社員・家族の労苦に報い 15,000円の賃上げを!

発行:国鉄労働組合西日本本部 / 〒530-0034 大阪市北区錦町2番2号 国労大阪会館内
第2号
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NТТ06-6358-1190 (FAX)06-6353-7849 2017年2月14日
社員・家族の労苦に報い
15,000円の賃上げを!
国労 「『賃金と生活実態調査』では毎月赤字の家計と答えた組合員は56%
を超えている。これまでの社員の労苦に報いるためにも大幅な賃上げを
求める。」
会社 「当社の賃金水準は相当なレベル。先行き不透明な状況の中要求は非
常に厳 しいものである」
国労西日本本部は、2月13日西日本会社に対し「闘申14号」における20
17年賃金要求の趣旨説明を行った。国労西日本本部は「昨年9月に実施し
た国鉄労働組合の『2016年度賃金と生活実態調査』において、毎月の家
計赤字があるとする組合員は回答者の56.4%。借金理由では「住宅」76.
5%がトップ。消費税増税、物価の上昇、JR健保保険料率アップなど社
会保障費等の負担増、また、電気・ガスをはじめとする公共的料金の値
上げ等々、労働者世帯の家計を圧迫し、生活水準は劣悪なものとなって
いる。生活改善要求額は平均で社員は36,979円、シニア社員は40,583円
となり、組合員は大幅な賃金引上げが必要としている。1兆1241億円(大
阪労連ビクトリーマップより)の内部留保が積み上げられてきたのは社
員の労苦があったからこそ。利用者が安心して利用できる鉄道のために
日々邁進している労働者とそれを支える家族の為にも15,000円の賃上げ
を。」と強く求めた。西日本会社は「これまでの努力には感謝するが、
先行きの状況が不透明の中での組合の要求は厳しいものである。」との
見解を示した。国労は「今次交渉で真摯に議論すること。国労は今春闘、
強い決意を持って臨んでいく。」ことを強く申し入れた。