地間連携で成果をあげてきた九州農産物通商株式会社 まず、輸出業者の事例として、海外市場向けの集荷・販売体制を構築した先駆者と位置づけられる 九州農産物通商株式会社を取り上げる(以下、「株式会社」の表記を省略)。同社の前身である福岡 農産物通商株式会社は、福岡県内の農協(JA)グループが2001年頃から柿やいちごの輸出に取り組む ようになり、その実績がある程度積みあがったことを受けて、福岡県、福岡県農業協同組合中央会、 全国農業協同組合連合会(全農)等の共同出資により2008年に設立された。その後、福岡県内各地の JAや企業の出資も受ける形となり、事業の広域化に伴って2016年には社名を九州農産物通商に変更し た。2016年末には取引関係を強化する観点から台湾の輸入業者からの出資も受け入れ、今日に至って いる。 2015年度の同社の輸出額は4億6,839万円で、輸出先別の構成比をみると香港が65.4%、台湾が28.9% を占める(図表2)。他の輸出先としては、タイ、シンガポール、米国、EU(欧州連合)等がある。主 な輸出品目は、いちご、さつまいも、柑橘類、なし等である。 九州農産物通商の特徴は、九州を中心とする全国の産地から、輸出向け商品の直接調達を行ってい る点にある。2008年に福岡農産物通商が設立された当初、同社は出資者への配慮等から福岡県産農産 物の仕入れに重点を置くとともに、仕入先との関係構築のために卸売市場の相場よりも高い価格で産 地からの農産物仕入れを行っていた。この結果、仕入コストが高く、小ロット取引のもとで輸送コス トも割高となる状態が続いていた。そこで2代目の代表取締役は、全国の産地の農産物を卸売市場経由 で仕入れる体制へと切り替え、コスト削減や事業規模の拡大を進めた。ただし、卸売市場経由での仕 入れには、輸出先の規制・ニーズにきめ細かく対応しにくい等のデメリットもあるなかで、3代目の現 代表取締役は、九州をはじめとする全国の産地に協力を呼びかけ、卸売市場の相場をベースとする直 接取引の拡大に取り組んだ。現在は産地調達が仕入れ額の約7割を占めており、一部の輸出先向けには、 産地と連携して動植物検疫や残留農薬基準への対応を図っているとのことである。 九州農産物通商が重点戦略として近年掲げているのが、産地間連携である。日本の農産物輸出は、 図表 2 区分 輸出先別 産地 (都道府県)別 仕入経路別 九州農産物通商の輸出額構成(2015 年度) 構成比 香港65.4%、台湾28.9%、タイ2.6%、シンガポール0.9%、米国0.6%、EU0.6%、 その他(ロシア、カナダ等)1.0% 福岡14.4%、鹿児島9.4%、宮崎5.0%、大分2.6%、熊本2.4%、長崎1.0%、佐賀 0.3%(九州計35.1%)、その他64.9% 産地調達:約7割、卸売市場経由:約3割 (資料)九州農産物通商資料より、みずほ総合研究所作成 2 主に自治体の支援を受けて展開されてきた経緯から、香港、シンガポール、タイといった輸出先では、 日本の農産物同士が産地間競争を繰り広げているといわれている。また、各産地がそれぞれスポット 的に小ロット輸出を行う傾向が強く、低コストで周年的な(すなわち、特定の時季に限らず年間を通 じた)取引関係を構築することが共通の課題となっている。だが、産地間連携が進めば、競争を回避 できるのみならず、取引ロットの拡大やこれに伴う輸送コストの低減、取引の周年化にもつながると 期待される。 九州農産物通商は、自ら全国の産地の農産物を仕入れて輸出するほか、全農や九州内の複数自治体 が企画した輸出をとりまとめる実務を担うケースもあり、既に産地間連携に一定の成果をあげている。 同社では今後、九州だけでなく関西・中部・東日本の港でも周辺の各産地から仕入れた農産物を海上 コンテナで定期的に共同輸送する産地間連携の体制を構築し、さらなる輸送コストの削減や事業拡大 へとつなげることを展望している。 3.市場再整備にあわせて輸出拠点化を目指す成田市公設地方卸売市場 次に、卸売市場の事例として、日本を代表する国際空港の近くで農水産物の輸出拠点化に取り組む 成田市公設地方卸売市場(以下、成田市場)を取り上げる。成田空港から西方8kmの距離にある成田市 場は開設から約40年を経て設備の老朽化が進んでおり、成田市は2020年の再整備を機に同市場を輸出 拠点へと転換させることを目指している。 このきっかけとなったのが、2014年に成田市が国家戦略特区1に指定されたことである。指定に際し、 同市は「エアポート都市構想」を掲げ、具体策の一つとして成田市場内で検疫、通関といった農産物 の輸出手続きを一元的に行う案を示した。特区指定を受けて成田市は、2014年に千葉県、関東農政局、 同運輸局、成田国際空港株式会社、農業者、卸売業者、物流業者等と成田市場輸出拠点化研究会を設 立し、輸出拠点化に向けた検討に入った。同研究会は、2015年に成田市場輸出拠点化推進協議会(以 下、協議会)へと組織替えして現在に至っている。 これまでの協議会の主な成果は、2015年に成田市場内で輸出手続きのワンストップ化の効果を実証 したことである。輸出額は約60万円と小規模であったが、植物防疫官と関東農政局職員の無償派遣を 受けたうえで、農産物(なし、いちご、さつまいも等)の植物検疫や産地証明書の発行、爆発物検査 を市場内で行い、各手続きの同時進行および検査場所等への輸送時間の短縮を図った。この結果、集 荷した農産物の手続きを約90分で終えて成田空港に搬出することができた。輸出先の英国では、小売 店での物産展を開催したほか、現地バイヤーを招待して日本大使館でのレセプションを行った。さら に、2016年にはマレーシア、米国、ドイツ向けにも輸出を行ったほか、成田市場の移転候補地を成田 空港の滑走路脇に決定するといった進展もみられた。 成田市は、成田空港の海外への就航便の多さや同市の国家戦略特区への指定に加え、成田市場が有 する集荷機能や輸出手続きのワンストップ化といった利点を背景に、2020年に完成する新市場を農水 産物輸出の空輸拠点へと育成していく方針である。これを受けて同市や協議会は今後、東日本を中心 に産地とのネットワーク構築を図るとともに、輸出先の規制やニーズへの産地の対応力を高めるべく、 成田市場に海外バイヤーと産地関係者や卸売業者が農産物を実際に見ながら直接商談できる場を設け ること等を計画している(次頁図表3)。 3 4.産地間連携や輸出先の規制等への対応の重要性 先駆的な輸出業者である九州農産物通商と、卸売市場としてこれから本格的に輸出拠点化を図ろう としている成田市場は、業態や業歴に違いはみられるものの、事業の方向性において共通している点 が二つある。 一つは、広域にわたる産地との連携を視野に入れていることである。先に述べたとおり、産地間連 携は過当な競争の回避に加え、取引ロットの拡大、輸送コストの低減、取引の周年化につながると期 待される。もう一つは、輸出先の規制等への産地の対応を重視していることである。現状では、規制 による制約がほとんど無い状態で日本の農産物を輸出できるのは、香港、シンガポール、マレーシア といったごく一部の国・地域に限られるといわれており、その他の地域へ輸出するためには、農産物 を生産する段階から動植物検疫や残留農薬基準等の各種規制に対応する必要がある。また、次項で詳 しく述べるように、海外の取引先から国際的な認証を求められるケースもある。 産地間連携、輸出先の規制等への対応は、ともに農産物輸出に取り組むうえでの重要なポイントで あるといえる。産地間連携を進めるうえでは関係者間の役割分担や利害調整に手間がかかることが予 想されるほか、輸出先の規制等への対応についても多くの産地が人手不足に悩むなかで実施が容易で ないと考えられるが、輸出拡大に向けては農産物の生産・流通に携わる関係者が協力して課題克服に 努めていくことが求められよう。 5.政府に求められる戦略的輸出拠点の指定や国際的認証の取得に対する支援強化 さらに、農産物の輸出拡大には政策的支援も重要となる。近年、政府は農業の成長産業化を経済再 生に向けた重点戦略の一つとして掲げるなかで、農産物の輸出促進に注力しており、輸出関係者にと って事業環境は概ね改善しつつあるといえる。 主な取り組みをみると、2014年から2015年にかけて政府は、コメ、牛肉、茶、花き、青果物の品目 別輸出団体を組織し、従来は産地別に実施されることが多かった海外での販促活動やマーケティング 図表 3 項目 稼働時期 候補地 成田市場の輸出拠点化構想 内容 2020年 成田空港の滑走路脇(面積約9.5ヘクタール) 主な関係者 ・成田市 ・成田市場輸出拠点化推進協議会メンバー 輸出拠点 としての利点 ・海外への就航便の多さ(成田空港) ・国家戦略特区への指定(成田市) ・卸売市場としての集荷機能、 輸出手続きのワンストップ化(成田市場) 今後の計画 ・東日本を中心に産地とのネットワークを構築 ・市場内に海外バイヤーと産地関係者等が直 接商談できる場を整備 (資料)成田市へのヒアリングに基づき、みずほ総合研究所作成 4 調査を全国の輸出関係者が品目別に協力して行う基盤を構築した。また、2016年には、産地間連携の 推進、生産段階からの輸出先規制や国際的認証への対応、輸出向け物流拠点の整備、諸外国の輸入規 制緩和に向けた省庁間連携の強化、輸出手続きの簡素化、等を基本方針とする「農林水産業の輸出力 強化戦略」や、海外で日本産農産物のプロモーションを展開する組織(通称、日本版SOPEXA2)の新設 等を示した「農林水産物輸出インフラ整備プログラム」を策定した。農林水産業の輸出力強化戦略を 受けて2016年度補正予算では、輸出向け物流拠点の整備を支援する農畜水産物輸出拡大整備事業(予 算額195億円)や、オールジャパン体制での海外における品目別プロモーションを支援する「農林水産 物の品目別輸出促進緊急対策」(同30億円)等が実施の運びとなった。 しかし、輸出関係者による産地間連携や輸出先の規制等への対応を加速させていくためには、さら に踏み込んだ施策が必要とみられる(図表4)。例えば、産地間連携についてみると、品目別輸出団体 の組織化を受けて産地間リレーによる周年出荷の体制構築や物流拠点の整備が進められているなかで、 品目ごとに戦略的輸出拠点を全国で3~5カ所指定し、同拠点からの輸出を重点的に支援するといった 「選択と集中」に基づく施策の実施が考えられる。輸出拠点が集約化されれば、同拠点を活用する輸 出業者を軸として産地間での協力関係が生まれやすくなるとともに、輸出コストの削減や輸出先での 販売競争力の向上が進みやすくなると期待される。 また、輸出先の規制等への対応についてみると、政府は2014年度以降、農産物輸出時に海外の取引 先から求められるケースが多いGLOBAL GAP3等の認証を初めて取得する農業者を対象として、審査費用 や施設改修費用等に対する補助金を支給している。また、2016年に民間団体が新たに作成した、国際 的に通用しうる日本発の認証「JGAP Advance4」の普及にも取り組んでいる。ただし、農林水産省が2015 年度末に調査した全国4,391産地のうち、GLOBAL GAPやJGAPに取り組んでいる産地は2%にとどまる。 今後は、認証取得を加速化させる観点から、環境保全に資するGLOBAL GAP等の認証を保持する産地に 対して環境保全型農業直接支払交付金5を支給する等の新たなインセンティブも検討していく必要が あろう。なお、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、大会規定によりGLOBAL GAP 等を取得した産地から出場選手向けの食材を調達することが義務付けられる予定であり、同イベント で供給される農産物を確保するうえでも認証取得の加速化が待たれる6。 図表 4 <課題> 農産物輸出の拡大に向けた課題と政策的支援の方向性 <これまでの主な政策> <今後求められる政策> 産地間 連携 ・品目別輸出団体の組織化 ・輸出向け物流拠点の整備に対する支援 ・戦略的輸出拠点の指定 (品目ごとに3~5カ所に集約) 輸出先の規制 等への対応 ・GLOBAL GAP等の認証取得時に補助金を 支給 ・JGAP Advanceの普及推進 ・認証取得のインセンティブ追加 (例:GLOBAL GAP等を保持する産地への 環境保全型農業直接支払交付金の支給) (資料)みずほ総合研究所作成 5 6.おわりに 近年、メディアを通じて国民が農産物輸出の話題に触れることが多くなったが、実は農産物輸出額 は国内産出額に対してわずか2.5%にとどまっているのが現状である(2015年実績)。人手不足により 農産物の増産余地が限られるなかで、農業者の間では、輸出は国内で販売していた分を一部振り替え ることになるだけで収益拡大にはつながらないとの考えが支配的で、総じて輸出への取り組みには消 極的な姿勢が目立つ。 しかし、福岡県産のいちご「あまおう」を例にとると、アジア向け輸出量の増加が同商品の国内で の取引単価アップに寄与しているといわれており7、農産物輸出の拡大が輸出取引以外の部分で農業者 の収益拡大につながるケースもある。また、輸出先の規制等に対応する過程で、その手間に見合った コストとマージンを農業者が販売価格に上乗せできれば、輸出取引の部分で収益拡大を図ることが可 能となる。人口減に伴う国内需要量の縮小傾向も視野に入れると、農業者が農産物輸出に取り組む意 義は大きいといえよう。 今後、農産物輸出の「主役」ともいうべき農業者が、政府の支援強化や輸出業者・卸売市場等の働 きかけに応え、産地間連携や輸出先の規制等への対応を通じた輸出拡大への取り組みを積極化させて いくことに期待したい。 1 2 3 4 5 6 7 国家戦略特区とは、安倍政権の成長戦略である「日本再興戦略」 (2013 年 6 月閣議決定)に盛り込まれた、特定の地 域等に限定して規制緩和や優遇税制を行う枠組みを指す。 SOPEXA とは、フランス食品振興会(Société pour l'expansion des ventes des produits agricoles et alimentaires) の略。同振興会は、農水産物の輸出促進を図ることを目的として 1961 年にフランス食料農業漁業省によって設立さ れ、2008 年に民営化された。日本貿易振興機構(JETRO)の報道資料によれば、2016 年 7 月時点で 26 カ国に拠点を 有し、52 カ国でマーケティングを展開しているとのことである。政府は JETRO の組織を活用して、日本版 SOPEXA を 設立する計画をたてている。 GLOBAL GAP とは、欧州の大手流通小売業者団体が中心となって定めた農産物認証。現在では 80 カ国以上で認証取得 が行われており、世界の大手流通小売業者・食品製造業者が農産物の仕入先に同認証の取得を義務付けているケー スも少なくない。GAP は Good Agricultural Practice(農業生産工程管理)の略で、食品安全、環境保全、労働安 全等について農業者が実施すべき事項を明確化し、記録や評価によって生産工程を管理する仕組みを指す。実際に は、肥料・農薬の使用、作業機械の点検、出荷履歴をはじめとする幅広い管理項目がある。 JGAP とは、政府が 2010 年に策定した「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」に準拠して一 般財団法人日本 GAP 協会が定めた GAP 認証。日本国内に複数ある GAP 認証のなかでは唯一、海外でも利用されてい る。JGAP Advance とは、JGAP を国際的な取引にも通用するように高度化したもので、政府は 2017 年度に同認証の 国際規格化を目指している。 環境保全型農業直接支払交付金とは、自然環境の保全に資する農業生産活動を支援するために政府が農業者等に年度 単位で支給する交付金。有機農業等の活動が支給対象となっており、実施面積に応じて定額が支給される(有機農 業の場合は 1,000 ㎡当たり 8,000 円) 。2016 年度の予算額は 24 億円。 東京オリンピック・パラリンピックで提供する出場選手向けの食材については、2017 年 1 月 19 日付の日本農業新聞 において、日本では海外に比べて GLOBAL GAP 等の認証取得が進んでいないことや、「現状のままでは五輪で国産で の安定量確保は厳しい」と農林水産省農業環境対策課がコメントしたことが紹介された。 例えば、2017 年 1 月 21 日付の日本経済新聞に掲載された記事では、2016 年の福岡産あまおうの平均卸価格が他品種 に比べて 2 割程度高いとしたうえで、 「香港やシンガポールなどアジアの富裕層向けの大消費地があまおうの高値を 支えている」と分析している。 ●当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに 基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。 6
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