フリードリヒ・エーベルト財団について 1925年に設立されたフリードリヒ・エーベルト財団 (FES)は、社会民主主義の伝統に根差すドイツで最も歴 史ある政治財団です。ドイツ初の民主的選挙によって選出 された大統領フリードリヒ・エーベルトの名を冠したFES の成り立ちと使命は、エーベルトの政治的遺産を受け継ぐ ものです。 Friedrich-Ebert-Stiftung For social democracy www.fes.de [email protected] FESは政治財団として、社会民主主義の基本理念と価値 観、すなわち自由・正義・連帯を重視した活動を行ってい ます。これがFESを社会民主主義や自由労働組合に結びつ けています。FESは非営利組織として自律的かつ独立した 活動を展開しています。 東京事務所 〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館4F Tel: 03-6277-7551 Fax: 03-3588-6035 http://www.fes-japan.org/ offi[email protected] ボン本部 Godesberger Allee 149 53175 Bonn Germany Tel: +49 228 883-0 Fax: +49 228 883-9207 ベルリン本部 Hiroshimastraße 17 und 28 10785 Berlin Germany Tel: +49 30 26935-6 Fax: +49 30 26935-9244 121の国内・在外事務所 facebook.com/FESonline twitter.com/FESonline youtube.com/FESonline フリードリヒ・エーベルト財団 FESの目標 活動内容 FESは次のような社会の実現を目標としています。 FESは以下の活動を通じて社会民主主義の支援・強化に取り 組んでいます。 • 連帯の価値観に基づき、出自・性別・宗教に関係なく政 治・経済・社会・文化に参加する機会をすべての市民に等 しく与える自由な社会 • 健全で生き生きとした民主主義と、全ての人がディーセン トワーク(働きがいのある人間らしい仕事)に就ける持続 可能な経済成長 • 教育機会の充実とヘルスケアの向上を実現すると同時に、 貧困を克服し、生活上の困難から市民を守る福祉国家 • 欧州をはじめ全世界の平和と社会の発展に貢献する国家 • 政治教育活動-FESは市民社会の強化を目的とした活動を 行っています。FESのドイツ国内での政治教育プログラム は、政治・労働組合・社会へ市民が積極的に参加するの意 欲を高め、その可能性を与えるとともに、情報を提供し、 必要な能力を習得させようというものです。また、ディス カッションや意思決定プロセスへの市民の参加意欲を高め る活動もしています。 • 有能な若手人材の支援-FESは低所得家庭や移民出身の 大学生や大学院生に奨学金を給付し、教育における民主 主義の向上に貢献しています。 • 社会民主主義の集団的記憶-社会民主主義と労働組合の 歴史的ルーツを人々の記憶に留めるために、FESのアー カイブ、ライブラリー、現代史プロジェクトを通じて社 会政治研究と歴史研究を支援しています。 • シンクタンク-FESは経済・社会・教育政策の重要な問題 点と、民主主義を促進する主要課題に関する戦略を策定し ています。シンクタンク・学術機関・政治家が一堂に会 し、国内・欧州・世界レベルでの公正かつ持続可能な経 済・社会秩序について議論する公開討論の場を設けていま す。 • 国際協力-100カ国以上に拠点を構えるFES事務所のネッ トワークを駆使し、平和協力と人権に関する政策支援を通 して民主的・社会的・立憲主義的構造の確立と強化を促進 するとともに、自由労働組合と健全な市民社会の先駆者と して活動しています。FESは欧州統合プロセスにおいて、 社会民主主義に則った競争力ある欧州の促進に積極的に関 わっています。 660 名 職員 1億5200 万ユーロ 予算(2014年) 2,800 人 奨学生(大学・大学院) 100 万冊 図書館の蔵書 2,600 件 56,000 メートル ドイツ国内での催し物 所有する資料を 並べた全長 フリードリヒ・エーベルト財団(FES) 東京事務所の活動 フリードリヒ・エーベルト財団(FES)東京事務所は1967年に FES Asian Labor Institute (FESALI)の名称で開設され、以 来、国際対話に重点をおいて活動しています。特に、日独両国 に共通の問題における議論の活発化を目標としています。 FES東京事務所では政治家、研究者、労働組合の間の交流を 促進しています。また、様々な分野の著名な専門家を日本に招 き、次のようなテーマの講演会、国際シンポジウム、懇談会等 を開催してきました。 ● 国際環境・エネルギー問題 ● 欧州と東アジアにおける地域統合 ● 外交・安全保障をめぐる議論 ● 歴史問題・戦後和解 ● 社会の少子化・高齢化対策 ● 労働問題と組合の役割 ● 消費者団体の役割と消費者保護 ● 移民の社会統合
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